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| 講習会/2001年10月号 |
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| 日本のパンと独仏のパンの講習会 - 第3回製パン技術特別講習会 | |
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帝国ホテルベーカリーシェフの金林達郎氏が、酒種あんパンやパン・オ・ルヴァンなどの、日本菓子専門学校製パン技術学科課長の鈴木信明氏が、パンアラビエールやファインシュメッカーブロートなどの製造実演を行った。主催は、日本菓子専門学校。
講師=金林達郎氏(帝国ホテルベーカリーシェフ)、鈴木信明氏(日本菓子専門学校製パン技術学科課長) 主催=日本菓子専門学校(東京都世田谷区、電話03−3700−2615) 開催日=9月4日 場所=日本菓子専門学校(東京都世田谷区) |

| ●あんパン(酒種添加) | |
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「100%加糖中種法」と呼ばれる製法で作るあんパン。「4〜5日はふわふわのまま」(金林講師)だという。
【配合%】 《中種》 強力粉………………………100 生イースト……………………3・5 砂糖……………………………5 ショートニング…………………5 全卵…………………………15 酒種……………………………5 水……………………………28 《本捏ね》 食塩…………………………0・8 砂糖…………………………20 全卵……………………………8 水………………………………2 【工程】 《中種》ミキシングL3分M2分、捏ね上げ温度26度C、発酵1時間30分 《本捏ね》ミキシングL5分M6〜7分、捏ね上げ温度28〜30度C、発酵20〜25分、分割25グラム、ベンチタイム30分、成形→こしあん30グラムを包み、人差し指で中央にくぼみを作り、桜の花をトッピングする。ホイロ36度C85%1時間〜1時間10分、焼成→上火を強くして6〜7分 ▼酒種 【材料グラム】 ご飯…………………………750 糀……………………………240 生イースト……………………15 砂糖…………………………75 水……………………………680 【作り方】 (1)容器に、ご飯、糀、砂糖、生イーストを入れる(2)[1]に水を加えて(生イーストの部分に水を注ぐようにして、生イーストを最初に溶かし)、混ぜ合わせる(3)22〜24度Cの場所に16〜20時間置く 金林講師の説明 本捏ねのミキシングで、最初のL(低速)は、砂糖が生地と完全になじむようになるまでまわす。通常は5分程度。生地は、手でのばしてできる薄い膜が、新聞の細かい文字が透けて読めるくらいになるまで、ミキシングする。 酒種は、1時間ぐらいすると、ご飯が水を吸って「ぽろぽろ状態」になるが、1日たつと、糀がご飯を溶かし、「しゃばしゃば状態」になってくる。 酒種は、65度Cまで活性を保つので、これを配合したパンは窯伸びがいい。 |

| ●パン・オ・ルヴァン | |
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オートリーズ法で作るルヴァン種配合のパン。セミドライトマトや松の実などを練り込む。
【配合%】 フランスパン用粉(テロワール)…………………………………94 ライ麦粉(細挽き)………………6 インスタントイースト…………0・05 食塩…………………………2・4 ユーロモルト…………………0・3 ルヴァン種……………………35 セミドライトマト(オーストラリア産)…………………………………30 松の実…………………………5 ドライオニオン…………………1 水……………………………64 【工程】ミキシング(スパイラルミキサー使用)L2分(オートリーズ15分)L4分H2分(セミドライトマトなど投入)L1分、捏ね上げ温度24度C、発酵26〜27度C2時間(30分の時点でパンチ)、分割220グラム、ベンチタイム20分、成形→ナマコ、ホイロ28度C70%2時間、焼成上火240度C下火230度C 金林講師の説明 ミキシングで生地をある程度しっかり捏ねる。いろいろ入るのでグルテンの伸展製を高めておく。オートリーズ15分後に再びミキサーを回して、グルテンがつながったと思われる時点で塩を投入する。塩が混ざりきるのと同じタイミングで生地が捏ね上がるようにする。ルヴァン種への塩の配合が0・5%と少ないので、塩の配合は多めにしてある。 ルヴァン種は、小麦のふすまからおこしたものを使用。何回か種継ぎをして、pHが、4・2〜4・4になるように調整する。 |

| ●パンアラビエール | |
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黒ビールを50%配合したパン。鈴木講師がフランスで製法を学んだ。
【配合%】 フランスパン用粉(リスドウル)…………………………………50 全粒粉(全粒粉D)…………50 生イースト………………………6 塩………………………………4 黒ビール……………………50 発酵生地……………………60 水………………………………5 【工程】ミキシングL4分ML5分、捏ね上げ温度25度C、発酵25度C40分、分割350グラム、ベンチタイム15分、成形→ブール、ナマコなど、ホイロ1時間〜1時間30分(布どり)、焼成240度C40分(スチームをたっぷりと注入、20分たった時点で窯の設定温度を220度Cに下げる) ※焼成前にスプーンで▼アパレイユ・ア・ティグルを上面に塗り、その上にライ麦粉をふる。 ※だれやすい生地なので、塩の配合が4%と多い。 ▼アパレイユ・ア・ティグル [配合グラム] ライ麦粉(特キリン)………100 生イースト………………………5 砂糖…………………………10 ビール………………………150 [工程]全材料をよく混ぜ合わせ、約2時間発酵させる。 |
| ●パンオシードルエオポンム | |
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シードル酒を50%配合した製品。鈴木講師がフランスで学んだパン。
【配合%】 フランスパン用粉(Fナポレオン)…………………………………70 ライ麦粉(ファイン)……………10 強力粉(カメリヤ)……………20 生イースト……………………2・5 食塩……………………………2 発酵生地……………………20 シードル酒……………………60 りんごのピュレ…………………20 りんごの角切り(1センチ角)………40 【工程】 ミキシングL3分ML6分(りんごの角切り投入)L1分(りんごの角切りが混ざるまで)、捏ね上げ温度26度C、発酵1時間、分割350グラム、ベンチタイム20分、成形→ブール、ナマコ、ホイロ1時間10分、焼成240度C30分(蒸気をたっぷりと注入、20分たった時点で窯の設定温度を210度Cに下げる) |
| ●ファインシュメッカーブロート | |
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へーゼルナッツ、ヒマワリの種、松の実などを配合したパン。ファインシュメッカーはドイツ語で「グルメ」の意味。
【配合グラム】 フランスパン用粉(ラインゴールド)……………………………4000 強力粉(カメリヤ)……………500 ライ麦粉(ファイン)…………500 生イースト……………………100 食塩…………………………150 粉末モルト…………………100 水…………………………2750 ヘーゼルナッツ……………400 大豆の粗挽き粉…………1000 ヒマワリの種………………1000 松の実………………………200 水(25度C)………………2400 【工程】ミキシング(スパイラルミキサー使用)L3分ML5分、捏ね上げ温度28度C、発酵15分、分割600グラム、ベンチタイムなし、成形→ブール、ナマコなど、ホイロ40分、焼成230度C45〜50分(スチームをたっぷりと注入、20分たった時点で窯の設定温度を210度Cに下げる) ※ヘーゼルナッツ、大豆の粗挽き粉、ヒマワリの種、松の実は、ミキシング前に、2400グラムの水(25度C)に漬けて、4時間程度おき、ふやかした状態にしておく。講習会では、大豆の粗挽き粉が入手できなかったので、コーングリッツで代用した。 |
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