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| お店拝見/2020年4月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

同店は最寄り駅から徒歩で10分以上のところにあり、「駅近立地のように通りすがりや買い物ついでではなく、当店のパンを買う目的でわざわざ足を運んでくれます」と、島さん。 「お客様の好みや購入頻度、家族構成などの情報は大事なデータとして頭に入れて活用しています。例えば、いつも購入されるものはすぐに用意したり、反対に購入されていなかったら買い忘れがないか声をかけたり。欠品のときは代わりになるような商品をご提案させていただいたりします」(島さん) 月曜と火曜の2日間を定休日にしているので、平日の営業は水曜からの3日間。この3日間は、日替わりで1〜2アイテムの特売を行う。取材日は平日の木曜だったため、「山食パン」と「角食パン」を40円値引きして税抜240円で販売していた。 「売上げアップのための特売という訳ではなく、日替わりで何か楽しみがあったらいいんじゃないかと思ってやっています。平日の3日間を淡々と過ごすのではなく、変化を打ち出すことによって、常連の方に楽しんでもらえたらいいと思っています」(島さん) 土日は「週末限定スペシャルメニュー」を販売することで楽しみを提供。例えば2月の第1週の土日は「バターチキン揚げカレーパン」、第2週は「とろーり生カスタード ザクザクシュークリーム」といったように、カレーパンや菓子、サンドイッチなどが週替わりで土日2日間限定のメニューとして登場する。 島さんはベーカリーの個人店一カ所で10年間勤め、開業準備に1年間ほどかけて同店をオープンした。準備期間中は大阪や神戸など関西地方に視察に行き、店舗づくりのイメージを膨らませていったという。 「売り場と厨房の隔たりがない店を見たとき、それまでの考えが変わりましたね。温度管理など厨房の環境面ではデメリットはありますが、お客様にとっては、作り手の顔が見える安心感があっていいと思いました。作り手も、お客様に見てもらえることによって、厨房を清潔に保とうとか、いい意味での緊張感を持つことができます」(島さん) 修業時代から好きで現在も作り続けている「もっちりゴマチーズ」(税抜350円)は、たっぷりの黒ゴマが入っている点が特に女性客に好評だという。パンは黒ゴマのほか、パルメザンチーズとオリーブオイルを練り込んでいる。黒ゴマの油分を引き出すようにミキシングし、歯切れの良い食感にしている。 「クロワッサン」(税抜220円)も修業時代から作り続けている商品で、「チキンスパイスカレーパン」などに次ぐ同店の3番目の人気となっている。 「修業していたときは、こうしたらもっとおいしくなるはずだなと考えながら作っていて、開業後はそれを実現するために試行錯誤しながら作っています」(島さん) SHOP DATA 店名:ブーランジュリ シマ 住所:〒154‐0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-45-7-103 電話:03‐3422‐4040 営業時間:午前9時〜午後7時 定休日:月曜、火曜 品揃え:40〜50品目 スタッフ:製造常時1人、販売常時1〜2人 店舗面積:売り場約3坪、厨房約10坪、休憩室約2坪 日商:平日7〜9万円、土日10〜15万円 | ||||||||||

| この記事の読みどころ
●カレーパンは、注文を受けてから揚げて提供する。
●温かい状態で食べてほしいパンだからこそ、冷めた時の味も考える。 ●何曜日に誰が来てどの商品を買うかは概ね頭に入っている。 ●修業していた時は、こうしたらもっとおいしくなると考えながらパンを作っていた。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |

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