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| 特集/2024年11月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| コラボ商品が人気を博す | |
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コラボ商品で若年層へアピール
スカイツリーが竣工した翌年にオープンした「元禄堂」の東京スカイツリータウン・東京ソラマチ本店は、オープンしてから11年が過ぎた。商品そのものは変わらなくても、異なる形で多くの人々の心を魅了し続けている。 「長期にわたって継続してご購入いただいている常連のお客様は大体100人ほどいらっしゃいますが、ソラマチ本店では、特に土日を中心に観光客の方も多くお越しになります。当社としては、『生とろあんぱん』をきっかけに、若い世代の方々にもあんパンをもっと楽しんでいただきたいと考えており、さまざまな形でコラボ商品にも力を入れています」(小野田さん) ラインナップは定番商品が中心だが、季節限定の商品も常時1アイテム以上出している。さらにコラボ商品の販売にも力を入れてきた。 実はコラボ商品は過去には人気アイドルグループやスイーツ研究家と組んだ商品も販売し好評を得ている。 特に、あるインフルエンサーとのコラボ商品で、2年前から催事を中心に販売している、あんにも生クリームにもバターを練り込んだ「生とろあんぱん あんバター」は、かなり売り上げを伸ばしたという。 「昨年実施した催事は特に大きな反響がありましたが、あんバターブームの余波に乗れるようでしたら『生とろあんぱん あんバター』の定番化もありではないかと感じています」(小野田さん) また、今はパンフェスなどの催事限定商品の「スイートポテト」が好評。こちらは以前アイドルグループとのコラボ商品として発売したものだ。 |

東京ソラマチ本店は、販売スペースが想定以上に広いことから、「元禄堂」の運営会社、サンワローランが、業務用の卸売商品の製造工場で生産したパンを割引価格で販売する直売所「Panzoh」との共同で運営されている。「生とろあんぱん」と、「Panzoh」で販売する各商品のほか、柿の種の「五穀燦然 柿の種」シリーズも販売している。 本業はホテルやレストラン、フルーツパーラー、病院、学校などへの業務用食品の卸販売が中心のサンワローランだが、直営店の「元禄堂」で「生とろあんぱん」のような高付加価値の商品を販売することで、サンワローランのブランドイメージの向上を図っている。「元禄堂」はサンワローランのアンテナショップとしての役割も果たしているのだ。 サンワローランの商品は工場でのライン生産ではあるが、職人の手が加わる部分が大きく、業務用の商品としては比較的価格が高い。230種以上の商品を生産し、少量多品種生産の方針を貫いている。 「薄利多売の商品ではなく、品質重視の商品開発に力を入れていることを、『生とろあんぱん』などの小売用の企画商品を通じて知ってもらいたいという思いがあります」(小野田さん) 「生とろあんぱん」は同社の福田社長の思い入れが特に強い商品でもあるという。「元禄堂」という店名は、江戸時代の徳川綱吉の時代に西洋の食文化が日本に取り入れられた時期の「元禄バブル」を意識して名付けられた。また、あんぱんを選んだのは、「和洋折衷」を創成した商品として、その魅力をさらに追求したいと思ったからだった。 「今は昭和レトロブームと言われていますが、あんパンのように昔から伝わる商品の価値を見直すことで新しいものを作り上げていくことも必要かなと思います」(小野田さん) 現在東京ソラマチ本店では、「Panzoh」とのコラボ商品としてアイスクリームとパンを合わせた商品も販売。和洋折衷ではないが、2つの異なるものを合わせた「ハイブリッド」が商品開発のキーとなりつつある。 この秋は、紫芋のあんが入ったパンをソフトクリームにのせた「ムラサキ芋あんぱんアイスクリーム」(税込500円)やハロウィンまでの期間限定商品で、お化けの姿に見立てたクロワッサンとカボチャの種をソフトクリームにのせた「クロワッサンアイス」(税込500円)も発売し好評を博している。 「『生とろあんぱん』に限らないのですが、日常生活の中でいかにあんパンを食べてもらうかについて、お客様の反響の声などを注意深く聞きながら色々と考えていきたいですね」(小野田さん) SHOP DATA 店名:元禄堂 東京スカイツリータウン・東京ソラマチ本店 住所:電話:営業時間:定休日:品揃え:スタッフ:店舗面積: | |||||||||||||||||||

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