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| 講習会/2023年7月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 新商品開発より既存の商品のブラッシュアップが大切 - 星天会2023夏期講習会 | |
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ホシノ酵母を使ってパンを作るベーカリーなどの団体、星天会(星野修会長)は5月18日、千葉県船橋市の鳥越製粉東京工場で、「星天会2023夏期講習会」を開催した。講師には、「ベーカリーハイジ」(千葉県白井市)の宮下真彦社長を迎えた。宮下社長は、ベーグル、コッペパン、ライ麦パンの3種類の生地から作る様々な製品の製造実演を行った。
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| ベーグル・クレセント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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浸水種配合%
浸水種工程
本捏配合%
本捏工程
宮下真彦講師の話 ベーグルは、プレーンと、クリームチーズ20g、ブルーベリーの白ワイン漬け20グラムを入れたものを紹介。浸水種はベーグルの生地を仕込む前の日に作っておく。浸水種を使うと風味が出るし、次の日もおいしい。ベーグルの生地でクレセントも作る。クレセントをおいしく作るコツは生地を薄く巻き上げること。成形がポイントで、かなり難しい。朝分割機で分割して、冷凍庫で冷やし、シーターで伸ばす。その後また冷やして休ませ、成形の前にモルダーの逆回転で1ミリぐらいにのばす。こうして生地が戻らないようにしておかないとうまくいかない。グルテンが緩んでいない状態で成形すると窯で爆発してしまう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

| コッペパン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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配合%
工程
宮下真彦講師の話 平日で700個売れるが全部手成形でやっている。モルダーだとガスが抜けすぎてしまう。月曜は「コッペパンの日」と題してコッペパンをプロモーションしている。テーマは「衝撃を与えるコッペパン」だ。この講習会では「チョコバナナ」「パストラミコッぺ」「BLTサンド」を紹介する。「チョコバナナ」は、バナナ1本を入れる。以前はカットしてやっていたが、作業性の観点から1本入れることにした。見た目のインパクトも増した。さらに生クリームを絞って、クーベルチュールのチョコチップを飾る。「パストラミコッぺ」は、コッペパンを斜めに切って、断面にマーガリンを塗り、サニーレタスを挟む。さらにマヨネースを絞って、刻みのりをマヨネーズに付ける感じで散らす。そしてパストラミを30グラム挟んで、長ネギと豆板醤、胡麻油を和えたものをトッピング。最後に白ごまをかけて仕上げる。「BLTサンド」用のパンは、コッペパンの生地と同じだが、伸ばした後にバターを10グラム巻き込んで焼成し、塩を振ったものを使用。このパンを斜めにカットし、サニーレタスを端から端までくるように挟む。さらにブラックペーパーをかけて5分ぐらい焼いたベーコンを挟む。次にレタスをちぎってロール状にまるめて中に押し込むように挟み、粒マスタードとマヨネーズ、ケチャップ、カイエンペッパーを混ぜたソースを10gのせる。そしてトマトのスライスを2枚挟む。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

| 高加水ライ麦パン | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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配合%
工程
宮下真彦講師の話 このパンの開発に当たっては、ライ麦をいっぱい使いたかった。同時に食べやすくて売れるライ麦パンを作りたかった。そう考えたときに高加水でバター配合の生地ということになった。お酒と共に食べられるパンにもしたかった。しっとり口溶けのいい食感になった。生地はかなりやわらかい。パンチは切って折りたたむような感じで行う。この生地は何回パンチしてもまとまらない。家庭にないものや生活感のないものをパンの素材として使うと、比較的高い価格をつけやすいと思っている。お客様の価格の感覚がずれるので、しらすのバター炒めとかはいいんじゃないかと思う。普段やらない組み合わせや普段使わない食材というのは、高くても買ってしまう傾向があるということだ。ヴァンガーラントは、かなり目の細かいタイプのライ麦全粒粉だ。なぜ高加水かというと、しっかり焼いても口溶けのいいライ麦パンが作れるから。翌日でも柔らかい。焼成はベーキングシートを敷いて直焼き。 自分で発信するより、客に発信してもらった方がいい 宮下真彦講師の話 購入金額が多いお客様の上位2割が売上の8割を買っているという説がある。自分の店のファンや信者を増やすことで、売上を伸ばすことができる。私はSNSで自分の顔を出し、お客様に好意的に認知してもらうことで、自分の店をお客様に紹介してもらうことを大事にしている。自分で発信するより、お客様に発信してもらった方がいい。自分で発信するときは宣伝にならないように注意している。消費者がお店を選ぶ時の判断材料が、今はインスタのハッシュタグやメンション、グーグルマップの点数や口コミ数などになっている。うちの場合もインスタのフォロワー数の増加に比例して売上が伸びているように思う。私はマインドマップが好きで、自分の頭の中を整理するのに使っている。例えば売上を伸ばすための施策ということを考えた場合に、売上を伸ばすといっても何をしていいかわからないので、売上は「客数×客単価」であることに着目してみる。そして「客数」を増やすにはどうしたらいいか、「客単価」を増やすにはどうしたらいいか、というように考えていく。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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星天会の星野修会長の挨拶 千葉県を代表するパン屋さんである「ベーカリーハイジ」の宮下真彦社長に講師をお願いしました。講習品目はかなり多く充実しています。製品の作り方のほかに、マネージメントについての色々なノウハウも提供して頂けるということです。
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