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| インタビュー/2016年1月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 家に帰る感覚で来店してほしいと願う - 明治堂製造チーフの鈴木智之さん | |
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1889年(明治22年)に現在の東京・文京区内に創業し、今は北区王子で地域一番店として地元に根差した店舗運営を行なうる明治堂(電話03‐3919‐1917)は、4代目の中山和弘社長が巧みな手綱さばきをみせる。150種類の品揃えは、新商品づくりへの挑戦の結果だ。その先頭に立って製品づくりを担うのは、製パン技術者として14年の経験を持つ、製造チーフの鈴木智之さん(33歳)だ。今回は鈴木チーフに話を聞いた。
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毎日10回揚げるカレーパンクロワッサンも頻繁に焼成
―――人気の商品は。 鈴木 1番人気はカレーパンなんですけどね。材料には良いものを使っています。1日に10回揚げます。30分〜1時間おきに揚げていますよ。5年前から今のスタイルにしました。お客様にいつでも揚げたてを提供したいですから。それまでは、日に数回まとめて揚げていました。2番人気のクロワッサンも毎日6回以上は焼き上げます。カレーパン同様常に焼きたてを提供したいですので。良質のバターを使っています。 ―――先程、地域性を考慮すると高価格帯の設定は難しいとのお話でした。近年の材料の値上げを吸収できていますか。 鈴木 材料の値上げの影響は大きいですよ。数年前に価格を改定しましたが、最低限の改定に留めました。売り上げアップには、付加価値を提示し続けることも必要です。 ―――午後8時30分まで開店していますよね。 鈴木 帰宅の遅い方のためにオープンしています。JR京浜東北線の王子駅が5分ほど先にありますし、付近にマンションも増えました。利益の増加を見込んで夜遅くまで開店しているわけではありません。実際、利益率でみると、遅い時間帯はあまり良いとは言えません。 ―――それでも開店しているわけは。 鈴木 店の付近には高校が3校あります。朝の通学時間帯や午後の帰宅時間帯にはよく生徒たちが寄ってくれます。他にも小学校に保育園、それに病院まであります。子連れの主婦や病院帰りの人も来店します。なんと言うか「人」に恵まれた環境なんですね。「人」は大切です。お客様には、パン屋に行くのではなくて家に帰る感覚を持ってもらえるように、焼きたてパンを通して丁寧に接していきたいと思います。 |

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