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| 講習会/2014年11月号 |
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| 店の人気商品の製造実演を行う | |
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森朝春講師の話 私達は、2001年10月に開業し、13年目を迎える。開業する時ブロートハイムの明石克彦氏から「開業することが目的ではない。自分がやりたいスタイルをぶれることなく続けていくことが大切。はじめからすべてをやろうとせず、少しずつ実現させていくのがいい」とアドバイスを受け、それを守るように努力している。原材料が高騰する中、値上げせずに続けるのは厳しい状況になっている。値上げする場合はお客様にはきちんと説明し、理解してもらうよう心掛けている。開業当初はフランスで修業してきたことを看板に、ハード系のパン中心の店にしたいと思っていた。しかし、徐々にお客様のニーズに応えることが大事だと思うようになった。最近はラスクや焼き菓子も作るようになり、商品に対する考え方が柔軟になった。店を長く続けていくためには、おいしいパンを提供する清潔な店と明るい笑顔が大事。開店までの準備期間にパンの商品構成や何を売るかは自分が決め、物件探しや店舗デザインは妻が担当し二人三脚でやってきた。今後はさらに商品を充実させ、当店ならではのパンを作りたい。そしてパンに合う惣菜の販売と、カフェの運営もやりたいと考えている。
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| クランベリーノワ | |
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クランベリーとクルミがたっぷり入った、初心者向けの食べ易いハード系のパン。
【配合%】 中力粉(モンブラン=第一製粉)‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40細挽ライ麦粉(ライフラワーK=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥10粗挽ライ麦粉(ライフラワーE=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥20細挽全粒粉(内麦全粒粉=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20粗挽全粒粉(内麦シリアル=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10塩(天日塩=カンホアの塩)‥‥21インスタントイースト(サフ青)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 ラード‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥66自家製酵母(ぶどう種)‥‥‥‥40クランベリー‥‥‥‥‥‥‥‥59ローストくるみ‥‥‥‥‥‥‥59【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥L2分M4分(クランベリー、ローストくるみ投入)L2分(写真1) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥23度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 分割‥‥‥‥‥‥‥100グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥表面に粉を付けて馬蹄形 ホイロ‥‥‥‥‥28度C75%45分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥230度C18分(スチーム注入) 森朝春講師のコメント お客様から求められ作った商品だ。自家製酵母のパンで、ナイフがいらない程度の適度のかたさがあり、食べやすい。各種の粉を組み合わせて使うことで、食感と旨味がでる。ライ麦粉は酵素を多く含むので、発酵が早く工程も短時間で仕上がる。焦げやすいので、直焼きではなく天板にのせて焼く(写真2) |

| バゲットカンパーニュ | |
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一晩冷蔵庫に入れ、低温熟成発酵した生地で作るバゲット。ひきが強くかための食感が特徴。
【配合%】 中力粉(モンブラン=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 インスタントイースト(サフ青‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 塩(天日塩=カンホアの塩)‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・1 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥68【工程】 ミキシング‥‥‥‥L2分M4分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥16度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥10度C8時間以上(冷蔵庫で) 分割‥‥‥‥‥‥‥280グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥‥‥バゲット形(写真3) ホイロ‥‥‥‥‥28度C75%30分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥235度C25分(スチーム注入) 森朝春講師のコメント 朝一番で焼成するパン。バゲットは平日15本ぐらい、週末は30本ぐらい売れる。クリスマスイヴの24日だけは、毎年100本ぐらい売れる。ミキシングは低速だけでなく途中で中速に変えて捏ねる。しっかりミキシングをかけることで、生地が手に付きにくくなり作業性が良くなり、パンがパリッと仕上る(写真4) |
| フォカッチャ | |
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栄養価の高い全粒粉を入れたフォカッチャ。トッピングに季節感のある食材を使えば、バラエティー化が図れる。
【配合%】 中力粉(モンブラン=第一製粉)‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95 細挽全粒粉(内麦全粒粉=第一製粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 塩(天日塩=カンホアの塩)‥‥2 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 オリーブオイルEV‥‥‥‥‥‥2 セミドライイースト(サフ赤)‥1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51 バゲットなどの残り生地‥‥‥‥10 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L2分M4分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥23度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥円盤形 ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥28度C75%30分(ホイロ後、円盤形に伸ばした生地の表面に、指で数か所穴をあけ、表面にオリーブオイルを塗り▼各種トッピングをのせる(写真5) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥230度C15分(スチーム注入) ▼各種トッピング ①ベシャメルソース、ミックスチーズ、ベーコン、エリンギ、しめじを炒め塩、胡椒したもの②ミックスチーズ、茄子、パプリカ、ズッキーニ 森朝春講師のコメント 仕込みに使うオリーブオイルは、食べた時に香りのよいエキストラバージンを使う。生地を冷蔵庫で保管しておけば、商品の動きに合わせ追加焼成ができる。生地がかためなので、丸目は手のひらにのせてしっかり丸める。チーズを最後にのせると、表面がチーズに覆われて見た目が同じになってしまうので、トッピングはソースを塗りチーズをのせてから飾る。 |
| フィナンシェ | |
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焦がしバターの良い風味が特徴の焼き菓子。小さな型で焼いて、いろいろな味を組み合わせて販売できる。
【配合グラム】 無塩バター‥‥‥‥‥‥‥1350 卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1485 アーモンドプードル‥‥‥‥768 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥1431 薄力粉(オルガン=第一製粉)‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥456 【作り方】 ①無塩バターを加熱し、焦がしバターを作り、濾す ②卵白とグラニュー糖を混ぜ合わせる ③(2)に篩ったアーモンドプードルを入れさっくり混ぜて、その後薄力粉を加え混ぜ合わせる ④(3)に(1)を入れて混ぜ合わせる(写真6) ⑤(4)の生地から1500グラムをとり、栗のペースト(マロンペーストアマーロ=正栄食品)を750グラム加え混ぜ合わせ、マフィンカップに絞り入れて、マロングラッセ(マロングラッセコンステラシオン=正栄食品)をトッピングする ⑥(4)の生地から1840グラムをとり、シナモンパウダーを90グラム混ぜ込み、マフィンカップに絞り入れて、トッピングにリンゴのシロップ漬け(ポムアシッド=正栄食品)とスライスアーモンドをのせる ⑦(4)の生地から1840グラムをとり、ミックスフルーツ(6種のラミフルーツ=正栄食品)を300グラム混ぜ込み、マフィンカップに絞り入れる ⑧(5)、(6)、(7)を240度C7分後200度Cで7分焼成((7)については、焼成の途中で飾りにクランベリーをのせる=写真7) 森朝春講師のコメント カスタードクリームを作る時余った卵白を、冷凍保存して使っている。卵白とグラニュー糖を混ぜる時、空気を入れないようにたたきながら混ぜる。焼き菓子はパンの作業工程と違うので、パンの製造が終わってからまとめて作る。焼き菓子が定着し、最近は良く売れるようになってきた。 |
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