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| インタビュー/2018年9月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 地域を意識した店づくり - ゴンノベーカリーマーケットの権野亮介代表 | |
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東京・江戸川区、東京メトロ東西線・西葛西駅から徒歩10分ほどの場所にゴンノベーカリーマーケットがある。80品目のパンを揃える他に約20席のカフェコーナーがあり、朝と昼に食事も提供する。土曜日には400人以上の来店客がある。中でも母子連れが多いのが印象的だ。北海道産小麦を100%使用した商品も人気だという。この夏には、店舗規模を拡大し、同じ江戸川区内に移転する予定だ。店舗移転の目的としては、従業員の労働時間短縮や、地域に向けてのパン教室の開催やマルシェの実施などが挙げられる。パンのある食卓を実現しようと努力を惜しまない代表の権野亮介さん(37歳)に話を聞いた。
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約8割の商品に内麦を活用
―――他にもこだわりの食材を使った商品はありますか。 権野 特別に材料にこだわっているわけではありません。例えば、「パン・ド・ロデヴ」という商品はライ麦から起こした「天然酵母」を使っています。内麦100%使用の商品です。 ―――最初から内麦100%で作ったのですか。 権野 そうです。試しに作ってみたのですが、スタッフの受けが良くて、販売に踏み切りました。お客様の反応もよくて安心しました。今では、定番商品の一つです。この商品の生地にマカダミアナッツとチョコチップを加えたショコラの評判がいいですね。 ―――内麦を使った商品は他にもありますか。 権野 「キタノカオリ100」という商品があります。まさにキタノカオリの全粒粉を100%使用した商品です。食事パンとして人気の一つです。 ―――菓子パンにも内麦を使っていますか。 権野 菓子パンは内麦を使うとしっとり感が出ますね。と言っても、主原料は外麦です。内麦を混ぜることで商品そのものの良さが活かされているなと思われたパンに内麦を利用しています。 内麦の使用量の違いはありますけど、トータルで見ると約8割の商品に内麦が使われています。内麦の使用量が増えたのは、あくまでも結果です。特に意識はしていません。 ―――内麦を使うと価格に影響があるのでは。 権野 確かに値段は少し高くなります。7年前のオープン時と比較すると、原価率は上がっています。とりわけ、新商品を作ったときは少し高めの価格設定になってしまいます。原価とのバランスを取るのは難しいですね。 ―――内麦の銘柄は。 権野 キタノカオリとユメチカラです。ユメチカラは食パンに使っています。スタンダードの食パンは外麦のみで製造しています。 ランチでパンの食べ放題も ―――先程ドンクで修業したとの話でしたが。 権野 10年間勤めました。独立して7年になります。 ―――3年前には移転の話があるなど順調なようですね。 権野 そんなことはありません。1年目は大変でした。特に8月と9月には苦労しました。転機は2013年の2月にテレビ取材を受けたことです。風向きが変わりましたから。 ―――以来順調ということですか。 権野 営業的には申し分ないと思っています。いま、製造担当者は4人です。平日は250人、土曜日は400人以上のお客様に利用していただいています。土曜日は母子連れが多いですね。売り上げ的には横ばいといったところですが、この夏は今のところ、落ちています。 ―――カフェコーナーを設置したのはいつですか。 権野 開店して2年目です。隣のバーが店を閉めたので、カフェ用にと手に入れました。朝と昼に食事に利用していただいています。ランチの時のパンの食べ放題がお客様を呼び込んでいるのかも知れません。 ―――これまでの積み重ねが新店舗づくりにつながったようですね。 権野 ここは私の地元です。店名は地元の仲間が気軽に来れるようにと名付けました。新たな店舗での商品作りに加えて、パン教室やマルシェなどを通じて、今以上に地域に溶け込めればと思っています。 |


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