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| お店拝見/2016年2月号 |
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2013年3月に開業した一号店を大阪市都島区に構える「一本堂」は、2015年12月の時点で都内を中心に全国に約30店舗展開している。 学習塾や飲食店などの経営コンサルティングを行ってきたという、「一本堂」の社長、谷舗治也さんは、食パン専門のベーカリーを立ち上げた理由についてこう話す。 「飲食業界をみてきて、食品のロス率が目立つのがパンでした。それを改善できないかと考えたんです」(谷舗さん) 一号店となった大阪市の店では、開業当初「一本堂食パン」のみ、1種類の食パンを販売していた。 「種類の多さも、ロスに繋がると思いました。ベーカリーに入って、トレイとトングを持って、たくさんの種類のパンを目の前にしたら、最初は家に食パンがないから来店しただけという人も、食パン以外にも買わないといけないような気になってしまいますよね。反対に、店側の立場としては、お客様が食パン以外にも買ってくださるから、種類をたくさん増やしていかなければならない、というような心境に追い込まれてしまいます。それでたくさん作って、ロスを出してしまうんです。それならば、主食としての食パンだけを作り、毎日気軽に買いに来てもらえる店にしようと思いました」(谷舗さん) フランチャイズ化し、全国に展開するに当たって最も困難だった点は、誰が作ってもおいしいパンになるようにするシステムづくりだったという。 「『一本堂』オーナーに応募される方は、サラリーマンを経験された40〜50代の夫婦が多く、飲食業に就いたことのない方がほとんどです。それでも、最低2週間の研修を受けていただければ独立できるように、オリジナルの厨房設備と材料を開発しました。店舗の広さは10坪前後、開業資金は1000万円程度が、必要になります。軌道に乗った店舗は、1日400斤ほど売上げています」(谷舗さん) 販売に関しても、食パンに絞ることで、有利な点があるという。 「食パンは、たい焼きやたこ焼きのように、誰もが知っている食べ物ですから、細かい説明が要りません。まず食べていただいて、お好みに合えば、また買っていただけます。もちもち感のある、お米のような、飽きのこない味わいに仕上げていますから」(谷舗さん) 「一本堂」の店舗は今後、さらに全国に増えていく予定だ。 SHOP DATA 店名:一本堂杉並西荻窪店 住所:〒167‐0042 東京都杉並区西荻北2‐11‐9 電話:03‐3399‐8773 営業時間:午前9時半〜午後8時半(売り切れの場合はその時点で閉店) 定休日:不定休 品揃え:食パン6品目 スタッフ:製造常時2〜3人、販売常時2人 店舗面積:売り場約2・5坪、厨房約6・5坪 | ||||||||||||||||

| この記事の読みどころ
●内装は食パンがおいしく見えるデザインに。
●焼き上がり時間を決めた商品と、順次焼き上げる商品のメリハリをつける。 ●ついで買い地獄から買い手と売り手を開放する。 ●食パンは誰でも知っているので、おいしければリピートする。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |


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