記事の閲覧
| <<戻る |
| ブランスリー新聞/2000年12月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 製パンラインをダイヤ化。生産性が20〜40%向上 - テクノバ
パン生産管理ソフト開発のテクノバ(大阪市浪速区、弘中泰雅社長、電話06‐6630‐7812)は、製パンラインの生産効率を20〜40%向上させる生産管理ソフトの販売を始める。現在、中堅製パンメーカーの工場の実情に合わせた生産管理ソフトを開発中で、来年2月にインテックス大阪で開かれるモバックショウで発表の予定だ。
同ソフトの名称は、「アッチェレランド(Accelerando、音楽用語で、「だんだん速く」の意味)。 ベーカリーの効率的な生産スケジュールを作成するコンピューターソフトで、ライン各工程の空き時間であるアイドルタイムを合理的に削減し、作業者の負担を増すことなく、生産性を向上させる。 製パン工場は、毎日品目ごとの注文数によってラインを稼動させるが、経験的に決められた、ほぼ単一の生産順序のため、受注の変動に対応できず、効率的な生産ができていないのが現状という。 最も生産効率がいいとされる食パンラインでも、ラインが稼動している時間の20%程度のアイドルタイム(待ち時間)があるという。 アッチェレランドは、パン生産の膨大な生産順序の組み合わせの中から、注文や工場の状況などの実情に合った効率的な生産スケジュールを、独自のアルゴリズムで導き出して、わかりやすい工程表として出力する。 作業者が指示に従って作業を行うことで、最も効率的な生産ができる。 ラインの無駄なアイドルタイムを削減することで、労働生産性が、20〜40%向上する可能性があるという。 テクノバによると、日本の製パン産業は、他産業に比べて生産性が極めて低く、今後国際競争にさらされた場合などを想定すると、苦戦を強いられるのは必至だという。 テクノバの弘中社長は「パンの生産ラインの運行は鉄道に例えて考えていただくとご理解いただける。過密スケジュールで電車が走ってもぶつからないのは、ダイヤ化されているため。アッチェレランドは、乗客数に合わせて、電車が常にほぼ満席の状態で隙間なく走っている状態と同様に、製パンラインを稼動させるためのコンピューターソフトです」と話している。 |



2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。






