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| 連載/2017年2月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 編集後記
「プラス2度C」と書かれた真っ赤な自販機を見つけた。マフラーをして防寒着に身を包み、黄色いヘルメットをかぶった工事現場の労働者が、温かい缶コーヒーを握り締めて、つかの間の休憩時間に身を委ねている姿を写した写真が、少し控えめに掲げられていた。マフラーには、薄っすらと雪がかかっていた。ほのぼのと温かい気持ちになり、缶コーヒーを1本購入した。確かに「プラス2度C」だ。他の自販機で買う缶コーヒーより温かい。思わず顔がほころんだ。「プラス2度C」というフレーズが、記録的な寒波が日本列島を包み込む中で偶然に見つけた、かけがえのない宝物のように思えてきた。買う人の立場に立つというのは、こういうことなんだと思った。僕も、心がほんのりと温まるような、そんな商品やサービスを作って、多くの人たちに提供できたらいいなと思った。(RO)
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