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| お店拝見/2003年1月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| トライアル型のニューブランド - アンジェターブル | |
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ポンパドウルの新ブランド、アンジェターブルが2002年11月15日、西武池袋線・大泉学園駅近くの商業施設、ゆめりあフェンテ2階にオープンした。同ベーカリー担当者いわく。「トライアル型のニューブラド」。
老舗ブランドのポンパドウルとは違った角度から、ベーカリー経営にチャレンジし、新たな可能性を探っていくのが大きな狙いのひとつだ。 住所 東京都練馬区東大泉5-43-1ゆめりあフェンテ2F 電話 03-5935-0351 営業時間 午前10時〜午後9時 定休日 年中無休 |

| 様々な新しい製法を導入。デニッシュを中心に据える | |
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アンジェターブル大泉学園店の品揃えはおよそ120品目。デニッシュ類が30〜40品目と多いのが特徴のひとつだ。
製造チーフの村野潤一さんが人気のデニッシュとして教えてくれたのは、カスタードクリーム、洋梨などをトッピングした「ポワール」(180円)、カスタードクリームを注入した「ネジュレコリン」(150円)、ダークチェリーをトッピングした「ダークチェリー」(180円)など。製法に新たな工夫を加えて、サクサク感を強調したという。 アンジェターブルは、ブランド力の強いポンパドウルでは導入できなかった様々なパンの製法を、顧客の反応を確認しながら、試験的に導入。 同店のフランスパンについて村野さんは「クラムやクラストは正統派のフランスパンそのものです。内相もフランパン独特の粗い気泡が特徴です。しかし、口どけがよく、食べやすい食感に仕上がっています」と話す。 「パン・ド・ミ」(1斤200円)や「ボンディエール」(1斤250円)などの食パンについても、新たな製法をとり入れたという。 「直焼きフランスあんぱん」(120円)もユニークだ。 直焼きすることで、上方に大きく伸び、背の高い製品に仕上がるのだそうだ。クラムが薄くなり、ぱりっとした食感に仕上がるともいう。 品揃えのすべてについて、ポンパドウルの製品のよさをとり入れつつも、それに縛られることなく配合や製法を再検討したという。 |


| 生活者ニーズの変化に対応。デベロッパーの要求も変化
「トライアル型のニューブランドです」
取材に応じたポンパドウル広報担当者はこう話す。 「時代の多様なニーズに広く応えていくために、柔軟な発想をもって、ベーカリー運営にチャレンジしていきたいと考えています」 パンの製法、製造スペースのレイアウト、販売スペースのレイアウト、販売方法、コスト管理…。こうしたことすべてについて、新たな発想でのトライアルを実践していこうというのだ。試行錯誤の連続。 例えば、アンジェターブル大泉学園店が品揃えの中心に打ち出したデニッシュ類についても、連日検討が重ねられている。顧客が求めるのはどのくらいの価格のどんなデニッシュなのかについての模索が続いているのだ。 そのほかの商品についても製法や販売方法について、模索が続いている。 同広報担当者は「今後アンジェターブルの出店を重ねた場合、出店場所の地域特性を考慮して、品揃えや価格、店舗デザインなどについては店ごとに柔軟に対応していく考えです。ただ、『天使の食卓』(店名のアンジェターブルは『天使の食卓』の意味)というキーワードは全店で統一します」と説明する。 アンジェターブル出店の背景には、「急速に変化する市場ニーズに的確に対応していくには、すでに確立された不動のブランド、ポンパドウルだけにあぐらをかいてはいられない」という思いがある。 実際、これまではほとんどがデパートへの出店だったポンパドウルが、2002年は新規出店7店のうち、デパートへの出店は2店のみで、残りはすべて複合ショッピングセンターなどデパート以外の業態への出店だったという。 「出店条件も変化してきています。イートイン付を条件にしてくる場合や、カフェベーカリーであることが条件の場合もあります」と同広報担当者はいう。 デベロッパー側の要望に十分に応えていけるだけのノウハウを蓄積していかなければ生き残っていけない、と判断しているのだ。 一方で、優良出店場所が同一商圏内にある場合に、コンセプトの違う複数のブランドがあれば、バッティングすることなく両方に出店できるという思惑もある。 既成概念にとらわれない柔軟な発想で、生活者ニーズに応え得るあらゆる可能性を探る試み――それがアンジェターブルなのだ。 |
| しっとり感のあるフランスパン | |
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パリジャン、ドゥ・リーブル、バゲット
「ポンパドウルといえば、フランスパン」というイメージがあるが、アンジェターブルでもフランスパンは健在だ。 「外観や内相は、本格派フランスパンだが、食べ口がややソフトなのが特徴」(製造チーフの村野さん)だそうだ。 |
| ブリオッシュ生地を使った商品が人気 | |
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クリームブリオッシュ、ブッタークーヘン
製造チーフの村野さんは「ブリオッシュ生地を使った商品が人気です」と教えてくれた。 「クリームブリオッシュ」(150円)は、ブリオッシュにミルク風味のカスタードクリームをたっぷり充填し、アップルプレザーブをトッピング。 「ブッタークーヘン」(150円)は、ブリオッシュ生地をのばして、その中にカスタードクリームをサンド。バター風味とアーモンドスライスのマッチングを大切にした製品だという。 |
| もちもちした食感とほのかな甘味が特徴の食パン | |
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ボンディエール
湯種を使用。もちもち感とほのかな甘味が特徴の食パン。ボンディエールは「弾む」の意味。1斤250円。3斤で750円。 |
| デニッシュ生地でメンチカツを挟む | |
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