エクアドルのパカリ社のチョコレートを販売へ - カリフ・ジャポン - ブランスリー電子版

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ブランスリー新聞/2016年3月号

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エクアドルのパカリ社のチョコレートを販売へ - カリフ・ジャポン
パカリ社のチョコレートについて語るパカリ社のサンティアゴ・ぺラルタ社長
左から、「パティシエ エス コヤマ」の小山代表、パカリ社のぺラルタ社長、カリフ・ジャポンの小田社長
独特の味わいがあるパカリ社のチョコレート製品の数々は、日本でも人気上昇中
 製パン製菓材料の輸入販売などを手掛けるカリフ・ジャポン(小田洋子社長)は1月27日、東京・港区のエクアドル大使館で、南米エクアドルのチョコレート製造会社のパカリ(PACARI)社のチョコレートを味わう「PACARI Chocolate テイスティングセミナー」を開催した。パカリ社のサンティアゴ・ぺラルタ社長が来日し、パカリ社のチョコレート作りについて話し、京都の洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」の小山進代表が、パカリ社のチョコレートの特徴などについて語った。
 パカリ社は、2002年にサンティアゴ・ぺラルタ氏が、カーラ夫人と共に立ち上げた会社で、エクアドルの3000の農家と直接契約し、カカオの栽培方法などを指導しながら、質の高いカカオ豆を確保する体制を築き上げた。カカオ豆の栽培から、板チョコなどの最終製品を作り上げるまでを一環してパカリ社が行うことで、独特のアロマを持った高品質のチョコレート作りが可能になったという。このチョコレート作りの概念を「ツリー・トゥ・バー(Tree to Bar)」という言葉で表現し、世界中のチョコレートファンに訴求している。
 パカリ社のチョコレートは、英ロンドンで毎年開催される「インターナショナルチョコレートアワーズ」で2012年から3年連続で、金賞を受賞し、2015年には、フランスのチョコレートの祭典、サロン・ド・ショコラでも人気を博した。
 セミナーでは、パカリ社のチョコレートを日本で販売するカリフ・ジャポンの小田洋子社長が「私どもは、フランスのカリフ社との合弁の会社で、冷凍パン生地を凍ったままオーブンに入れて焼成する技術などを日本に紹介してきました。このたび、パカリ社のチョコレートの品質の良さとその活動内容に共感し、日本に紹介する仕事をさせていただくことになりました。これまでのチョコレートはどちかというと加工技術に重点が置かれていましたが、これからは素材そのものの品質が重要になってくると思います。パカリ社を通じて、カカオ豆を栽培している土壌や気候を知り、自然の中で農民の方たちが丹精込めて作ったカカオ豆とそれから作ったチョコレートを日本にご紹介し、『ツリー・トゥー・バー』のコンセプトを大きな波にすべく、その普及活動をしていきたいと思っています」などと挨拶した。
 さらに、パカリ社のぺラルタ社長は「日本の消費者の皆様がチョコレートの品質や産地などについて強い関心を持っていることを知り、大変嬉しく思っています。エクアドルにとってカカオ産業は、政治や経済にも多きな影響を与える重要なものです。カカオにはいろいろな種類があり、色もみな違い、色が違えば味も違います。そのことによってパカリのチョコレートの様々な味わいが生まれます。カカオの木ごとに、できるカカオの味が違ってきます。その多様性を壊さないように、そして少しでも良いものができるように、日々研究を重ねています」などと述べた。さらにその後、パカリ社のチョコレートのテイスティングを参加者らと共に行った。
 また、「パティシエ エス コヤマ」の小山代表は、「サンティアゴさんとは、ローマやニューヨークでのコンクールで知り合いました。彼はカカオの生産者であると同時に、チョコレートのクリエーターでもあります。僕は、バレンタインに合わせて、世界中をまわって作品の材料を探し、2カ月かけて30種類ぐらいのショコラの作品を作りますが、そのためのクーベルチュールの原料を、彼にも提供してもらっています。僕にカカオのことを教えてくれる先生が世界に何人かいますが、サンティアゴさんは、その中でも最も重要な1人です」などと話した。
 セミナーには、グルメライターやチョコレート取引業者などが多数参加し、パカリ社のチョコレートの独特の味わいを堪能していた。









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