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| タイアップ企画/2017年9月号 |
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| 安価な提供が可能になった - 金長暢之オーナーシェフに聞く | ||||||||||
金長 「モーンデニッシュ」という商品を長い間作っています。「モーンバックマッセ」とカスターを1対1の比率で合わせて混ぜ、デニッシュ生地で巻いて作ります。 ドイツでモーンペーストの入ったパンを食べると本当に美味しいんです。自分の店でも商品にしたいと思っていたのですが、材料を探していたら当時とても高かったんです。これでは手頃な値段で売り出せないとしばらく諦めていたのですが、数年後に材料の価格が下がって来て「よし」と、商品化に着手しました。 私は定期的にドイツに行って、自分のパンが現地の味と離れていないかチェックしています。出来るだけドイツの味に添ったものを日本で提供したいからです。「モーンバックマッセ」はそういう観点から品質がいいと判断して導入しました。 売れ行きは一日10個程度です。主力商品ではありませんが、5年以上の間、毎日売れますし、固定ファンがついてくれたのだと思います。ドイツパンを扱っているベーカリーですから、モーンの味を提供する商品があるのは大事なことだと思っています。 ──「モーンバックマッセ」はどのような使い方をするのに適していると思われますか? 金長 ペーストの中につぶつぶ感があるのがモーンペーストの魅力です。私はこれをフィリングとして、ある程度素材のまとまった状態でその食感と味を楽しんでもらうのがいいと考えて「モーンデニッシュ」を作りました。別の商品で使うとしても、同じように、モーンの食感と味を提供できる使い方がいいと思っています。 ──今後の「モーンバックマッセ」を使った商品開発で、やってみたいことなどがあればお聞かせ下さい。 金長 ドイツで、デニッシュにホエイとモーンペーストを混ぜたものをクリーム状にして、デニッシュ生地に入れて巻いた菓子パンを見た記憶があります。ドイツでの使われ方をヒントに新しいレシピを考えると面白いでしょうね。 焼き菓子に入れたり、ライ麦パンのトッピングとして使ったり、サンドイッチに使ったりしたら面白いのではないかと思います。アイデアは色々浮かびますね。生地にモーンペーストをのせて巻くと断面にも個性が出ますし、白あんとも味の相性が良さそうに思います。 ただ、あまりドイツの商品から離れた創作パンにはしたくないですね。「モーンデニッシュ」も、食べたお客様に「ドイツで食べたパンみたい」「ドイツパンの味ってこうだよね」などと言っていただけると嬉しいですから。 モーンを初めて食べる人もいるでしょうから、モーンペーストのいいところを提供できるパンがやはり一番いいと思います。これまで日本であまり知られていなかったモーンペーストという食材の美味しさを、本格的なドイツパンを提供できる店が、協力し合って伝えていけたら、お客様にももっとパン食を楽しんでもらえるでしょうね。 | ||||||||||

| 黒ケシの実ペースト、モーンバックマッセ | |
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