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| お店拝見/2025年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

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水分たっぷり、アイデアぎっしり
週に4日ペースで、10種類以上のバリエーションの中から日替わりで1〜2種類を提供しているのは、リュスティックなどの高加水の生地で作るパン。 リュスティックは「なすのトマトとろとろ煮」(税込380円)や「醤油とあおさ」(税込380円)など約5種類。 直径21センチほどの丸型に焼いた高加水パンは、フランボワーズピューレを練り込んだ生地に、みかんやマンゴーなどの5種類のドライフルーツ、チョコチップ、くるみを入れた「フランボワーズ5種のフルーツ」(6分の1サイズ税込380円)やココナッツやプルーン、カシューナッツ、マンゴーなどを入れた「ココナツとプルーン カシューナッツとマンゴー」(6分の1サイズ税込380円)など約5種類。 「高加水の生地作りは、3年ほど前から始めました。最初のきっかけは、ベーカリーや消費者のSNSの投稿を見るようになったことですね。今こんな風になってるんだって驚きもあって、ベーカリー巡りをしばらくぶりに再開しました。そんな中で高加水のパンにはまって、作ってみたらグルテンを形成していく従来のパンとは全く違うので面白いと思ったし、『玄米パン』の生地と扱い方に似ていることにも気付きました。手数が少ないので、全体の作業工程にほぼ影響なく、商品化できましたね」(太郎さん) 高加水のパンは、みずみずしい食感と独自性の強い食材を組み合わせた商品展開が特に好評だ。 同店のパンは、珍しい食材を使ったものが多いのも人気の理由で、最近ナタデココをチーズレモンクリームに入れた「ナタデココとチーズレモン」(税込280円)を販売。 約8年前に発売したのは、当時まだ認知度の低かったデーツを練り込んだ砂糖不使用の「デーツブレッド」(税込480円)で、現在も固定客がおり週に2日販売している。 「お客様の一歩、二歩先で、大道ではなく少しななめ横にそれるような感覚の商品開発を意識しています。そして自分の中で、面白いと思えるかどうかという基準も大事にしています」(太郎さん) SHOP DATA 店名:個性パン創造アルル 住所:〒124-0013東京都豊島区巣鴨1-21-11 電話:03‐3694−3337 営業時間:午前9時〜午後8時 定休日:第4月曜、第2水曜、木曜 品揃え:約70品目 スタッフ:製造常時1〜3人、販売常時1〜2人 店舗面積:売り場約6坪、厨房約8坪 日商:平日約9万円、土日祝約12万円 |

| この記事の読みどころ
●「余情残心」の精神で食べる人のことを思い手を抜かずパンを作る。
●玄米パンやかぼちゃパンなど、健康と個性を両立させた商品を開発。 ●銀色食パンは素朴な素材の特徴を活かして商品を差別化。 ●王道を外した独自路線で商品開発を楽しむ。 |

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