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| 講習会/2017年1月号 |
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| 品質と生産性を両立させる | |
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西山重明講師の話 全農が運営する農産物直売所の中にあるパン屋で店長をしている。顧客は平均年齢が60歳前後で、高齢者が多い。ハード系が4割、菓子パンなどの甘いパンが4割、その他が2割という売上構成だ。少ない人数で売上を維持する方法をいつも考えながら仕事をしていて、今日は、そんな中でたどり着いた色々な製法やアイデアを紹介したいと思う。
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| 塩パン(スナックブレッド生地使用) | |
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バターを巻き込んでロールし、塩をかるくふって焼成する香り豊かなパン。
【配合%】 内麦粉(麦の路)‥‥‥‥‥‥50 内麦粉(オホーツク)‥‥‥‥50 インスタントドライイースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥8 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 ▼液種‥‥‥‥‥‥‥‥‥18・7 【工程】 ミキシング‥‥‥L3分H10分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 一次発酵‥‥‥冷蔵(4度C)一晩 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥60グラム 成形‥‥‥‥‥‥生地を軽くのばし、縦長にカットしたバター(5グラム)2本を2回にわけてたたみ込むように成形する(写真1、写真2) ホイロ‥‥‥‥‥35度C80%1時間(ホイロ後、オリーブオイルを軽く塗ってクレイジーソルトをふる) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火220度C下火220度C15分 ▼液種 【材料】 小麦粉発酵液(サワードディレクト25)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 インスタントドライイースト‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・7 水(37度C)‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 【作り方】 全材料を混ぜ合わせ、1時間常温で発酵させる 西山重明講師のコメント 塩パンはどこでもやっているが、その中で差別化できるように考えた。塩パンは、売れる量が多いこともあるので、成形を工夫して差別化と生産性を両立できる方法を考えた。 |

| ソルティドッグ(スナックブレッド生地使用) | |
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大きなフランクフルトソーセージを1本サンドして、豪華さを演出。
【配合%】 内麦粉(麦の路)‥‥‥‥‥‥50 内麦粉(オホーツク)‥‥‥‥50 インスタントドライイースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥8 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 ▼液種‥‥‥‥‥‥‥‥‥18・7 【工程】 ミキシング‥‥‥L3分H10分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 一次発酵‥‥‥冷蔵(4度C)一晩 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥60グラム 成形‥‥‥‥‥‥‥ドッグパン形 ホイロ‥‥‥‥35度C80%1時間 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥上火220度C下火220度C10分(焼成後冷めたら、縦にカットを入れ、焼いたバジルフランクを1本サンドし、クレイジーソルトとレモンゼストをかけて、さらにオリーブオイルをふりかけて=写真3=、上火220度C下火220度Cのオーブンで、5分程度焼成する) 西山重明講師のコメント ドッグパンに太目のソーセージをサンドして、レモンゼストやオリーブオイルなどをかけて、改めてオーブンで焼いて、お昼の時間に出しているが、かなり売れている。「焼きたて」として出している。 |
| パブカ・サレ(スナックブレッド生地使用) | |
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くるみ、チーズ、サラミの組み合わせがポイントのパン。
【配合%】 内麦粉(麦の路)‥‥‥‥‥‥50 内麦粉(オホーツク)‥‥‥‥50 インスタントドライイースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥8 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 ▼液種‥‥‥‥‥‥‥‥‥18・7 【工程】 ミキシング‥‥‥L3分H10分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 一次発酵‥‥冷蔵(4度C)一晩 分割‥‥‥‥‥‥‥60グラム×3 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥①生地を小判形にのばしたものを3つ用意し、1つには、くるみ30グラムを、2つ目にはダイスチーズ30グラムを、3つ目にはソフトサラミ30グラムを(写真4)それぞれのせてて包み(写真5)、棒状にのばす②3つの生地を3つ編みにしてワンローフ型に入れる(写真6) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35度C80%1時間(ホイロ後、シュレッドチーズをかけ、ベーキングシートにのせ、天板でふたをするようにして、重石をのせて、オーブンに投入) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火220度C下火220度C30分 西山重明講師のコメント チョコレートの発酵菓子の「バプカ」をアレンジして,惣菜系にしてみた。塩気をつけたということで、「バブカ・サレ」のネーミングになった。 |
| フルーツ菓子パン(パネオッシュ生地使用) | |
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パネトーネ種入りのリッチな生地を使用したパン。
【配合%】 強力粉(カイノス)‥‥‥‥‥70 薄力粉(C‐ブラン)‥‥‥‥30 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥12 凍結全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25 20%加糖卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥25 コンパウンドマーガリン‥‥‥40 パネトーネ種‥‥‥‥‥‥‥‥20 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥18 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥L3分M3分(コンパウンドマーガリン半量投入)L3分M2分(コンパウンドマーガリン半量投入)L3分M6分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C 一次発酵‥‥‥冷蔵(5度C)一晩 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム 成形‥‥‥‥‥‥‥円盤状にのばし(写真7)、直径10センチ程度のベーキングカップに入れる(写真8) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥35度C85%1時間(ホイロ後、フルーツジャムを4箇所に絞り、中央にクリームチーズを絞り、その上にネープルスライスを1枚のせる) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火210度C下火210度C10分(焼成後、ナパージュをかけ、粉糖をふる) 西山重明講師のコメント 日持ちする生地がほしくてこの生地を考えた。卵の香りは卵白が入っていないと出ないので、凍結全卵を使っている。50グラムに分割した生地を円盤状にのばして、フルーツジャムやクリームチーズ、ネープルスライスをのせて焼くだけなので、簡単に店に出せる。 |
| フルーツブレッド(パネオッシュ生地使用) | |
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クランベリー、ブルーベリー、マンゴーなどを贅沢に使用したパン。ボリューム感と贅沢感がポイントの製品。
【配合%】 強力粉(カイノス)‥‥‥‥‥70 薄力粉(C‐ブラン)‥‥‥‥30 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥12 凍結全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25 20%加糖卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥25 コンパウンドマーガリン‥‥‥40 パネトーネ種‥‥‥‥‥‥‥‥20 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥18 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥L3分M3分(コンパウンドマーガリン半量投入)L3分M2分(コンパウンドマーガリン半量投入)L3分M6分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C 一次発酵‥‥‥‥冷蔵(5度C)一晩 分割‥‥‥‥‥‥‥‥200グラム 成形‥‥‥‥‥‥①生地を40センチ×30センチの長方形にのばし、クリームチーズを短辺に沿って5本絞り、その間に、ドライクランベリー、乾燥バナナ、ドライブルーベリー、ドライマンゴー、ドライクランベリーの順で20グラムずつのせる(写真9、写真10)②(1)をロールして(写真11)、棒状にして、上から押さえて長方形にする(写真12)③縦に3等分にカットして(写真13)、三つ編みにし(写真14)、縦長のベーキングカップに入れる ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥35度C85%1時間(ホイロ後、シュトロイゼルをトッピングする) 焼成‥‥‥上火210度C下火210度C約20分(焼成後、粉糖をふる) 西山重明講師のコメント ホイロ後にシュトロイゼルをたっぷりとトッピングするので、成形にはそれほど気をつかわなくても大丈夫だ。パネオッシュ生地は、リッチな生地で、製品の原価も高くなる。ただ、製品が日持ちがするので、3日間売れれば、製造コストが安くなるので、私はそれでよしとしている。 |
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