記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| お店拝見/2018年3月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

同店の人気ナンバーワン商品は、「ブレッツェル」で、土産用に5個以上購入していく客もいる。 「ブレッツェル」に使用する粉は現在、ドイツ産のオーガニックの小麦の粉だが、国産小麦粉でも試作したという。 「いろいろな小麦を試してみたのですが、伊達さんが、南ドイツで食べた本場の味に近いというのが現在使っている粉でした。ほかのドイツパンにも、ドイツ産の粉を使っているのですが、国産やカナダ産などと比べ、味に強さを感じます。ただ、ミキシング時の生地の見極めが難しいですね」(製造担当の椎葉友仁さん) 「ブレッツェル」の生地を使用した商品は全部で6種類あり、ドイツにはなさそうな、同店オリジナルの商品もある。クルミ、粒あん、発酵バターをサンドした「スタンゲンくるみあんバター」(税込240円)や、アラレ糖を包み、小さく丸めた「miniツッカーブレッツェル」(税込60円)などだ。 「ドイツの定番として、ブレッツェル生地を使った商品をもっと提案していきたいと思っています。ブレッツェルは、ラードが入っているので、歯切れがいいのが特徴です。先日まかないとして、フォカッチャ風にツナやタマネギをのせたらおいしくて、商品化できたらと思っているところです」(高橋さん) 同店では、昼のピークが過ぎた頃、まかない食作りを兼ねて試作をする。同時に、スタッフ全員で、ブレッツェルと合わせる料理や、ブレッツェルに塗るジャムやペーストなどについても意見を交わす。こうした時間に、新商品に繋がるいいアイデアが生まれるという。 「ブレッツェル」に続いて人気なのは、クロワッサン生地を焼成前にラウゲン液に浸す「ラウゲンクロワッサン」(税込300円)。ラウゲン液由来の香ばしさと強めの塩気が特徴だ。「ラウゲンクロワッサン」の隣には、通常の「クロワッサン」も並ぶ。その「クロワッサン」より、折込みバターの量を少なくし、ラウゲン液由来の香ばしさを強調している。 そして意外な人気となっているのが、「シュトロイゼルクーヘン」(税込180円)だ。同じ価格でシナモン味もある。 「タルト型で焼いたような見た目なので、お客様から『ケーキですか』と聞かれ、『ドイツの菓子パンですよ』と答えることがよくあります。ボリュームがあって、甘さもほどよいので軽食に向く商品だと思います。意外な人気で、現在3番目によく売れています」(高橋さん) 「シュトロイゼルクーヘン」の生地は、ブリオッシュ生地を使用しており、食感はしっとりとしている。 「ドイツで食べられているそのままにすると、日本人には少しぱさつきを感じるかと思い、しっとり感を少し足しました。人気は予想以上でしたが、この人気に応えてバリエーションを増やしていきたいですね」(椎葉さん) さらに今後、サワー種やルヴァン、シリアルを使ったものや、マクロビオティックを意識した商品を展開していきたいという。 「ドイツの本場の風をもっと吹かせていきたいと思っています」(椎葉さん) SHOP DATA 店名:フラウクルム ブレッドアンドコーヒー 住所:〒150−0013 東京都渋谷区恵比寿1−16−20 電話:03‐6721‐6822 営業時間:午前7時30分〜午後6時 定休日:日曜 品揃え:30品目 スタッフ:製造常時2人、販売常時2人 店舗面積:厨房10坪、売り場4坪 日商:平日12万円、土曜、祝日15万円 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●生活に溶け込む店でありたいので、食パンは欠かせない。
●伊達公子氏がドイツで経験した朝の至福の時間を、多くの日本人に楽しんでほしい。 ●昼のピークが過ぎた頃、スタッフ全員で新商品の試作をする。試作した製品は、スタッフのまかない食になる。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |


2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

















