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| ブランスリー新聞/2015年8月号 |
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| 「おいしさと同時に、生産の合理性も追求してほしい」 | |
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審査終了後、会場を東京・江東区のホテルイースト21東京に移して、審査結果の発表と表彰式が行われ、カリフォルニア・レーズン大賞、カリフォルニア・レーズン金賞などの賞が11人に授与された。さらに審査員らから、審査内容などについての話があった。
11人の受賞者らには、入賞楯が贈られた。また、11人には、カリフォルニア・レーズンの視察旅行に招待される。米カリフォルニア州のナパバレーにある米国料理専門学校で、特別授業を受けたり、今回のコンテストの受賞作品を作ったりする。また、レーズンの原材料であるぶどうの収穫を体験し、ぶどう畑でレーズンが天日干しされる様子や、レーズンが加工工場で処理される様子などを視察する。 審査員の井上氏の総評 本コンテストは日本の製パン技術向上にきわめて重要な機能を果たしており、このようなコンテストを24年間もの長きにわたり継続して開催して頂いているカリフォルニア・レーズン協会に心より敬意を表します。最終審査に残られた11人の選手の皆様には、カリフォルニア・レーズンとアメリカ産チーズそれぞれの素材の特性を生かした新しいパン作りを披露して頂きました。そしてすべての皆様が消費者に、よりおいしいパンを楽しんでもらいたいという強い想いを持ち、それを実現するために様々な工夫をされています。パン産業に身を置く一人として、皆様の存在を大変心強く思います。このような中で今回受賞された方々は、おいしさの演出方法や消費者へのアピールなどの面で他の方々より若干優れていたのではないかと思います。製パンの技術力は、最終審査に残ったすべての方々が高いレベルにあります。そんな皆様に、ひとつお願いがあります。製パン技術の上で永遠の課題は、おいしいパンをより合理的に作ることにあります。おいしさの追求は、そこまでするのかというレベルにあります。しかし合理的に作るという面では、まだたくさんの課題が残されているように思われます。これからのパン作りのキーワードは、おいしさの追求と同様に合理化の推進を考えていただきたいと思います。先人の努力によって、パンは日本人の食生活に欠くことのできない重要な食品になっています。今後はパン食と栄養の関係を充実させていくことが、パン産業の重要な課題だと思います。選手の皆様もそのことを考えている方が多く、今回レーズンの栄養価を生かした作品が多く見られました。しかし残念なことに、その多くが健康のイメージで終わってしまっていて、科学的な根拠が示されているものはわずか2点だけでした。今後はそうしたことにも留意し、パン作りを行っていただきたいと思います。 ◇ 各賞受賞者は次の通り。 【ホールセール・コンビニエンス製品部門】 ▼カリフォルニア・レーズン大賞▽敷島製パン、江口貴和子さんの「管理栄養士が作った1/3日分の鉄分がとれるレーズン・グラノーラ」 ▼カリフォルニア・レーズン金賞と消費者推薦賞▽神戸屋、飯田ふみさんの「レザン リモーネ〜フルーツ飴のトライアングル〜」 ▼カリフォルニア・レーズン特別賞▽敷島製パン、堀里 栄さんの「和ごころレーズン」 【インストア・リテールベーカリー製品部門】 ▼カリフォルニア・レーズン大賞と消費者推薦賞▽アンデルセン、近藤 聡さんの「ココナッツレーズン」 ▼カリフォルニア・レーズン金賞▽神戸屋レストラン、山崎 豊さんの「フランボワーズ・レザン〜ヨーグルト仕立て〜」 ▼カリフォルニア・レーズン特別賞▽クラブハリエ ジュブリルタン、今井悠輔さんの「エキゾチックレザン」▽ポンパドウル アソシエ、伊藤まどかさんの「クグロフ・アントワネット」▽木輪、芳野 健さんの「ジューシーモイスト レーズン」 【アメリカ産チーズ部門】 ▼アメリカンチーズ大賞 ▽ドンク、大下福朋さんの「レーズンと黒米のチーズブレッド」 ▼アメリカンチーズ金賞 ▽神戸屋レストラン、石毛嘉一さんの「フロマージュ レザン (はちみつの香りとあわせて)」 ▼消費者推薦賞▽ドンク、松木崇至さんの「アロマテック・トルデュ・レザン〜純米本みりん仕立て〜」 |


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