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| お店拝見/2004年7月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 異空間 - 石窯パン工房パンデモルデ | |
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5月中旬、千葉県我孫子市に、石窯パン工房パンデモルデがオープンした。店内に大きなスペイン製の石窯を設置。オープンカフェ風のスペースやキッズコーナーなども設け、顧客らを楽しませている。キーワードは、「異空間」。イタリアンのシェフだった湯川剛志店長の総指揮のもと、製造、販売のスタッフらが、さまざまな試みを実践している。
住所 千葉県我孫子市天王台2-3-25 電話 04-7181-8970 営業時間 午前9時〜午後8時 |


| 2時間以内に販売するためのさまざまな工夫 | |
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「2時間以内に売りさばく」がパンデモルデの目指すところだ。
「いつ来ても焼きたて」のコンセプトを徹底させているのが「自家製のカレーパン」。入店してすぐの目立つ場所に置かれた金属製の背の高いしゃれたスタンドに陳列されている。 カレーパンは、基本的に30分ごとに少量ずつ揚げている。1日20回前後揚げることになる。カレーフィリングを包んでパン粉をつけた状態で冷蔵庫に入れておき、必要に応じて出して常温に戻し、ホイロをとって揚げる。冷蔵庫から出して、店頭に並ぶまで約1時間30分。 コロッケパンなどの調理パンも、売り場のトレーを見ながら、順次追加していく。もちろんコロッケなどの揚げ物もそのつど揚げる。「温もりがあるうちに食べてほしいですから」(湯川さん) こうした新鮮なパンに加えて、販売スタッフらの「売るトーク」(湯川さん)が、来店客らの購買意欲を刺激する。 湯川さんは、元々はイタリアンのシェフだった。イタリアで修業したこともある。「レストランでは、常連さんにその場で『お味はいかがでしたか』と料理を作ったシェフが聞きに行きます。ベーカリーもそうしたことが大切だと思うのです」(湯川さん) 湯川さんのこうした経験を生かして、イタリアンテイストの惣菜をサンドしたサンドイッチにも力を入れて入れている。 「アイデアを出し、時期によっていろいろなサンドイッチを作っていこうと思っています」 石窯パン工房パンデモルデは、1号店を千葉県印西市に昨年11月にオープン。今回取材した天王台店は2号店だ。 コンセプト作りや店舗の設計施工は、店舗設計・施工のダイユーが関わった。 天王台店はオープンからまだ1カ月だが、1号店に比べて、高齢者のニーズが多いのが特徴だそう。「こしあんぱん」(100円)や「塩豆大福あんぱん」(140円)など、木製のトレーが似合う商品が多い。 とはいっても、来店客の年齢層は幅広く、子供から年配者まであらゆる人たちに愛されるベーカリーを目指している。 厨房が約30坪、売り場が約20坪。スタッフは、湯川さんの総指揮のもと、製造スタッフが5〜6人、販売スタッフは常時4〜5人の体勢。 品揃えはおよそ90品目。窯は、石窯のほか、ミベのオーブン(3段)が1台あり、石窯ではおもにハード系など全体のおよそ6割のパンを焼いている。 「パンの匂い、石窯、キッズスペース、パラソル、コーヒーの無料サービス、販売スタッフのトークなどで、異空間を創造したいですね」(湯川さん) |

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