自家培養酵母種を使ったパンのバラエティー - 特選実習セミナー2002 - ブランスリー電子版

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講習会/2002年9月号

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自家培養酵母種を使ったパンのバラエティー - 特選実習セミナー2002

自家製の天然酵母を使ったパンを、製造実演しがら紹介した。シンプルなハード系のパン、ドライフルーツやナッツなどを練り込んだハード系のパン、リッチな配合のパンなど、様々な種類の製品を自家培養の酵母で作ることを提案した。

講師 中島進治氏(東京製菓学校教師)
主催 東京製菓学校(東京都新宿区高田馬場1−14−1、
電話 03−3200−7171)
開催日 7月24日  場所=東京製菓学校(東京都新宿区)



●ルースティック

ライ麦粉を配合したリュスティック。水の配合を可能な限り多くしている。
【配合%】
フランスパン用粉……………50
強力粉………………………42
ライ麦粉(細)…………………8
自家培養酵母種……………50
食塩…………………………2・5
モルト………………………0・3
ビタミンC水溶液……………0・3
水……………………98〜100
ドライクランベリー……………18
ローストくるみ……………………8
【工程】ミキシングL2分(自家培養酵母種投入)L2分M2分MH10分(ドライクランベリー、ローストくるみ投入)L1分M1分(水は最初65%分を投入し、残りはミキサーを回しながら入れていく)、捏ね上げ温度25〜26度C、発酵→(1)室温で2時間(2)[1]をパンチし、10度Cの冷蔵庫で14〜16時間(3)[2]をパンチし、室温(25〜26度C)で2時間(この段階での生地温度は20度C前後)、分割600グラム、成形→ブール形(籐かごに入れる)、ホイロ30度C70〜75%1時間前後、焼成220度C35〜40分(スチーム注入)
※スチームは多めに注入する。
※焼成前にライ麦粉をふって、クープを入れる。



●ドライフルーツ入りフランスパン

ドライトマト、ドライブルーベリー、ドライアプリコットを練り込んだフランスパン。
【配合%】
フランスパン用粉……………100
▼自家培養酵母種…………50
モルト………………………0・3
ビタミンC水溶液……………0・1
食塩…………………………2・3
水………………………72〜73
ドライトマト………………………8
ドライブルーベリー………………8
ドライアプリコット………………8
【工程】ミキシングL5分M5分(ドライフルーツ類投入)L1〜2分、捏ね上げ温度24度C、発酵4・5時間(3時間の時点でパンチ)、分割500グラム、ベンチタイム30分、成形→クッペ形、ホイロ28度C75%1時間〜1時間10分、焼成220〜230度C30分(スチーム注入)



●フルーツ入りチョコレートブレッド

チョコレート味の中でドライフルーツとナッツ類が生き生きとしているのが印象的。
【中種配合%】
超強力粉……………………30
強力粉………………………30
砂糖…………………………15
卵黄……………………………4
水………………………25〜26
自家培養酵母種……………40
バター…………………………5
【工程】ミキシングL4分M3分、捏ね上げ温度27〜28度C、発酵3〜4時間
【本捏ね配合%】
強力粉………………………40
砂糖…………………………10
食塩……………………………2
ココアパウダー…………………3
全卵…………………………12
バター………………………18
水…………………………8〜9
洋生チョコ……………………15
牛乳…………………………15
ビタミンC水溶液……………0・1
オレンジピール………………12
ローストアーモンドアッシュ……8
ローストココナッツファイン……3
【工程】ミキシングL4分M3分(バター投入)L2分M2分(オレンジピールなど投入)L1〜2分、捏ね上げ温度27〜28度C、発酵50分〜1時間、分割350グラム、ベンチタイム15〜20分、成形→ナマコ形、ホイロ18〜20度C14〜18時間、焼成180〜190度C25分
※洋生チョコは、温めた牛乳に溶かして投入する。
※焼成前に、卵を塗り、ソボロをふる。
※ココアパウダーは粉に混ぜてから投入する。
▼ソボロ
[配合グラム]
バター………………………90
粉糖…………………………90
強力粉……………………160
脱脂粉乳……………………15
チョコチップ…………………25
アーモンドスライス……………30
[作り方](1)バターに粉砂糖をすり合わせる(2)強力粉と脱脂粉乳を合わせる(3)[1]に[2]を加えて混ぜ合わせる(4)[3]にチョコチップ、アーモンドスライスを加えて、合わせる

●自家培養酵母種の作り方

▼液種
[配合グラム]
レーズン……………………200
水………………………500cc
[工程](1)レーズンと水をガラスの容器に入れ、25度C前後の場所に4〜5日置く(2)[1]をこして、レーズンを取り除く
※1日に2〜3回かきまぜる。こうすることで表面にカビが生えることを防ぐ意味もある。
※最終的なPHは3・9〜3・7になる。
※発酵が終わったら冷蔵庫に保管して1週間程度はもつ。
▼1番種
[配合グラム]
液種……………………330cc
フランスパン用粉……………330
[工程](1)液種とフランスパン用粉を混ぜ合わせる(捏ね上げ温度25度C)(2)[1]を25度C前後(室温)で12〜14時間発酵させるか、25度C前後(室温)で6時間発酵させたあと、10度Cの場所に移して17〜20時間おく
※この工程での最終的なPHは4・5〜4・6。
▼2番種
[配合グラム]
1番種………………………660
フランスパン用粉……………660
食塩…………………………6・6
水………………………330cc
[工程](1)ミキシングL3分M2分(捏ね上げ温度25度C)(2)[1]を25度C前後(室温)で12〜14時間発酵させるか、25度C前後(室温)で8時間発酵させたあと、10度Cの場所に移して17〜20時間おく
※この工程での最終的なPHは5・0〜5・1。
▼3番種
[配合グラム]
2番種……………………1650
フランスパン用粉…………1650
食塩…………………………33
水………………………1072cc
[工程](1)ミキシングL3分M2分(捏ね上げ温度25度C)(2)[1]を25度C前後(室温)で6〜7時間発酵させる(途中4時間の時点でパンチ)(3)[2]の生地をパンチし、2〜5度Cの冷蔵庫に入れる(この状態で1週間程度は使用できる)
※この工程での最終的なPHは5・2〜5・3。

原価計算女王
原価計算女王

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