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| 海外情報/2001年3月号 |
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| 「トレンド」と「ファッド」を区別。個性化商品の開発が活発。恐竜クッキーは「ファッド」。ヘルシー志向は「トレンド」
文・高橋秀尚(�螢僖鵐錙璽襯病緝充萃�役、海外情報研究会主宰)
前回は欧米におけるベーカリー業界の団体組織のいくつかをご紹介したが、お店とか企業の盛衰を左右するのは、商品開発力であることは確実である。そして特にアメリカでは前述のような各種団体が、機関誌・セミナー・展示会を通じて新商品の紹介や [顧客トレンド] の紹介を行っている。 そのトレンドであるが、今最も重要なことは物(商品)の流れが従来の「製造・販売者」サイドから「顧客主体」に変わったことではなかろうか。 この指摘は今さら改めて言う必要もないと思うが、アメリカの現場での実例をあげてみよう。 [商品開発]の新手法 少し難しくなるが、商品には [登場期] [上昇期] [絶頂期] [下降期] そして [終焉期] がある。このパターンを繰り返している。いかなるヒット商品もやがては売れ行きが止まる終焉期を迎える。これを [商品サイクル] と呼ぶ。 ただし、食品類を含めて [日常生活に絶対に欠くことの出来ない商品] は、ほぼ例外とされる。つまりトレンドに影響されることの少ない商品である。そのトレンドだが、大別すると次のような2つの流れに分けられる。 ◇ (1)一過性の流行に左右されて作られた商品(これを「ファッド」商品と呼ぶ) アメリカの例として、ヒットした映画作品に合わせて開発された [ジュラシック・パーク恐竜クッキー] がある。恐竜ブームが終わるとクッキーも下火となった。この流行は一時のものであって人間が本質的に求めるものではないということだ。 (2)人々が本質的に求めるもの(これをトレンドと呼ぶのが正しい) もっともわかりやすいのは [ヘルシー志向] の食品類。例えば減塩、糖分、油などの食商品は成人病の増加とともに開発が盛んだ。おそらくこのトレンドは10年ほど前から注目されているが、現在ではこれらの商品特性は当然のこととされている。つまり、以前のトレンドは今や定着していると言える。 ◇ ベーカリーが新しい商品を考える場合には一体その商品を(1)(2)のどちらに区分すべきかを、スタートの時点で定めることが必要である。 次回は実例をあげてさらに詳しくお話をする。 |




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