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| インタビュー/2018年7月号 |
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| 油断せず、新展開目指す - ベーカリーハンスローゼンの馬渕邦之社長 | |
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神奈川県川崎市内の東急田園都市線・宮前平駅近くに本店のあるベーカリーハンスローゼンは、1974年(昭和49年)創業の老舗ベーカリーだ。店舗販売の他、移動販売も運営する。創業当初はドイツパンに力を入れていたが、取り上げる時期が早すぎたのか、シェアは徐々に縮小し、現在の形に落ち着いた。バターロールを毎日1000個販売するとともに、食パン類をラックオーブンを使用して20種類以上焼き上げる。2年前の店舗移転による影響を受けながらも、迎賓館赤坂離宮での商品販売を呼び込んだ3代目社長、馬渕邦之さん(50歳)の話を聞いた。
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―――移動販売車でも営業をしていますね。 馬渕 いま、営業車は2台です。販売場所は東急沿線が中心です。販売する商品は店舗と同様です。10時30分にフランスパンが焼き上がるのを待って、出発します。1度に持って行く数と1週間のスケジュールは決まっています。歩合制ですので販売場所は営業者自身が選択しています。ただ、いつもは1万円の売り上げが期待できる幼稚園で、急な保護者会で通常通りにはいかないこともあります。計算できない部分もあって、結構大変です。 ―――販売方法は、店舗、移動販売、卸しの3形態ですね。これらを支えている商品の一つはバターロールと聞きました。 馬渕 支えの一つではあります。1日1000個を販売します。 ―――何故バターロールなのでしょう。 馬渕 私が入社したのは12〜13年前ですので、その辺のいきさつははっきりとは分かりませんが、お客様に毎日パンを食べていただきたいとの思いがあったようです。店舗ではばら売りをしますが、東急ストア内では5個入り280円で販売しています。 角食は1日に140本 ―――売り場を見ると食パンが充実しているようですが。 馬渕 食パンは20〜30種類あります。ラックオーブンを使っているので、一度に70本焼き上げられます。角食(1斤税込190円)は2種類ありますが、それぞれ毎日70本焼成します。つまり角食は140本ですね。 ―――他の食パンは何本焼き上げるのですか。 馬渕 基本は毎日10本です。通常の食パンにあんやレーズンを入れた商品もありますが、特徴のあるものとしては、天然酵母を使った「ナチュラルカントリーブレッド」、油脂にポークラードを使用した「ウインザーブレッド」などがあります。「ウインザーブレッド」はハムとチーズがよく合いますので、お客様に薦めています。それに、胚芽全粒粉入りの商品や黒糖入りの物もあります。 ―――それらを売り切るのですか。 馬渕 ほぼ売り切ります。東急ストアに卸した商品は賞味期限の1日前に引き上げて、自店舗で価格を下げて販売します。無駄にはしたくありませんのでね。 一工夫で人気商品に ―――創業時からの人気商品はありますか。 馬渕 いわゆるロングセラー商品は結構ありますが、中でもお薦めの一つが「モンプルンダー」です。リッチな生地にクルミやチョコがたっぷりと入ります。30年以上前から販売する「ハワイアンスイートブレッド」も人気です。バターや卵をふんだんに使っています。 ―――最近の商品では何かありますか。 馬渕 「塩ワッサン」かな。材料メーカーに薦められたのですが、一工夫して雑穀入りの生地を使ってドイツパンぽく作りました。お客様には、バターが多く入るので、温めて食べることを薦めています。 ―――お客さんの評判も良さそうですね。 馬渕 嬉しいことです。でも、今年は季節の変化が例年と異なり対応に苦慮しています。実は、2年前のデリカガーデンからの移転には戸惑いもありました。そこでの長い経験があったがために営業的には安心していました。来年には池上線沿線への出店も決まりましたので、デリカガーデン改装オープン再出店後は、2年間の経験を踏まえて、新たな展開を考えなければなりません。 | ||||||||||||||||


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