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| お店拝見/2024年12月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

売れ筋商品の価格は「バター香るメロンパン」が税込203円、「つぶあんぱん」が税込192円、「チーズの羽根」が税込213円、「牛肉カレーパン」が税込289円などと、200円前後となっている。 「特別なときだけでなく、毎日来てもらえる店を目指していますから、あらゆるコストが上がっているからとは言え、買いやすい価格帯は守っていきたいと思っています。また、値上げをする際は一律ではなく、例えばソーセージの値上げがあればソーセージを使った商品だけに限って行い、できるだけお客様への負担が少なく済むようにします」(星野社長) 20年以上様々なベーカリーのコンサル業を行ってきた星野社長だが、やはり近年コスト高に関する相談は増え続けているという。 「価格高騰については、光熱費、人件費、原材料費を三大要因として捉えています。まず光熱費と原材料費は、細かいところから見直すなどして、ある程度改善できると思います。そして最低賃金の引き上げや働き方改革によって上昇が続く人件費ですが、この対処こそ一番重要だと思っています。やはり一人当たりの生産性をいかに上げていけるかということになってきますので、そのための教育を充実させ、労働環境の整備に努めていかなければなりません。『コムギノホシ』に限らず、当社のコンサル部門でも、同様のことを各ベーカリーのオーナー様にお伝えしています」(星野社長) 同店は現在、常時社員が2〜3人でアルバイトが常時約6人勤務しているが、アルバイトは学生が多く、勤務時間は短めだという。 「学生に限らず、都内だとダブルワークをされている方も多いので、長時間勤務はなかなか難しいですね。短時間でも仕事を覚えていただけるような仕組み作りなどが必要です」(星野社長) 同店のロゴや看板は水色を多用している。水色は星野社長が一番好きな色だ。 「青系の色は少し前まで、食欲減退の色ということで、当社のコンサル部門でもお勧めしてこなかったのですが、近年はオーナー様の好みを優先していただくようにしています。当店の開業で実感しているのですが、私自身が好きな色に囲まれて楽しく働くことによって、周りのスタッフにその楽しさが伝染していく効果があると思っているんです。その甲斐あってか、勤務時間を増やそうとしてくれるスタッフが増えてきて嬉しく思っています」(星野社長) SHOP DATABakery コムギノホシ 経堂 住所:〒156−0052 東京都世田谷区経堂1−23−13 電話:03‐6432−6077 営業時間:午前10時〜午後8時 定休日:火曜 品揃え:約60品目 スタッフ:製造常時4人、販売常時4人 店舗面積:売り場約8坪、厨房約11坪、休憩室約3坪、トイレ・洗面室約1坪 日商:平日約30万円、土曜、日曜、祝日約40万円 | ||||||||||

| この記事の読みどころ
●こまめに少量を焼き上げ、商品の回転率を高める。
●コスト高については、光熱費、人件費、原材料費を三大要因として捉えている。 ●夜の需要喚起のためにロスパンから作るクラフトビールを提供。 ●夕飯用のサラダや総菜なども販売していきたい。 |


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