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| 講習会/2019年10月号 |
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| ドイツパンをもっと普及させたい | |
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高江直樹講師の話 ドイツパンは、これから広めていきたいパンだと思っている。今日デモンストレーションするドイツパンの数々を、本日の昼食として、ハムとチーズ、バター、ピクルスなどと一緒にお出しするので、食べていただきたい。ドイツパンはそのまま食べると酸味が目立つが、バターを塗ると、酸味がマイルドになってずいぶんおいしくなる。その上で、ハムやチーズをのせて食べるととてもおいしく食べられる。ドイツパンを食べやすくして広めていくために、シロップに漬けたフルーツを練り込んだドイツパンも紹介するが、これだとそのままおやつ感覚で食べられる。そういったところから、ドイツパンをどんどん食べていただきたい。そして、皆さんの店でドイツパンを少しずつ作っていただいて、食べ方の提案を行いながら、試食をどんどん出し、販売していただければ、ドイツパンも広まっていくのではないかと思う。今日は、ドイツパンに使うサワー種の作り方や、サワー種からルヴァン種を作る方法も紹介したいと思う。
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| パン・ド・ロデヴ | |
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フランス南部の町、ロデヴに伝わるパンで、多加水の生地を布をはった発酵かごに入れてホイロをとる。
【配合%】 フランスパン用粉(灰分0・45%)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 フランスパン用粉(灰分0・42%)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 セミドライイースト‥‥‥0・2 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・2 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・4 ▼ルヴァン種‥‥‥‥‥‥‥‥30 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70 足し水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L2分(オートリーズ30分後(写真1)、塩、ルヴァン種投入)L4分H10〜20秒(足し水投入)L6分H10〜20秒(写真2) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥22度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥1時間(パンチ)1時間(パンチ)1時間 大分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥2キロ 分割‥麺台にライ麦粉をしいて生地を広げ(写真3)、生地を軽くのばして(写真4)、8等分する(写真5) ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥なし 成形‥‥‥‥‥分割したままの生地をバヌトン型に入れる(写真6) ホイロ‥‥‥28度C80%40〜50分 焼成‥‥上火270度C下火260度C35分(スチーム注入、途中で上火240度C下火230度に下げる) ▼ルヴァン種 【一番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥100 初種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L3分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥27度C5時間 【二番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥100 一番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L3分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥27度C5時間 【三番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥100 二番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L3分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 発酵‥‥‥‥‥27度C4〜5時間 【四番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥90 ライ麦粉(細挽)‥‥‥‥‥‥‥10 三番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L3分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 発酵‥‥‥‥‥27度C4〜5時間 冷蔵保存‥‥‥‥‥‥‥2〜3日 高江講師のコメント 二回パンチして生地に弾力をつけて、高温で焼成して浮かせる。成形は、麺台にライ麦粉をしいて、その上に生地を広げ、端っこがなるべく薄くならないように調整して八等分し、そのまま、発酵布を取り付けた型に入れる。生地はガス抜きをしておらず、緩んだままなので、ホイロは長持ちしない。よってホイロは早めに出すようにする。使用しているルヴァン種の初種は、ドイツパンに使用するサワー種を使用している。 |

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| パネトーネ | |
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ルヴァン種を使用して作るやや軽めのパネトーネ。
【中種配合%】 超強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85 ルヴァン種‥‥‥‥‥‥‥‥‥35 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥43 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥L3分(バター投入)M5分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥28度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥30度C3〜4時間(およそ3倍に膨らむまで) 【本捏配合】 超強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・8 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・5 ビタミンC液‥‥‥‥‥‥0・2 オレンジオイル‥‥‥‥‥0・3 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 レモンピール‥‥‥‥‥‥‥‥15 サルタナレーズン(シロップ漬け)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55 オレンジピール‥‥‥‥‥‥‥15 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L3分M4〜5分(バター投入)M3〜4分(レモンピール、サルタナレーズン、オレンジピール投入)L1分(写真7) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥28度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥30度C1時間 分割‥‥‥‥‥‥‥540グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥なし 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥丸め直してパネトーネ型に入れる ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥16〜18度C18時間(ホイロ後卵を塗り、十字にカットを入れる=写真8) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火170度C下火170度C40分〜 高江講師のコメント パネトーネ種ではなく、ルヴァン種を使っている。砂糖と油脂の配合がそれぞれ50%以下であれば、ルヴァン種でも問題なくできる。 |
| フルヒトブロート | |
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ロッゲンミッシュブロートの生地にフルーツを練り込んで作る食べやすいドイツパン。
【サワー種配合%】 ライ麦粉(細挽)‥‥‥‥‥‥‥‥25 初種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・25 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22・5 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥L5分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C 発酵‥‥‥‥‥‥27度C18〜20時間 【本捏配合%】 ライ麦粉(細挽)‥‥‥‥‥‥‥‥20 ライ麦粉(粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥35 サワー種‥‥‥‥‥‥‥‥‥47・5 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62〜 ▼ドライフルーツ(シロップ漬け)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥L5〜6分(ドライフルーツ投入)L1〜2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥5〜10分 分割‥‥‥‥‥‥‥‥940グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥5分 成形‥ワンローフ形に成型して白ごまをまぶし、ワンローフ型に入れる(写真9) ホイロ‥‥‥‥28度C80%1時間 焼成‥上火200度C下火220度C1時間(スチーム注入、前蒸気1回後蒸気8回、2分後にダンパ―を開け3分後にダンパーを閉じる) ▼ドライフルーツ 【材料%】 ワイルドブルーベリー‥‥‥‥50 クランベリー‥‥‥‥‥‥‥‥20 アプリコット(刻み)‥‥‥‥‥10 ▽シロップ‥‥‥‥‥‥‥‥50〜 【工程】 ①ワイルドブルーベリー、クランベリー、アプリコットを器に入れて、シロップを入れ、1日置く ②(1)をざるにあけ、余分なシロップを切る 高江講師のコメント フルーツは、ラム酒などの洋酒に漬けただけではあまりおいしくならない。シロップを炊いて、熱いシロップに漬けこむことによって、フルーツがシロップをたくさん吸い込んで、おいしくなる。甘みを増したフルーツとロッゲンミッシュブロートの生地がうまい具合に調和されて、とてもおいしいパンに仕上がる。 |
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