「大手と中小の棲み分け」。新春講演会と賀詞交歓会 - 日本製パン製菓機械工業会 - ブランスリー電子版

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ブランスリー新聞/2014年3月号

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「大手と中小の棲み分け」。新春講演会と賀詞交歓会 - 日本製パン製菓機械工業会
あいさつする日本製パン製菓機械工業会の牛窪敬詞副理事長
祝辞を述べる一般社団法人日本パン工業会の飯島延浩会長理事
 協同組合日本製パン製菓機械工業会(田中利幸理事長)は1月14日、東京・千代田区のKKRホテル東京で、「平成26年新春講演会及び賀詞交歓会」を開催した。
 賀詞交歓会であいさつに立った牛窪敬詞副理事長は「昨今の経済情勢は、アベノミクス効果もあって、大変いいムードであることは確かです。製菓製パンはいい業界だと思っています。というのは、製菓製パン業界は、消費者の嗜好の多様化、個性化、高級化などに対応していくために、大企業と中小企業の役割分担が必要となっているからです。大手と中小の棲み分けができるのが我々の業界だと思っています。我々は今年も新会員の加入を促進し、会の基盤強化をして、更なる発展を期していきたいと思います」などと述べた。
 来賓としてあいさつに立った一般社団法人日本パン工業会の飯島延浩会長理事(山崎製パン社長)は「2014年の経済環境は、景気がゆるやかに回復していて、期待が高まっているところですが、製パン製菓業界では、円安による原料高と消費者の低価格志向への対応に追われまして、大変厳しい経営環境が続いているところです。昨年末には小麦粉価格が引き上げられ、4月には消費税が5%から8%に引き上げられます。消費税の引き上げに絡んだ商談がすでに始まっているわけですが、消費税をきちんと転嫁できなければ、製パン業界に大きなダメージを残す結果を招くことになる思います。消費税の円滑かつ適正な転嫁を促進するために、日本パン公正取引協議会において、価格交渉を本体価格で行うことなどを旨とした、消費税の転嫁カルテルと表示カルテルを結成することとしました。今週中には、公正取引委員会にその実施届出をすることになっています。このことは消費税の転嫁や表示の問題について、製パン業界の一致団結を図るきっかけになると考えます。しかしながら、本体価格が下がってしまったのでは元も子もありませんので、今から製品の高品質化、高付加価値化に取り組んでいかなければならないと考えます」などと述べた。
 賀詞交歓会に先立って行われた新春講演会では、牛丼の「すき家」やファミリーレストランの「ココス」などを展開するゼンショーホールディングスの小川賢太郎社長が講師に招かれ、「安全な食を世界に〜フード業世界一を目指して〜」と題して講演を行った。
 小川社長は「2年ほど前から本格的な世界展開をやろうということで、中国、マレーシア、ブラジル、タイなどに店を展開しています。海外に店を出すにあたっては、『海外進出』というふうには捉えていません。日本で培った食のノウハウと伝統や、厳しい消費者に鍛えられた技といったものを70億の世界の人々にも提供できれば、それは、絶対に世界の人々のためになるんだという信念を持って、取り組むというのが本筋だと考えています。世界の人たちをもてなす心が大事だと思っています」などと話した。









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