大学生102人に聞きました! あなたにとって洋菓子とは? - 2回連載(2) - ブランスリー電子版

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アンケート/2000年10月号

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大学生102人に聞きました! あなたにとって洋菓子とは? - 2回連載(2)

 大学生102人に、普段の食生活で洋菓子をいつどこで誰と食べているかなどについて、アンケート調査を実施した。ブランスリー9月号では、おやつや夜食に洋菓子を食べることが多く、ケーキ類やクッキー、アイスクリーム、プリン、チョコレートなどをよく食べていることなどを報告したが、今号では、洋菓子店を選ぶポイント、洋菓子店に対する不満などについて報告する。



大学生は、洋菓子店をどんな基準で判断しているか?

 「おいしさ」がトップ。「価格」が2位
 大学生は、洋菓子店をどのような基準で評価しているのだろうか?
 アンケートでは、「あなたは洋菓子店をどのような基準で選びますか」(回答は選択式、複数回答、有効回答者76人)という質問をした。
 最も多かった答えは、「おいしさ」で、59人(77・6%)が「商品のおいしさで洋菓子店を評価する」と答えている。次に多い答えは、「価格」の35人(46%)。
価格を気にしながらも、おいしい洋菓子店を求めている姿が浮き彫りになった。
 このほかで多かった答えは、「おしゃれな雰囲気」の17人(22・4%)、「品数の多さ」の15人(19・7%)、「接客のよさ」の12人(15・8%)、「商品のフレッシュ感」の9人(11・8%)、「商品の甘さ」の5人(6・6%)など。



洋菓子店の評価項目どうしの関係は、どうなっているのだろうか?

 大学生は洋菓子においしさを求めるが、価格も気にする
 前ページの集計結果を、多変量解析法のひとつである数量化理論3類を用いて、分析すると、さらに興味深い結果が得られる。
 「おいしさ」「価格」「おしゃれな雰囲気」などの回答の選択肢として設定した9個の評価基準に対する各回答者の回答結果を元に計算して抽出された2つの評価軸を、縦軸と横軸にそれぞれとって、各評価項目を配置すると、上のグラフのようになる。
 お互いに近い位置にある評価項目は、比較的類似している(同じ人が両方とも答える可能性が比較的高い)ことを示す。
 最も回答者数が多かった「おいしさ」と、その次に回答者数が多かった「価格」との関係はいったいどうなっているのだろうか。
 「おいしさ」と「価格」は比較的近い位置にあり、「おいしさ」と「価格」を両方答えた人が、比較的多いことを示している。
 実際には、「おいしさ」と答えた59人の内、26人が「価格」とも答えている。
 ただ、「おいしさ」と答えて「価格」とは答えなかった人も33人いることになり、洋菓子はやはり「おいしさ」が優先されるということになる。
 このことは、「価格」と答えて「おいしさ」と答えなかった人は、9人と比較的少ないことからも、納得できる話だ。
 以上のことから読み取れることは、「大学生は、洋菓子においしさを求める人が最も多く、そのうちのかなりの人は価格も気にする」ということだろうか。



大学生は、洋菓子の魅力をいったいどこに感じているのか?あったらいいと思う洋菓子は?
 洋菓子の魅力は、甘さ!でも太りたくない!
  洋菓子の魅力は、どこに感じているのだろうか。アンケートでは、「洋菓子の魅力は何ですか?」という記述式の質問をした。(有効回答者68人)
 「甘さ」をあげた人が最も多く、27人(39・7%)。「おいしさ」と答えた人が19人(27・9%)で、2位。「見た目の綺麗さ」と答えた人が18人(26・5%)と続いた。これら3項目が、他の項目に比べて突出して多かった。
 「甘さ」をあげた人が27人と最も多かったが、「あったらいいと思う洋菓子は何ですか?」という別の質問に対して、最も多かった答えが、「甘くて太らない洋菓子」であることから、「甘くておいしい洋菓子が食べたいが、太りたくはない」との思いが読み取れる。
 このほかで洋菓子の魅力としてあがった項目は、「幸せな気分になる」(6人、8・8%)、「可愛さ」(5人、7・4%)、「手軽さ」(4人、5・9%)、「疲労感が和らぐ」(3人、4・4%)、「生クリームが使われていること」(同)、「種類が豊富」(2人、3%)、「多くの材料を使っていること」(同)、「紅茶やコーヒーと合う」(同)、「食感」(同)などだ。
 「あったらいいと思う洋菓子は何ですか」との質問(回答は記述式、有効回答者41人)に対しては、「甘いが太らない洋菓子」と答えた人が14人(34・1%)と最も多く、他の答えを大きく引き離した。「さっぱりした甘さの洋菓子」と答えた人も7人(17%)と比較的多かった。「安い洋菓子」と答えた人も7人(17%)だった。

「これまで、洋菓子店で不愉快に思ったことはありますか?」
 「接客が悪い」「おいしくない」など。回答者は女性がほとんど
 今回のアンケートでは、「これまで洋菓子店で不愉快に思ったことはありますか」との質問もした。(回答は記述式)
 この質問に対しては、無回答か「特にない」と答えた人が71人と多かった。
この質問に回答を記入したのは女性がほとんど。
 回答は、多い順に、「接客がよくない」(8人)、「商品がおいしくない」(6人)、「価格が高い」(4人)、「商品が古かった」(3人)、「箱に入れてもらったケーキが倒れていた」(2人)、「商品に虫がついていた」などの声があった。

 回答者の生の声を基本的に原文のまま紹介します
  以下に、具体的な声を紹介する。(基本的に原文のまま)
★「値段が高いと思う」
20歳女性、東京都世田谷区
★「おいしくなかった」
19歳女性、千葉県市川市
★「これが食べたいと思って店に入ったのに、売り切れとか、解凍がまだ、とかがあった時」
21歳女性、東京都八王子市
★「店員が嫌だった」
21歳女性、東京都町田市
★「デパートの地下デザート街の接客の悪さ。売りつけたいという感じが大きいのでイヤ。雑な作りの洋菓子に、高級感を附帯させているだけで、あの価格はぼっているとしか思えない」
21歳女性、埼玉県坂戸市
★「夕方行くとなんだか妙に古そうなケーキが並んでいた」
22歳女性、神奈川県川崎市
★「行列を何とかしてほしい」
23歳女性、東京都世田谷区
★「虫がいた」
19歳女性、神奈川県川崎市
★「箱を空けたらぐちゃぐちゃになっていた」
19歳女性、埼玉県浦和市
★「おしゃれだけど味がひどかった」
19歳男性、神奈川県横浜市
★「乾燥していてケーキにフォークが刺さらなかった」
24歳女性、東京都武蔵村山市
★「混んでいた。待たされた」
20歳女性、東京都世田谷区
★「内々の人や常連さんとの接客やおしゃべりに夢中で、おざなりな接客をされた」
22歳男性、東京都世田谷区
★「どこまで食べたら中身に到達するんだ、と思われせるようなエクレアやシュークリームを売っているような店、いかにも安いと思う生クリームを使ってケーキを作っている店は、不愉快に思います。洋菓子というのはやはり値段もいいので、そこそこ裏切らない商品を提供してもらいたいです」
22歳男性、東京都練馬区

食べる洋菓子などに男女別の差はあるのだろうか?
 アイスとチョコは女性に食べる人多い
 本誌9月号では、大学生が洋菓子を食べる機会は、おやつ、夜食、夕食の順に多く、おやつには、ケーキ類やクッキー、プリンなどを、夜食にはケーキ類、プリン、シュークリームなどを、夕食にはプリン、ケーキ類、ゼリーなどを食べている人が多いことを報告した。(詳しくは本誌9月号参照)
これらの食機会から、洋菓子を食べると答えた人が最も多かったおやつについて、男女別、一人暮らしかどうかによる違いがあるかどうかについてみてみる。
おやつに食べる洋菓子については、女性の場合は、「ケーキ類」(23人、59%)、「アイスクリーム」(8人、20・5%)、「クッキー」(7人、17・9%)、「チョコレート」(6人、15・4%)、「プリン」(同)の順で多いのに対し、男性の場合は、「ケーキ類」(9人、37・5%)、「クッキー」(4人、16・7%)、「プリン」(3人、12・5%)の順で多い。「ケーキ類」「クッキー」「プリン」が多いのは男女共通だが、「アイスクリーム」と「チョコレート」は、女性に食べる人が多い。
おやつに洋菓子を誰と食べるかについては、男性より女性の方が、母親と食べる人が多いという傾向が出た。また、おやつに洋菓子をどこで食べるかについては、男性より女性の方が学校近くの店で食べる人が多いことがわかった。
 一人暮らしの人と、そうでない人のあいだに、おやつに食べる洋菓子の違いはあまり見られない。
 おやつに洋菓子をどこで食べるかについては、一人暮らしではない人は、学校内で食べると答えた人が12人(一人暮らしではない人の17・9%)なのに対し、一人暮らしの人は1人(一人暮らしの人の2・9%)と少ないという違いがあった。
 おやつに洋菓子を誰と食べるかについては、一人暮らしの人は、友人と食べる人の割合が、一人暮らしではない人より低いことがわかった。

原価計算女王
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