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| お店拝見/2017年10月号 |
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受注販売のデニッシュ食パンは、「プレーン」(1斤税込550円、1・5斤800円)、「ガナッシュ」(1斤税込650円、1・5斤850円)、「チーズ」(1斤税込650円、1・5斤税込850円)など7種類。売れ筋は、昨春の開業時から販売している「プレーン」と「ガナッシュ」だ。 「一年半近く経って、最初から販売している商品がお客様に根付いてきたように感じます。注文が全くない日はなくなりましたし、お土産に使ってくださる方も増えてきました。1斤が二つ入るギフトボックスも用意しているのですが、パンと一緒に『お店を紹介したいからチラシも箱に入れてください』とおっしゃっていただけることもあります。お店を宣伝してくださってお客様に感謝しています」(岡田さん) 定休日の日曜日は、店舗は休みだが、各地のイベントに出店している。県内が主だが、遠くは東京・有明まで遠征したこともある。 「ネット通販も行っているので、遠方のお客様にも当店を知ってもらいたくて、ほとんどの日曜はどこかのイベントに出店するようにしています。県外の遠くのお客様から注文が入ると、出店した効果があったのかと、ちょっと嬉しくなります」(岡田さん) デニッシュ食パンに使用している小麦は、埼玉県産にこだわり、「ハナマンテン」を選んだ。酵母はホシノ酵母、油脂はバターを使用している。 「この地域で獲れた小麦は、まさに私たちの大地の恵みです。その素晴らしさをたくさんの人に伝えたいと思っています。実際外麦でも試作しましたが、『ハナマンテン』の方が焼きたての香りが良く、もっちり感も出せます。生地の発酵は、冷蔵で長時間行い、小麦のうまみを出し、バターの折り込みは、生地の温度管理に気を付けて行うことで、焼成後の層が綺麗に出て食感がよくなるように仕上げます」(岡田さん) 食べ方は、焼いた当日はそのままで、翌日はレンジで数秒温めるか、もしくはトースターでカリッと香ばしさを出すように勧めている。 「バターやジャムを塗る事なしにそのまま耳まで、間違いなくおいしいです。ですので、高齢の方まで幅広い層に楽しんでいただけるのではないかと、デニッシュ食パンを中心にしようと思いました」(岡田さん) 「スライスもしないで、手でちぎって食べていくと、おいしくてすぐなくなってしまう」と話す客もいれば、「薄くスライスして野菜やフルーツを巻いてみた」とか、「トーストしてオリーブ油を塗っても良かった」とかと、岡田さんが考えもしなかったような食べ方を教えてくれる客もいるという。 「いろいろな食べ方をされている話を聞くと、一切れ一切れ、大切に味わおうとしてくださっているんだなあと思います。それがやっぱり、嬉しいですね」(岡田さん) 「山型」や「角食」などもオープン当初から販売 デニッシュ食パンのほかに、「山型」(1斤税込270円、1・5斤税込395円)や「角食」(1斤税込350円、1・5斤税込495円)などの通常の食パンも受注販売している。 「一般のデニッシュ生地よりは、バターや砂糖は控えめにしていますが、特に高齢の方の中には、カロリーを気にされるお客様もいます。そうしたこともあり、オープン当初から、『山型』と『角食』も販売しています。また、1斤、1・5斤単位のデニッシュ食パンだと、ついつい食べ過ぎてしまうという方には、同じ生地で作っている『クロワッサン』を勧めています。低カロリーに抑えることのできる策を考えることは今後も当店の課題です」(岡田さん) さらに岡田さんには、近くでも脚が弱くて買いに来られない高齢者などの為に、「作ったパンの宅配もしていきたい」という目標がある。 「埼玉県産小麦を使ったおいしいデニッシュ食パンを食べてもらいたい」という岡田さんの思いは、遠くの客にも近くの客にも、平等に届いていく。 SHOP DATA 店名:受注販売専門 デニッシュのお店 ISSIN(イッシン) 住所:〒358‐0012 埼玉県入間市東藤沢6‐2‐16 電話:050‐3562‐1181 営業時間:平日午前10時〜午後5時、土曜日午前9時〜3時 定休日:日曜、月曜(このほか夏季・冬季休日あり) 品揃え:デニッシュ食パン7品目、このほか日替わり商品6〜8品目 スタッフ:製造1〜2人、販売1人 店舗面積:売場4坪、厨房3坪 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●社会問題になっている食品ロスの問題解決に少しでも寄与しようと受注販売を導入。
●予約なしでも買える商品もあり、リピーターになる呼び水になっている。 ●地元産の小麦の粉を使ったパン作りで、地産地消のコンセプとを客に伝える。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |


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