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| お店拝見/2002年10月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 顧客との交流 - パンリコ | |
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大阪市のベーカリー、パンリコの山��雄二オーナーは、「これで約1カ月分です」といって、はがきの束をバッグから取り出した。意見を書いて投函してもらおうと、
レジで顧客に渡しているはがきが1日平均3通ほど届く。名付けて「お叱りはがき」。「顧客との交流」が パンリコのキーワードだ。 |


| スタッフに参加意識を持たせる。生き生きと働いてほしい | |
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パンリコでは、月1回午後7時からスタッフ全員が参加してのミーティングを実施している。非番のスタッフも自発的に参加するという。どんなに些細なことでも全員で話し合う。接客のロールプレイングも行う。4〜5人ずつ4チームに分かれて、ポップやプライスカードなどを作ったりもする。「スタッフ一人ひとりが自分が参加しているという意識が持てるのが最も大きいと思っています」と山��さんは口元をほころばせる。
来店時にほしいパンがない場合は、「欠品カード」を渡す。後日欠品カードを持参した顧客に、同じ商品を10%引きで販売する。 「焼き上がり時間を店内のボードに掲示している商品が、その時間にない場合とか、焼き上がり時間を掲示していない商品でも、いつもの時間になかった場合は、欠品カードを渡します。お客様が申し出ないと渡せませんが、店の姿勢は伝わります」と山��さんは話す。 パンリコは、スタッフの参加意識を高め、顧客との交流を実現するために様々な施策を講じ、着実に成果を上げている。 |

| 1日中、焼きたての香り、パンの種類によって製法を変える | |
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パンリコは、パンの種類によって製法を使い分けている。菓子パン生地には、酒麹を配合し、液種法で作る。ふわっとした食感が得られ、皮が薄く仕上がるのだそうだ。
フランスパンは、オートリーズ法だ。スパイラルミキサーで仕込み、「発酵によって引き出されるおいしさを出すためにドライイーストの青ラベルを使っている」(山��さん)という。 自家製の酵母で作るパンも販売している。酵母は「レーズン、モルトシロップ、三温糖、水を合わせてじっくり発酵させて作る」(山崎さん)。「ライ麦バゲット」(170円)など2品目。 パンの焼成回数をなるべく多くして、夕方にもパンが焼き上がるように工夫している。フランスパンや食パンなどは1日2回仕込む。菓子パン類とバターロールは、生地玉冷蔵で、1日4回は焼き上げる。天然酵母パンは前日仕込みだ。最後の焼き上がり時間は午後6時ごろ。店内には1日中「○○パンが焼き上がりました」という販売スタッフの声が響き、活気にあふれている。 「基本的な製造スケジュールがあって、あとはお客様の来店状況をみながら、微調整します」と山��さんはいう。 |
| いつしかパンにのめり込んでいた
パンリコは、JR関西本線(大和路線)加美駅を下車して徒歩1分の場所にある。かなり小規模な商店街風の場所。斜め向かいにはコンビニがある。
店舗は、売り場が約6坪、製造スペースが約10坪。製造スタッフは、山��さんを含めて3人。販売スタッフはちさ夫人を中心に、パート十数人がシフトを組み、常時2人の態勢だ。 日商20万円を目指して、健闘している。 山��さんは、最初イタリア料理のシェフを目指した。あるとき、自分の料理といっしょに出すパンは、自分で作りたいと考え、パンに興味を持った。いつしかパンにのめり込み、パン職人として11年間修業を積んでいた。 2000年5月に現在の場所に店を構え、独立した。 |
| パンリコといえばめんたいフィッセル! | ||||||||||||||||||||||||||||
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めんたいフィッセル
パンリコの看板商品。1日50個以上売れるという。ひとつ130円。 【配合%】
【工程】
※焼き上がったら、(1)粗熱をとり、カットを入れる(2)カットした部分に▼めんたいフィリングを絞る(3)切り口を上にして180度Cのオーブンで約13分焼成(4)次に切り口を下にして、180度Cのオーブンで約5分焼成。 ▼めんたいフィリング (1)マヨネーズ450グラムと無塩バター900グラムを混ぜ合わせ、やわらかくする (2)[1]にめんたいこ700グラムを加え、混ぜ合わせる | ||||||||||||||||||||||||||||
| きんぴらごぼうが入ったフラットブレッド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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きんぴらベーコン
自家製のきんぴらごぼうを入れたパンで、ナンのような形をしている。生地に炊いたもち米を入れる。ベーコンとマヨネーズとの組み合わせがいい感じだ。150円。 【配合%】
【工程】
※焼成する際に、生地をのせた天板の上に天板をもう1枚のせる。こうすることで、フラットな状態で焼き上がる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レッドチェリーをたっぷりとトッピング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サワーチェリーデニッシュ
レッドチェリーをたっぷりとトッピングしたデニッシュ。加糖ヨーグルトを絞るのがポイント。ひとつ150円。 【配合%】
【工程】
※ホイロ後、カスタードクリームを絞り、焼成後に加糖ヨーグルトを絞って、レッドチェリーをたっぷりとトッピングする。レッドチェリーは缶詰のものに砂糖を加えて煮たものを使用。 ※最後に、細かく砕いたピスタチオをトッピングする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
個性あふれる製品がたくさん並ぶ
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