記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| お店拝見/2022年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

同店の開業はコロナ禍になる約半年前だったが、コロナ禍突入からこれまで、売れ行きに関しては大きな変動はなかったという。 「ただ、感染対策のパンの個包装作業は手間で、慣れるまではきついなと思ってやっていました。そしてここ数カ月、コロナが少しずつ落ち着いてくると、商店街立地ならではですが、ほかの飲食店の新店オープンの影響を感じています」(中村さん) コロナ禍になりしばらく、新たに開業する店は同商店街ではほとんどなかった。しかし最近は徐々に新店が増えてきたという。 「人の流れが変わって、それが確実に売り上げなどの数字に出てきますから、新店オープンの情報が入ると必ず対応策を考えるようにしています。具体的にはどんな商品を、どの時間帯に強化していこうかなどといったことですね」(中村さん) 今年に入ってコスト高の影響で、ほとんどの商品を20円程度値上げした。一度にではなく種類ごとに数回に分け、半年ほどかけて少しずつ行った。販売数量の多い商品から順にということで、「天熟食パン」などの食パンから行ったという。 「値上げ後は、食パンに関しては売り上げが減ることはなかったですね。ほかは、値上げした直後一時的に、やや減少した商品はありましたが」(中村さん) 食パンの人気は値上げ後も不動だ。しっかりと常連客が定着してきている表れだろう。常連客が離れないのは、客の声を受け止め、できる限り反映させようとする中村さんの努力の結果と言える。 「販売員の声はお客様の声だと思っています。ですので販売担当者には、お客様がどんな話をされたか、どんなことでも教えてもらうようにしています」 (中村さん) 最近は、客からの焼き色を薄くして欲しいという声に応じるべく、焼成の仕方を調整しているという。 「埼玉県狭山市の本店では逆に焼き色が濃い方が好評だったので、最初は意外に思いました。でも、一人や二人ではなく結構な人数の方から要望です。どうも、濃い色だと焦げているように見えるそうなんです。それで、オーブンの火力や焼成時間を調整するなどして試行錯誤しています。見た目を変えても、味が落ちたり変わってはいけませので、毎日味見をしながら調節しています。お客様を第一に優先するという姿勢で、お客様に寄り添いながら、店を進化させていきたいと思っています」(中村さん) SHOP DATA 店名:サンセリテ祖師谷店 住所:〒157‐0072 東京都世田谷区祖師谷1丁目10−6 電話:03‐6277‐9118 営業時間:午前10時〜午後8時 定休日:月曜 品揃え:約80〜100品目 スタッフ:製造常時3人、販売常時2人 店舗面積:売り場約4坪、厨房約12坪 日商:平日約40万円、土曜、日曜、祝日約43万円 | |||||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●グループ各店で、それぞれニーズは違うが、人気の上位3アイテムは共通している。
●面接のお土産にもらった食パンとカレーパンのおいしさが人生を変えた。 ●販売員の声はお客様の声だと思って、よく聞いて、販促に活かすようにしている。 |

2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。


















