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| 生産性よもやま話(8)/2004年2月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| マーケットイン - 弘中泰雅=テクノバ(06‐6630‐7812)http://www.technova.ne.jp/
物が売れない時代になってだいぶたったが、まだ作れば売れる時代、プロダクトアウトの時代の感覚でいる経営者や管理者に時々会う。無論商品開発とか、マーケットインとかの言葉はでるが、工場中心(自己中心)的な考えがみえてしまう。
昨今売れている商品の傾向として手を掛けた商品がある。本能的に消費者は手を掛けた商品を嗅ぎつける能力があるのであろうか。売り上げが上がっても人件費で利益が消えてしまう。 多くの工場がプロダクトアウトの時代に建設された工場であろう。すなわち作れば売れる時代に設備されたラインが存在する。世はマーケットインの時代だ。大量生産時代に設置されたラインでいかに、消費者の好む商品、すなわち手の入った商品を作るかが勝負を決める。 手を掛けることは人件費の増大につながる。当然生産性の低下につながる。消費者から見て価値ある商品をいかに作るかがミソである。 お客さんには人件費がかかっているかどうかは関係ない。既存のラインをうまく使ってお客さんに魅力ある商品を、低い生産費で生産することが要求される。従来の乗用車のラインでミニバン「初代オデッセイ」を作ったホンダの取り組みは参考になる。 いくら労働生産性を上げても、作る商品に魅力がなければ意味がない。かといって働けど我が暮らし楽にならずでも困る。 残されたラインをいかに有効に使って魅力ある商品を効率よく作るかが勝敗を決める。 |




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