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| お店拝見/2023年4月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

値ごろ感があることも魅力の一つとされている同店。それもそのはず、20年前の開業からこれまで、1、2度しか値上げをしたことはなかったという。しかし昨年10月、このところの原材料費高騰で値上げに踏み切った。全商品を10円ずつ値上げした。 「根底には、パンは日常のものなので値段の高いものにはしたくないという思いがあります。他店と比べたら当店は低価格なんですが、今回の10円の値上げでも、値上げ後に店内をふと見ると高いなと思ってしまうんですよね。開業時の価格設定が低くてそれに慣れてきてしまったところがあるかもしれません」(井上さん) 夏前までには、全商品あと10円ずつ値上げをする予定だ。 「夏の売り上げが下がる前までには、上げておきたいです。人件費もどんどん上がっていますから、値上げせざるを得ませんね」(井上さん) コロナ禍に突入したとき、売り上げが前年比120%となり、それが半年間ほど続いた。製造が追いつかないほどで、午後7時閉店のところ3時頃には売り切れてしまっていたという。営業時間はその後感染対策の意味で6時閉店に繰り上げ、現在に至る。 「営業時間はコロナ禍以前に戻そうとは思っていません。人手不足の状態で従業員の週休2日を維持していかなければなりませんから、むしろあと一時間繰り上げたいくらいです。ですが、閉店前の1時間は、会社帰りに立ち寄る人などの確かな需要があるので難しいですね。今は定休日なしで営業していますが、今後定休日を作ることも考えています」(井上さん) SHOP DATA 店名:ブーランジュリー オーヴェルニュ 住所:〒124−0012 東京都葛飾区立石6‐5‐7 電話:03‐3691‐5102 営業時間:午前7時〜午後6時 定休日:なし 品揃え:220品目 スタッフ:製造兼販売常時8人 店舗面積:売り場4・5坪、厨房16・5坪、折り込み室7坪 月商:約1000万円 | ||||||||||

| この記事の読みどころ
●ヨーロッパのパンと日本のパンの自然な共存のポイントは、品質が高いこと。
●急速冷凍を導入することで、人手不足の中でも、パンの品数を維持。 ●値上げしないことを旨としてきたが、材料急騰で値上げに踏み切る。 ●コロナ禍突入時には売り上げが20%伸びた。 |


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