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| お店拝見/2026年8月号 |
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ショーケースに並ぶパンは一つひとつが大きめに作られており、税込み400〜600円の価格帯だ。最も人気があるのは、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの顔がそれぞれモチーフになったクリーム入りの菓子パン「ちいかわパン」「ハチワレパン」「うさぎパン」で、いずれも価格は税込590円。幅11センチほど、高さ4センチほどの大きさだ。 「パンを手に持ってご自分の顔の横に並べて撮影されるお客様が多くいらっしゃるのですが、その際パンの大きさがある程度ある方が映える効果があると思います」(西さん) 成形はキャラクターの顔をモチーフにした形の抜き型を使用。抜き型で作った2枚の生地の間にクリームを入れて貼り合わせ、焼成する。焼成後チョコやチョコペンなどで顔のパーツのトッピングをする。 キャラクターとパンのそれぞれの魅力を融合 商品開発や技術指導などを行った澤田さんは「世界観の表現と、お客様のニーズに応えること、この二点を特に重視して、考えを整理したり試作を重ねていきました」と語る。 「生地の発酵や焼成、チョコペンを使用して表情を描くなどの手作業によって、キャラクターたちの魅力が最大に発揮されたものになるか否かが決まります。どんな手法を使うか、作業はどのようにしたら一定の品質を維持していけるかなどを考えて、製造の技術指導も併せて進めていきました。また、ちいかわベーカリー特有のニーズは撮影やギフトの用途ですので、クリームはサンドして入れるという成形の仕方にすることで、形崩れが起きにくいようにしました」(澤田さん) パンの見た目のデザインについては、愛知県でベーカリーのシェフを務めている澤田さんのパン職人としての観点が盛り込まれている。 「子どもたちのために行ったパン教室で、作ったパンを見て子どもたちが『かわいい』と目を輝かせて言うんですよね。パン職人の自分も感じる、パンの見た目のかわいらしさやおいしそうに見えるといった特徴と、キャラクターたちの魅力をつなげることができたらという思いが、開発の根底にあります。ですから、キャラクターそのものの色にするのではなく、パンの香ばしさが伝わる色に焼き上げていたりします。パンの価値ってなんだろうと、改めて考えさせられましたね。また、パンを作る技術をこうした形で、世の中に貢献させてもらえるいい機会をいただけたと思っています」(澤田さん) 「ちいかわベーカリー」は大阪府のJR大阪駅直結の商業ビルに6月26日、関西初の国内2店舗目がオープンした。同店限定のパンは「ちいかわたこせんバーガー」で、ちいかわをモチーフとしたバンズの間から、たこ焼きが顔を出している見た目にも独自性の高い商品となっている。 SHOP DATA 店名:ちいかわベーカリー 住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-30-3東急プラザ表参道「オモカド」3F 電話:03-6721-1515 営業時間:午前11時〜午後8時(最終入店6時) 定休日:なし 品揃え:パン約20品目 スタッフ:非公開 店舗面積:非公開 日商:非公開 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●予約制を導入し、混雑を抑えながら来店満足度の向上につなげる。
●写真映えする売場と商品で、自然なSNS拡散を促す。 ●見た目だけでなく、持ち帰りやすさまで考えて商品設計をする。 ●「ちいかわ」の世界観を守りつつ、パン本来のおいしさを追求する。 |

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