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| 生産性よもやま話(9)/2004年3月号 |
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| 大きい段取り、小さい段取り - 弘中泰雅―テクノバ(06‐6630‐7812)
トヨタ生産システムの考えの中に、大きい段取りと小さい段取りというのがあるのをご存知だろうか。
大きい段取りとは、経営者、工場長、管理職が行う段取りで、小さい段取りとは下位監督者、作業者が行う段取りである。 仕事を進めるには段取りが大切で、段取りしだいで仕事の進捗に大きな差が出る事には異論のないところであろう。 生産性向上について感心のない経営者はいないと思うが、生産性の向上について自らしなければならない事を理解している経営者は少ない。 生産性は工場が頑張って実現するものだとの考えが一般的であろう。 しかし、そうであろうか。 確かに一つ一つの作業の手際については現場が考えなければならないが、生産性を改善する仕組みづくりは現場サイドでは困難である。 話をトヨタに戻して考えれば容易に理解できる。いくら作業者が頑張ってもトヨタ生産システムは出来ないのである。 仕組みは大きな段取りである。仕組みは経営サイドで考えるものである。生産性が上がらないのは作業者のせいではなくて、経営者の理解の欠如が原因であることが多い。 もう一度大きな段取りに抜けがないか見直すのも無駄ではないだろう。 |




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