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| お店拝見/2016年8月号 |
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狭山市にある本店の看板商品は、1日に500斤以上売れる「天熟食パン」。ホシノ天然酵母を使用し、15時間発酵をとって、粉のうまみを引き出した食パンだ。 今回開業となった北の小麦店でも、サンセリテの味を知ってもらうべく「天熟食パン」の販売は欠かせないものとなっている。 北の小麦店では、本店の「天熟食パン」に近い味の、カナダ産小麦「1CW」を100%使用した「天熟食パンカナダ産小麦」(税抜270円)に加え、北の小麦店ならでは、十勝産小麦を100%使用した「天熟食パン十勝産小麦」(税抜350円)の2種類を用意した。 「本店の『天熟食パン』は、産地の異なる粉をブレンドして使っていますが、北の小麦店では、2種類とも、一カ所の産地の粉100%で作るようにしています。『天熟食パン十勝産小麦』は、香りが豊かで、しっとりもちもちとした食感が特徴で、『天熟食パンカナダ産小麦』は、ふわっとした柔らかさが楽しめます。粉の特徴によるおいしさをはっきり打ち出して、お互いに引き立て合うような存在になればいいと思っています」(高田さん) 「天熟食パン十勝産小麦」に続いて今後、北の小麦店の顔になりそうな製品がある。十勝産小麦100%使用の「TK(とかち)ブレッド」(税抜350円)だ。カンパーニュのように大型で、北海道の形がデコレーションされており、見た目にインパクトがある。 「石臼挽き全粒粉を配合した個性の強い粉を使用しています。その個性を、嫌味ではなくうまみに変えるには、ホシノ天然酵母を使用し、冷蔵長時間発酵をとることが、最大のポイントです。こうした点に気を付けて作った『TKブレッド』は、香りがとても豊かで、北海道産小麦の魅力をより感じていただける製品になっていると思います。また、油脂を使用していないので、バターを使用している『天熟食パン』より食感が重く、もちもち感が強いですね。スライスして、トーストしたり、サンドイッチにしたり、食パンと同じように楽しんでいただけると思います」(高田さん) 冷蔵ショーケースには、「TKブレッド」と同じ生地で作った、北海道の形を模ったパンに、サーモン、レタス、玉ねぎ、ポテトサラダなどをサンドした「十勝サーモンサンド」(税抜320円)がある。 「大型のパンや、ハード系などの食べ方の提案として、これらのパンを使ったサンドイッチを販売しています。本店でも、カンパーニュにパストラミをサンドして販売することで、サンドイッチの売れ行きを追いかけるようにして、カンパーニュも売れるようになっていきました」(高田さん) 2カ月経たない内に目標売上を達成 同店の客層は、主婦が多いが、近くに大学があるため、昼時は学生も多く来店する。 「学生さんも多いので、品揃えは、北海道産小麦を使ったコッペパンを使ったやきそばパンやコロッケコッペなど、調理パンに力を入れていきたいと思っています」(高田さん) オープンして1カ月が経ち、初めて広告をポスティングしたが、それまでは一切の宣伝はしなかった。 「オープンして1カ月くらいは、売り上げが15〜16万円くらいでしたが、スタッフが慣れるまでちょうどいい期間でした。ポスティングをした後くらいから、売り上げは倍くらいまで上がっていきました。お客様との会話から察するには、ポスティング以上に、口コミの効果を実感しています」(高田さん) オープン2カ月足らずで、当初の目標であった日商30万円は突破した。売り上げが増えると同時に、駐輪スペースにも、近所の客の自転車がよくとまるようになった。 今後、本店で恒例行事となっているパン教室を、北の小麦店でも行っていく予定だ。「地域に密着した店にしていきたい」と、高田さんは意気込んでいる。 店名:サンセリテ 北の小麦 住所:〒157‐0017 東京都世田谷区世田谷3‐11‐12 電話:03‐6413‐6880 営業時間:午前8時半〜午後7時 定休日:水曜日 品揃え:70品目 スタッフ:製造常時4〜5人、販売常時3人 店舗面積:売り場10坪、厨房(倉庫含む)40坪 日商:34〜35万円 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●北海道産小麦のパンのおいしさを広く伝えるという明確な出店の動機があった。
●北海道のイメージを表現するために店内に白樺の木を3本配した。 ●商品開発にも北海道のイメージを明確に打ち出した。 ●地域に密着した店にしていきたい。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |


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