記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| ブランスリー新聞/2015年12月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 全国8カ所の新麦生産者とパン職人がコラボ - 新麦コレクション2015収穫祭 | |
|
今年の6月に発足した、小麦生産者、パン屋、消費者の3者を繫ぐ活動を行う「新麦コレクション」(池田浩明理事長)は、10月5日から25日の期間で、今年の秋に収穫された新麦のパンを味わう「新麦コレクション2015収穫祭」と題した一連のイベントを、都内各所で開催した。
同イベントは収穫したばかりの新麦のパンを食べ、自然の恵みに感謝し、小麦が畑から食卓に届くまでの道のりを知り、それに関わる小麦の生産者、製粉会社、流通業者、パン屋、消費者が、お互いの仕事を理解し、支え合うことを目指すイベントだ。 「新麦コレクション2015収穫祭」のメインイベントは、10月17日、代官山の人気スポットである「ログロード代官山」にある「GARDEN HOUSE CRAFTS」で開催された。 麦にこだわりをもつ全国のパン屋約20軒が、新麦で作ったパンを販売し、イベントスペースでは「EATLIVE」と題したイベントが行われた。「EATLIVE」は全国8つの地域の小麦生産者とパン職人が、2人1組で行う試食とトークのプレゼンテーション。 この日のために作られたそれぞれの小麦の個性を生かした新麦パンは、日本の各地で収穫された穀物の力を感じさせる個性的で味わい深いものが勢ぞろいした。 北海道の江別製粉とブーランジェリー・レカンの割田健一シェフは、ハルユタカ誕生30周年を記念したバゲット「2015ハルユタカポーリッシュ」、北海道産小麦の「春よ恋」に山梨産の葡萄ピューレを加えホットワインをイメージしたパン、古代小麦の粒や千葉県産の茹でたピーナッツの粒を「キタノカオリ」の生地に入れた「リゾットパン」などを紹介した。 神奈川県平塚市にあるミルパワージャパンの「湘南小麦」と東京のベーカリー「ル・ルソール」の清水宣光シェフは、アンチョビバターを挟んだ湘南小麦のパンを提案した。 熊本県の有機農家ろのわと大阪のベーカリー「パンデュース」の米山雅彦シェフは、「ミナミノカオリ」の全粒粉で作ったコクのあるパンケーキを提案した。 来場者らは8か所のパンブースを回ってシェフたちのパンを味わい、小麦生産者から聞く小麦の話やパン職人たちが語る新麦パンに対する想いに耳を傾けた。 また日本での生産は不可能といわれた古代野生種のディンケル小麦の栽培に成功した大地堂(滋賀県)の廣瀬敬一郎さんから、ディンケル小麦の栽培を託されたすみや農園(群馬県・高崎市)の小林 祐さんが紹介された。 廣瀬さんはドイツから輸入した玄武岩の石臼を使って、ディンケル小麦の香りを完ぺきに引き出した小麦粉を作っている。 そのディンケル小麦に関心を持ち自分の畑で育てたいと思った小林さんは、今回のイベント会場でディンケルの種を廣瀬さんから引き渡され、「群馬県の地元に定着させたい」と決意表明した。 最後に池田浩明理事長は「2020年までに日本の47都道府県で作られる各地の小麦を定着させ、海外から訪れる人々を日本の新麦パンでもてなすのが私達の夢です」と語った。 |



2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。








