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| お店拝見/2022年9月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

現在の販売先別の売り上げは、産直市場場などの直売所が4割、工房が4割、ネット通販が2割となっている。 「工房で販売するつもりは全くなかったので、看板すら出していないんです。ですから、商品ラベルの住所を手掛かりにわざわざいらっしゃった方がいたときはびっくりしました。口コミでどんどん広がって、工房に買いに来てくれる方がかなり増えました。製造は午後始めて、夜に袋詰めまで終えて、翌朝産直市場に自分で出荷しに行きます。工房に来られる方は、夕方焼き上がった直後に購入されるので、その時点で売り切れて、翌朝の出荷分がなくなってしまうということも、たまにあるんですよ」(石川さん) 開業して2年半が経過したが、石川さんはこの先もずっとパン作りを続けていきたいという。そう思えるのは、無理せずこなせるスケジュールを作れたからだ。 「睡眠時間をしっかり取れるように、一日のスケジュール立てました。睡眠時間が足りない状態が続くと、いくら楽しくても絶対に店を続けられないと思ったからです。開業したのは、子どもが社会人となり、家を出たタイミングです。だからこそ、自分の仕事を最優先にしたスケジュールを立てられたんですよね」(石川さん) また、一人で毎日厨房に立ってはいるが、心では一人だけとは思っていないという。 「パン生地が変化を遂げていく様子はまるで生き物のようで、愛着がわくんです。分割時には生地に手を当てて『おいしくなあれ』と唱えます。このとき自分の心がとても清められるんですよ。そして、ミキサー、ホイロ、オーブンに『ありがとう』と、声をかけています。一緒にパンを作ってくれている仲間だと思えるからです」(石川さん) SHOP DATA 店名:パン工房 Le Ble(ルブレ) 住所:〒799‐0431 愛媛県四国中央市寒川町63 電話:0896‐29‐5445 定休日:日曜、月曜 品揃え:4品目 スタッフ:製造常時1人 店舗面積:厨房約7坪 月商:約40万円 | ||||||||||

| この記事の読みどころ
●一人だからこそ作業に集中して、自分の思いを込められる。
●丸太のような形を見て、「誰かにあげたくなるパンだ」と思った。 ●「キタノカオリ」の甘味を活かせるようにレシピを組み立てた。 ●食パンブームを「食べてもらえるチャンスは今だ」とポジティブに捉えていた。 |

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