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| 講習会/2016年2月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| おいしいものは、糖と油でできている | |
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伊原講師の話 当店では、商品開発のキーワードは「また食べずにはいられなくなるようなものを作ること」だ。ヘルシーなものは実はあまり売れない。おいしいものは、脂肪と砂糖でできている。だからドーナツはよく売れる。もちろん、ヘルシーなイメージのパンも並んでいることが前提だが、ヘルシーなパンの影で、ドーナツはその何倍も良く売れている。
ベーカリーの効率化のための最もいい方法は、売価を上げること。うちでは、値上げを実施したが、お客様へは「労働環境改善のため」とはっきり伝えた。納得してもらえたと思っている。製造工程における効率化は、多くのベーカリーで、もう充分にやっていると思う。 店が行き詰る最も多い原因は、売れないからではなく、充分な量のパンが作れないからだ。売るものが充分なければ当然売上も上がらない。だから、修業しているときから、独立したときのことを考えて、沢山作れるように技術を習得することが大事だ。 |

| ドーナツ | |
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2種類の内麦粉を使用して、ポーリッシュ法で作るドーナツ。ヘルシーな商品が多い売り場で、実はドーナツはかなり売れるという。
【ポーリッシュ種配合%】 オホーツク(内麦粉=昭和産業)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥手捏ね 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 冷蔵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5度Cで12時間〜(終点生地温度10度C) 【本捏配合】 麦の路(内麦粉=昭和産業)‥‥50 きび糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・9 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 生イースト‥‥‥‥‥‥‥1・5 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 クリームチーズ‥‥‥‥‥‥‥5 【工程】 ミキシング‥L8分(オートリーズ10分、クリームチーズ投入)M8分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥50分(終点生地温度26度C) 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥20分(終点生地温度26度C) 成形‥‥‥‥‥‥‥ノット成形(生地を細長くのばして、結び目を作るように成形する=写真1、写真2) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥30分(終点生地温度26度C) フライ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥180度C5分(2分30秒の時点で反転、フライ後、グレーがけをする) 伊原講師のコメント ドーナツは、売れる2大要素である油脂と砂糖が多いので、実はよく売れる。うちにはドーナツ専用の生地というものがなく、食パンや菓子パン、ロールパンなど色々な生地を使ってドーナツを揚げている。生地によって、揚げたときの味と食感に特徴があって、面白いと思う。 |

| クローネ | |
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2種類の内麦粉を使用して、ポーリッシュ法で作る、しっとりとした食感の直焼きパン。
【ポーリッシュ種配合%】 オホーツク(内麦粉=昭和産業)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥手捏ね 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥30分 冷蔵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5度Cで12時間〜(終点生地温度10度C) 【本捏配合】 麦の路(内麦粉=昭和産業)‥‥50 きび糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・9 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥1・5 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 クリームチーズ‥‥‥‥‥‥‥‥5 【工程】 ミキシング‥L8分(オートリーズ10分、クリームチーズ投入)M8分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥50分(終点生地温度26度C) 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥20分(終点生地温度26度C) 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥丸めて中心に穴を開け、リング状にする ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30分(終点生地温度26度C、写真3) 焼成‥‥‥‥‥‥‥200度C18分 伊原講師のコメント 成形は、生地がしっかりできている場合は、分割して丸めた状態のまま、指で中央に穴を開けるだけでいい。ホイロ後すぐに焼くと、比較的に目の詰まった内層になるが、焼く前に冷蔵庫で中心温度が20度ぐらいまで冷やしてから焼くと、内層の粗いパンにできる。 |

| 蓮根サンドイッチ | |
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クローネを使用したサンドイッチ。蓮根やかぼちゃ、ほうれん草などをサンド。蓮根の食感が新鮮。
【材料グラム】 蓮根‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3片 かぼちゃ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3片 ほうれん草‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 ツナ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 オニオンマヨネーズ‥‥‥‥‥‥15 無塩バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 醤油‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 みりん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 有塩バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 アーモンドダイス‥‥‥‥‥‥適量 クローネ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1個 【作り方】 ①蓮根を乱切りにして、食酢に漬けておく ②(1)を電子レンジで加熱後、みりん、醤油、無塩バターを加えて炒める ③かぼちゃを、7ミリ厚にスライスし、電子レンジで加熱後、無塩バターで炒める ④ほうれん草を6分の1にカットし、電子レンジで加熱後、無塩バター、食塩を加えて炒める ⑤ツナとオニオンマヨネーズを1対1の割合で混ぜ合わせる ⑥クローネを横にスライスし、切り口に有塩バターを塗る ⑦スライスした下半分に、(3)、(2)、(4)の順に重ねてのせる ⑧(7)に(5)とアーモンドダイスをトッピングし(写真4)、クローネをスライスした上半分をのせる |
| フラットブレッド | |
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平焼きのハースブレッド。「スキャッチャータ」をイメージしている。
【配合%】 麦の路(内麦粉=昭和産業)‥‥50 オホーツク(内麦粉=昭和産業)‥50 きび糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 生クリーム(脂肪分35%)‥‥‥2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥3 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥2・3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥ビーターで生地が均一な硬さになるまで捏ねる(オールインワン) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥24度C フロアタイム‥‥‥‥‥1時間(パンチ)40分(終点生地温度25度C) 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥30分(終点生地温度25度C) 成形‥‥‥‥‥‥‥分割して丸めた生地にオリーブオイルを塗り、手でつぶす(写真5、成形後冷蔵する) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥30分(終点生地温度26度C) 焼成‥‥‥‥‥‥‥230度C12分 伊原講師のコメント 短時間発酵なので、劣化が早い。食べる前に軽く焼くことを提案してもいいかも知れない。成形は、生地が強いようなら、そのままオリーブオイルを塗る。直焼きなので、ピールに並べて窯に投入する。焼成は250度ぐらいにして8分ぐらいでもいい。 |
| レモンジンジャーマスカルポーネとカリーブルスト | |
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フラットブレッドのバリエーション2アイテム。
【配合%】 麦の路(内麦粉=昭和産業)‥‥50 オホーツク(内麦粉=昭和産業)‥50 きび糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 生クリーム(脂肪分35%)‥‥‥2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥3 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥2・3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥ビーターで生地が均一な硬さになるまで捏ねる(オールインワン) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥24度C フロアタイム‥‥‥‥‥1時間(パンチ)40分(終点生地温度25度C) 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥30分(終点生地温度25度C) 成形‥‥‥‥‥‥‥分割して丸めた生地にオリーブオイルを塗り、手でつぶす(写真5、成形後冷蔵する) ホイロ‥‥‥‥30分(終点生地温度26度C、「レモンジンジャーマスカルポーネ」は、ホイロ後、指でピケしながら、生地を広げて(写真6)、レモンジンジャーマスカルポーネクリームをトッピングする(写真7)。「カリーブルスト」は指でピケしながら、生地を広げて(写真6)、チーズ(ステッペン)とスライスしたフランクフルトソーセージをトッピングする=写真8) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥230度C12分(「レモンジンジャーマスカルポーネ」は、焼成後にメープルシロップをかける。「カリーブルスト」は、焼成後、生たまねぎ、カレー粉、ケチャップをトッピングする) |
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