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| お店拝見/2018年1月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

具の量が多いという特徴は、サンドイッチだけでなく、同店の商品すべてに言えることだ。「抹茶と渋皮栗ホワイトチョコとさつま芋のパン」(税込490円)や「チョコオレンジカシューナッツのパン」(税込350円)などのハード系の商品も、スライスすると、大ぶりの具がごろごろと顔を出す。 テレビ取材で一気に火が付き、同店の客足を一層増やすきっかけを作った一番人気の商品「クリームパン」(税込190円)も、中身のクリームの量が多いため、手に持つとその重さに驚く。生地量45グラムに対し、90グラムのクリームを包んでいる。クリームは、バニラビーンズがたっぷり入った風味豊かな甘さ控えめの味だ。 「クリームの量は最初から多かったのですが、お客様に喜んでもらえるのが嬉しくて、ちょっとずつ増えてきていると思います。クリームの量と甘さのバランスは大事で、量が多い分、甘さはだいぶ抑えています」(中島さん) 「クリームパン」に続き、サンドイッチもテレビ取材を受け、忙しさに拍車がかかった。開業当初は中島さん夫妻とパート合わせて4人で製造販売を行っていたが、現在は社員10人と、パートが4人いる。 「当面の課題は、社員の人数が増えた分の売上げを上げることです。社員の待遇を改善することが、長く勤めてもらえることに繋がります。休みも、年間120日以上とれることを目標にしています」(中島さん) 中島夫妻の修業先である千葉県のベーカリー、ツオップの伊原シェフを訪ねた際も、同シェフとの会話の中で、社員の待遇改善の重要さを感じたという。 中島さんは、社員の待遇の改善と合わせ、社員を育てていくことの必要性もここ数年実感している。妻の知美さんが体調を壊し、製造や経理などの業務ができなくなってしまったからだ。 「もともと人に任せることができない性分で、仕込みなどすべて自分でやらないと気が済まなかったのですが、妻の分の仕事も増えて限界を感じたのを機に、ほかのスタッフに任せられるようになったんです。自分も、任せてもらえたから今があると、やっと思えるようになったんだと思います」(中島さん) SHOP DATA 店名:ブーランジェリー クー 住所:〒274−0060 千葉県船橋市坪井東2‐14‐27 電話:047‐497‐8340 営業時間:午前7時〜午後6時 定休日:水曜 品揃え:150品目 スタッフ:製造常時5〜6人、サンドイッチ製造2人、販売常時2〜3人 店舗面積:厨房15坪、売り場6坪 日商:平日25〜35万円、土曜日曜55万円 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●狭い空間にパンをぎっしりと並べ、外からは見えないようにして、ドアを開けた瞬間、わくわくするようなパン屋にしたかった。
●サンドイッチや菓子パンの具の量をできるだけ多くした。 ●自分も先輩に任せてもらえたから成長できたと悟ったとき、スタッフ達に色々な仕事を任せられるようになった。 |

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