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| お店拝見/2017年2月号 |
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駒谷さんは、1997月2月、20代のときに、一度、パン屋をオープンさせている。子供のときからパンが好きで、地元のパン屋の従業員募集にふらりと応募したのがパンの道に入ったきっかけだったという。 「ハード系のパンに魅せられたのは、『ル・ヴァン』の甲田幹夫さんのパンとの出合いが衝撃的だったんですよね。出店当初、青森では、ハード系のパンの需要が決して多いとはいえなかったのですが、美味しいパンを作りたいと思い、一生懸命やっているうちに、お客さんもついてくださいました」(駒谷さん) また、駒谷さんは、パンと同じくらい好きだったチーズの世界の深さにも、ぐいぐいと引き込まれていった。そして、惜しまれながらも2009年に青森の店を一時的に閉店し、5年間、東京のチーズ会社でチーズの修行に徹したのだという。その後、生まれ故郷の青森市に戻った駒谷さんは再び開店準備を進め、2015年3月3日、現在の地に本格的なハード系のパンのお店を満を持してオープンした。 「ハード系のパンは、噛むほどに味わいがあり、シンプルで、お料理の味をいったんリセットしてくれます。口の中がさっぱりして、どんなお料理にも飲み物にも合うんです」(駒谷さん) パンへの想いを語るとき、駒谷さんの目は輝き、愛する人や肉親のことを話題にしているかのように、表情も語り口も滑らかになっていくのが印象的だった。子供のときから、好きなことには、とことんのめりこみ、何でも実際に見に行ったり、作ってみたり、行動してみないと気が済まない性格だったという駒谷さんは、動物も大好きで、ペットショップや水族館に勤めることも考えたことがあるという。 店内に、ひっきりなしに訪れるお客さん。パンは、あれよあれよという間になくなっていくが、買い物帰りの老夫婦が来たときは、イートインもできるテーブル席を荷物置き場に使ってもらい、ゆったりと商品を選んでもらっていた。対面販売、たったひとりでのパン作り。青森の青い空に映える白い欧風の洒落たお店は、地元の人のパン食文化を、しっかりと支えている。 「本当は、そろそろパンの種類を増やしたり、県産のリンゴやカシス、南部の黄金の洋ナシといわれるゼネラル・レクラークなども使ってみたいのですが、全てひとりで作っているので、なかなか時間が取れないんですよね」(駒谷さん) 駒谷さんのハード系のパンへの飽くなき挑戦は、まだまだ続きそうだ。 SHOP DATA 店名:モンドール 住所:〒030‐0803 青森県青森市安方1‐10‐7 電話:017‐757‐8989 営業時間:午前10時〜午後7時 定休日:水曜 品揃え:パン約30品目、ナチュラルチーズ約30品目 スタッフ:製造1人、販売常時2〜3人 店舗面積:売り場約13坪、厨房約14坪 日商:10万円 | ||||||||||

| この記事の読みどころ
●対面販売はセルフ方式の販売よりも、商品がより多く陳列できるメリットがある。
●冬は雪に強く、夏はねぶた祭りにあやかれる立地。 ●洒落た店は、地元の人に、ハード系のパンを中心としたパン食文化を定着させつつある。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |

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