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| インタビュー/2015年10月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| フードマイレージを意識して事業を展開 - 鳴門屋製パンの長江伸治専務 | |
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今年で会社設立67年目を迎えた鳴門屋製パン(本社・大阪市、電話06‐6758‐1551)は、本社工場の他に、パンと洋菓子の各製造小売部門とカフェ部門を持つ老舗企業。今後の食生活を意識し、総菜店の展開も始めた。同社の創業日である5月12日に専務に就任した長江伸治氏に、同社の現状を尋ねた。
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今後も時代に即し、地域密着を進める
―――この桃谷本店は1958(昭和33)年の開店だそうですが、随分ゆったりした売り場ですね。 長江 土地は全体で100坪あります。売り場の他パン工場などを併設しています。この本店では毎日150種類の商品を揃えています。毎日夜中の12時から作業を始めます。朝7時のオープンに間に合わせるためです。最初の販売ピークが7時〜9時ですから。大阪環状線の桃谷駅前でもあり、また、高校も多いんです。 ―――高校生たちが朝から立ち寄るわけですね。 長江 学生さんたちに気分よくパンを買ってもらいたいので、わが社の商品価格は全体的に安価だと思います。お客様は以前から鳴門屋のパンは「安くて大きい」といったイメージを持たれてます。これからもそのイメージに応えていくつもりです。安くて旨い品を提供するのが、パン屋としての使命だと考えています。 ―――お客様本位というわけですね。 長江 はい。鳴門屋に来るお客様には楽しんでもらいたいのです。例えば、来店した子供たちに好みのパンをプレゼントします。その子供たちの笑顔を写真に撮って、店舗内に張り出します。また、今ですと、七夕のシーズンですから子供たちに、ねがいごとを短冊に書いてもらい、やはり、店舗に飾っています。 ―――秋にはスポーツ大会も。 長江 ええ、例を一つ上げると、握力競技といいますか、握力を測って、1位から10位まで順位付けします。10位までに入ったお客様に。明太子などをプレゼントをするんです。 季節の旬を味わう商品作り ―――2012年の第3回ご当地パン祭り以降昨年まで、「ラグカレー」「みかパン」「アップルパイ」が3年続けて準優勝していますね。これらに関わるイベントもあるのですか。 長江 といいますか、フードマイレージに関係してきますね。これは、食料品は地産地消が望ましいという考え方です。私どもの八戸ノ里店が東大阪市にあります。元々東大阪市がフードマイレージに取り組んでいましてね。鳴門屋としても地産地消に関わっていきたいと考えていました。6年前から実施しています。同市の畑でほうれん草を収穫して、「ほうれん草パン」を作ってます。 私自身は、パン自体ではなかなか季節の変化を感じられないと思っています。そこで、12月から3月まではほうれん草、4月からは玉ねぎ、9月から11月まではかぼちゃを使ったロールパンを販売しています。お客様に少しでも四季を届けたいし、旬を味わってほしいのです。 |


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