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| レポート/2025年8月号 |
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看板商品である食パンの他に、パン好きに人気を博しているのがハード系のパンだ。パン職人がアイデアを出し合って切磋琢磨する集まりに参加した際、「『フロイン堂』の煉瓦窯は、ハード系のパンを焼くのに向いているのでは?」という言葉をもらった隆さんが一念発起。 「わたしが店を手伝うようになった頃はパンのラインナップも少なくて、食パン以外のパンも焼いてみようと、ハード系のパンを作り始めました」(隆さん) 同時に天然酵母にも興味を持ち始めた隆さんが、レーズン種、サワー種などを使って天然酵母パンの製造を開発。「カンパーニュ」(税込1200円)や「バゲット」(税込500円)は、食パン同様に、外側のクラストの香ばしさ、内側のクラムのしっとり感が特徴的だ。 また、今でこそ、スタンダードになりつつある「ライ麦パン」は、ライ麦粉100%で作っている。 「販売し始めた20年前はなかなか認知されず、苦労しました。『クリームチーズやはちみつと合わせてどうぞ』などと食べ方の提案を書いたポップを出してみたり、口頭で食べ方を伝えているうちに、じわじわと認知されていきましたね」(隆さん) 現在は、このライ麦パンだけを目指してやってくる外国人客や「ライ麦100%のパンを探していたんです」と喜ぶ客も多数。 「『メニューに使いたくて』『コースの一品にしたいので』と買ってくださるカフェや天ぷら屋さんもいて、ライ麦パンの可能性を感じました」(隆さん) ライ麦パンから派生した「フロッケンセザム」(1本税込1080円)は、ライ麦生地にラム酒に漬け込んだレーズンとくるみを合わせ、まわりに黒ゴマをまぶして焼成したアレンジパン。 「酸味の強いライ麦パンを少し食べやすくしたいと考えました」(隆さん) 窯の余熱を利用して焼く、ビスケット、バターケーキといったスイーツ類もまた人気商品。すべての商品は、戦災も震災もくぐりぬけてきた強運の煉瓦窯が生み出す唯一無二の味だ。 SHOP DATA 店名:フロイン堂 住所:〒658-0072兵庫県神戸市東灘区岡本1丁目11-23 電話:078-411-6686 営業時間:午前9時〜午後6時 定休日:日曜、祝日、第1、第3、第5水曜 品揃え:パン約12品目、菓子約2品目 スタッフ:製造常時2〜3人、販売常時1〜2人 店舗面積:売り場約10坪、厨房約10坪 日商:平日約10万円、土曜約13万円 | |||||||||||||||||||

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