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| お店拝見/2024年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

同店があるのは東京と神奈川の境近くに位置するJR横浜線長津田駅から、約900メートルの場所。店横には駐車場があり、遠方からの客も多い。 売り場は奥に長い造りで、3列ある陳列台に、食パンや菓子パン、サンドイッチ、ハード系など50〜60種類のパンが並ぶ。壁には、パン生地に卵や乳製品、マーガリン、ショートニングは使わないなどといった、パン作りのこだわりが書かれた額が飾られている。 「店名やロゴのレモンは、当店で使用している『瀬戸田レモン』に由来しています。無農薬無肥料栽培で、余計なものを加えず手間をかけて育てるという『瀬戸田レモン』の農園のポリシーが、当店のパン作りに共通しています。遠くから来て下さる方の中には、アレルギーをお持ちの方や、ビーガンの方、赤ちゃんに食べさせたいという親御さんなどが多くいらっしゃいます。余計なものを使わずシンプルに、自然の力を利用して作る当店のパンを気に入って下さって嬉しいです」(中村さん) 入店してすぐ目に入る中央の陳列台に並ぶのは「ずっしりチョコマーブル食パン」(税込330円)。2〜3ミリの細かな層の渦巻き模様に目を奪われる。同商品のチョコ部分は、純ココアで作っており卵と乳製品は不使用。一口頬張るとココアの香りが広がり、満足感が高い商品だ。 シート状にしたかぼちゃを食パン生地に巻き込んだ「しっとりかぼちゃ食パン」(税込330円)も細かな渦巻き模様。シート状のかぼちゃは、同店で生のかぼちゃから加工している。 生産管理部部長の北島仁一さんは「目指しているのは、また食べたいと思えるパンです。当店のパン生地はシンプルなので、材料の良し悪しが出やすいですし、合わせる具の味も引き立ちます。ですので、具は食材の味がしっかり味わえるおいしいものであることが重要です。結果的にフィリングやサンドイッチの具はほとんどが自家製になっています」と話す。 サンドイッチは常時10種類ほど揃う。「ビーフステーキポンパン」(税込580円)や「手作り牛肉コロッケサンド」(税込400円)、「カニカマクリームコロッケ」(税込420円)、「野菜たっぷりポークジンジャー」(税込480円)などで、サンドしているポテトサラダやコロッケ、ハンバーグ、味付けに使うたれなどはほとんどが自家製だ。具は彩り良くボリュームもたっぷりあるので、サンドイッチの並ぶ様は、一見総菜店の売り場の一角のようだ。 「具の仕込み量が多いので、洋食屋さんかと思うほどの匂いが漂っているときがありますね。商品開発に当たっては、販売担当も含めてスタッフ全員が試食して意見を出します。ですので、どのパンにもスタッフのファンが付いていますし、私にとっては全てのパンがお勧め商品です。お客様に訊かれても、なかなか選べなくて困ってしまうくらいです」(中村さん) SHOP DATA 店名:麹自然発酵ぱん Lemon 住所:〒226−0018 神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台5−11−1 プレステージヒルズみなみ台 電話:045‐507−3885 営業時間:午前10時〜午後5時 定休日:水曜、木曜 品揃え:約50〜60品目 スタッフ:製造常時3人、販売常時2人 店舗面積:売り場約5坪、厨房約14坪 | |||||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●初めて食べた時の衝撃から生まれた「何だこりゃ!?塩バターボール」が看板商品。
●出張販売で定期的に来ていた横浜にも実店舗をオープン。 ●シンプルなパン生地が、上質の自家製具材の味わいを引き立てる。 ●バターの折り込み回数を変えた2種類のクロワッサンを販売。 |

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