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| 講習会/2014年10月号 |
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| 自分流にアレンジして商品化してほしい | |
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樋口保男講師の話 今日は、パン屋さんやケーキ屋さんなどいろいろな業種の方が全国から集まっていただいた。今日の講習品目の中から何かひとつでも参考にしていただけるものがあったら光栄に思う。明治の館のパンとお菓子の売り場には、私のお菓子とパンがずらりと並んでいる。そんな商品の中からいくつかを選び、アレンジを加えて今回の講習品目とした。皆さんでさらにアレンジを加えていただき、ご自分の商品として販売していただければと思う。
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| 茂木産のエゴマトルテ | |
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けしの実を使用したオーストリアの伝統菓子、モーントルテをアレンジした製品。けしの実をエゴマに置き換えている。
【配合グラム】 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥300 粉糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥150 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥200 卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥300 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥250 アーモンドプードル‥‥‥200 薄力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥120 エゴマの実‥‥‥‥‥‥‥250 レモン果汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 バニラオイル‥‥‥‥‥‥‥少々 【工程】 ①バターを室温に戻す ②(1)と篩にかけた粉糖をボウルに入れ、バニラオイルを加えホイッパーを使って、少し白くなるまでホイップする ③(2)に卵黄を3〜4回に分けて加え、混ぜ合わせる ④卵白とグラニュー糖でメレンゲを立てる(グラニュー糖は3回に分けて入れる) ⑤アーモンドプードルと薄力粉を篩にかける ⑥メレンゲの3分の1の量を(3)に加え、エゴマの実とレモン果汁を入れ、さらに(5)を加えて、さっくりと合わせる ⑦(6)に残りのメレンゲを加え、しっかりと混ぜ合わせる ⑧直径およそ21センチの丸型に(7)の生地を860グラム絞り入れ、スケッパーで上面を平らにする(写真1) ⑨上火190度C下火180度Cのオーブンで約45分焼成する ⑩上面にブルーベリージャムとフォンダンをトッピングして飾る(写真2) 樋口講師のコメント 別立法のパウンドケーキのような作り方。粉糖を使うことで口溶けがよくなる。コーンスターチ入りの粉糖を使うと、さらに口溶けがよくなる。エゴマの実は、悪玉コレステロールを減らす働きや、アレルギー症状を緩和させる働きがあるとされるアルファ・リノレン酸を多く含んでいる。 |

| エンガディナー・ヌッストルテ | |
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スイスのエンガディーンと呼ばれる地方の伝統菓子。くるみのヌガーをビスケット生地で包んで焼き上げる。同地方はくるみの産地として名高い。
【配合グラム】 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥570 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥285 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・5 バニラオイル‥‥‥‥‥‥‥‥少々 卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥145 薄力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥855 ベーキングパウダー‥‥‥‥3・5 【工程】 ①バターにグラニュー糖、食塩、バニラオイルを混ぜ入れ、白っぽくなるまでホイップする ②(1)に卵を入れて、混ぜ合わせる ③(2)に薄力粉とベーキングパウダーを加えて、混ぜ合わせる ④(3)の生地を約5ミリの厚さに麺棒でのばす ⑤(4)の生地をフラン型に敷き詰め(写真3)、型からはみ出した部分をカットする(写真4) ⑥(5)を冷凍庫で冷やす ⑦(6)に▼フィリングを700グラム入れ(写真5)、全卵と水を同割りで混ぜ合わせたものを刷毛で塗る ⑧(3)の生地を約5ミリの厚さに麺棒でのばしてピケしたものを、(7)の上からかぶせ、まわりのはみ出した部分をカットする ⑨上面に卵を塗って上火190度C下火180度Cで約45分焼成する ▼フィリング 【配合グラム】 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥360 水飴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥300 はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥150 牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥210 生クリーム‥‥‥‥‥‥‥450 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥120 くるみ(ロースト)‥‥‥750 マカダミアナッツ‥‥‥‥300 ピスタチオ‥‥‥‥‥‥‥120 【工程】 ①グラニュー糖、水飴、はちみつ、牛乳、生クリーム、塩、バターを鍋に入れて、117度Cになるまで(沸騰して少し茶色っぽい感じになるまで)中火で加熱する(写真6、15分程度かかる) ②(1)にくるみ、マカダミアナッツ、ピスタチオを加えて、ヘラで混ぜ合わせて、常温で冷やす(写真7) 樋口講師のコメント 最近は軽い食感のお菓子がもてはやされているが、このお菓子は、ずしっと重厚感のある食感が特徴だ。伝統を守りながら、私流に少しだけアレンジを加えている。 |
| パン・オ・ルミエール | |
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山梨県のワイナリー、ルミエールのワインヴィネガーを使用し、レーズンとくるみを練り込んだハースブレッド。
【配合%】 強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85 ライ麦粉(中挽き)‥‥‥‥‥‥15 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・5 塩(オーストラリア産南の極み)‥2 グレープシードオイル‥‥‥‥‥5 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57 赤ワインヴィネガー(モンシェフ赤)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・8 グリーンレーズン‥‥‥‥‥‥‥30 ゴールデンレーズン‥‥‥‥‥‥20 カレンズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 くるみ(ロースト)‥‥‥‥‥‥10 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥L2分M2分(グレープシード・オイル投入)L2分M2分(グリーンレーズン、ゴールデンレーズン、カレンズ、くるみ投入)L1〜2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C 発酵‥28度C70%50分(パンチ)20分 分割‥‥‥‥‥‥750グラムなど ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥10分 成形‥‥なまこ形など(写真8、成形したら水を付けて、小麦粉とライ麦粉を混ぜ合わせたものをまぶして天板に並べる=写真9、写真10) ホイロ‥‥‥‥‥32度C75%40分 焼成‥上火210度C下火220度Cおよそ40分(スチーム注入) 樋口講師のコメント 赤ワインヴィネガーを入れることで、ライ麦粉とレーズンの味が引き立つ。バターの代わりにフランス産のグレープシードオイルを使用し、やさしい味に仕上げた。 |
| 生蕎麦の実のパン | |
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生蕎麦の実と蕎麦粉を使ったハースブレッド。クグロフ型を使用してリング状に焼き上げる。
【配合%】 強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95蕎麦粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 塩(オーストラリア産南の極み)‥2 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥5 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57生蕎麦の実(寒ざらし発芽のものを塩茹でしたもの)‥‥‥‥‥25【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥L2分M2分(オリーブオイル投入)L2分M2分(生蕎麦の実投入)L1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥26度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥28度C70%50分(パンチ)20分 分割‥‥‥‥‥‥‥400グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥10分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥①軽くのばして、白餡を絞る(写真11)②白餡を包み込み、棒状に伸ばす(写真12)③リングの形にして(写真13)、クグロフ型に入れる ホイロ‥‥‥32度C75%30〜40分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥上火210度C下火220度Cおよそ30分(スチーム注入) 樋口講師のコメント 生蕎麦の実は、寒ざらし発芽の冷凍のものを解凍して、お湯に塩を一つまみ入れて茹でる。発芽した蕎麦粉が持つ甘みと香りを活かした。発芽することによって生み出される様々な栄養素もアピールポイントだ。 |
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