記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| 講習会/2013年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| ピッツァマルゲリータ | |
|
ナポリピッツァの定番アイテムのひとつ。イタリア産の粉で作った。
【配合グラム】 サンフェリーチェ(イタリア産小麦粉)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1000 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 ドライイースト‥‥‥‥‥‥‥‥2 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥600 パニサーブ(製パン用改良剤)‥3 ※サンフェリーチェの代わりにカメリア(強力粉)を使う場合は同量配合し、ニューデリサーブ(製パン改良剤)を5グラム配合する。さらに、水を20グラム追加する。 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L10分M2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C 分割‥‥‥‥‥‥‥‥200グラム 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥‥6度C一晩 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥①全体に粉をまぶし、指先を使って潰すようにしながら平らにする。このとき、縁に土手を作る(写真1)②土手を維持しながら手のひらなどを使ってさらに伸ばしていき、25センチほどの円形にする③土手の内側に▼トマトソースを塗る(写真2)④(3)にモッツァレラチーズ、バジル、オリーブオイル、塩をトッピングする 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火450度C下火400度C1分30秒 ▼トマトソース 【材料グラム】 ホールトマト‥‥‥‥‥‥2650 精製塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 ブラックペッパー‥‥‥‥‥‥‥1 【作り方】 ホールトマトは裏ごしをして種をとり、精製塩、ブラックペッパーを加えて混ぜる 池田氏のコメント 粉の特徴を理解して改良剤を利用するといい。パニサーブは発酵のレスポンスを良くし、ニューデリサーブは風味を良くしたり吸水率を上げる効果の改良剤だ。サンフェリーチェとカメリヤの2つの粉の主な違いは、タンパク質量と風味で、それが味の違いとなる。それぞれ、パニサーブとニューデリサーブを適宜使用することで、仕上がりを調節することができる。海外で製粉した粉の良さもあるが、国内で製粉した粉は品質が安定していて使いやすいと思う方は、このような改良剤を使うと作りやすいと思う。パン生地の仕込みに対して、ピッツァ生地の仕込みでは、発酵がゆっくりだ。そのため、イーストの入れ忘れや配合ミスに気付くのが遅くなってしまう。一晩かけて冷蔵発酵させ、翌朝成形前にならないと気付かないというようなこともあるかもしれない。そのような失敗をしないためにも、私はドライイーストを最初に仕込み水の中に溶かしておくようにしている。入れると濁るので、仕込み水を入れる際、それが透明ならイーストを入れ忘れていると一目で分かるからだ。また、ミキシングのとき、塩は入れたらすぐに回すこと。イーストの活性を弱めてしまうからだ。薪やガスの石窯の場合、トッピングを終えた生地は、ピールで炉床の奥側に置き、焼け具合を見ながら均等に焼けるよう、ピールで回転させていく。表面も、温度の高い場所でこんがりと焼くようにする。また、発酵のうまくいった生地だと、焼成後、縁部分に黒い細かな点が焼き色として表れる(写真3)。ネクスト社製電気式ピザオーブンの場合、生地を投入後、途中で生地を回転させる必要がなく1分30秒程で石窯で焼いたものと遜色の無い焼き上がりになる。 |

| フォカッチャ | |
|
イタリア北部の町に伝わるレシピで作るフォカッチャ。
【配合グラム】 リスドウル(フランスパン用粉)‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1000 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥35 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 ドライイースト‥‥‥‥‥‥‥‥15 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥30 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥670 パニサーブ(製パン用改良剤)‥3 ニューデリサーブ(製パン用改良剤)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L2分M3分 捏ね上げ温度‥‥‥‥25〜27度C 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥天板1枚に3センチの厚さでのばせる量(分割後、オリーブオイルを塗った天板の上にのせ、生地表面にもオリーブオイルを塗りながら3センチほどに平たく伸ばす。両手の指先で生地を突くように全体的にくぼみを作り、30分ほど室温でねかせる。さらに、同じことをもう一度繰り返す) 成形‥‥ガス抜きをし、再びくぼみを作り(いくつか貫通させておく)、塩分濃度3%の塩水とオリーブオイルを、作ったくぼみに入れる(写真4) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火220度C12分 池田氏のコメント フォカッチャはホイロがなくてもオーブンさえあればできるので、レストランやカフェなどの自家製パンとして当日仕込みで作ることができる。また、ランチとディナーで提供する場合でも、仕込みは1回でまとめて行うと良い。その場合、ディナー用の生地は分割後、オリーブオイルをまわりに塗って冷蔵庫に保存しておくこともできる。また、焼成を80%までで止めておき、オーダーが入ってから残りの焼成を行い、焼きたてを提供することもできる。焼成前に生地に含ませる塩水の塩分濃度は、フォカッチャを料理とともに提供する場合は低く、単体で提供する場合は高めにすると良い。また、塩水とオリーブオイルは焼成時、生地のくぼみの中で沸騰して生地の中に染み込んでいく。 |

| パニーニ | |
|
厚めに焼いたフォカッチャに野菜のマリネをサンドした製品。
【材料】(16食分) 厚めに焼いたフォカッチャ‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1台分(天板で焼いたものを縦に2等分したもの) ▼野菜のマリネ‥‥‥‥‥‥‥適量 ▼タップナード‥‥‥‥‥‥‥全量 【工程】 ①厚めに焼いたフォカッチャを横半分にスライスする(写真5) ②(1)の片方のスライス面にタップナードを塗る ③(2)に野菜のマリネを並べる(写真6) ④(3)にもう片方のフォカッチャをのせてサンドし、カットする ▼野菜のマリネ 【作り方】 ①パプリカ、ナス、ズッキーニなどの野菜をオーブンでグリルする(ナス、ズッキーニはグリルする前に1・5センチの厚さにカットしておく)②パプリカは焦げた皮をむき、1・5センチの厚さにカットする ③白ワインビネガーと塩を1対1の割合で入れたマリネ液にグリルした野菜を熱いうちに漬け込む ④ラップをして冷蔵庫で保存する(写真7) ▼タップナード 【配合グラム】 ブラックオリーブ(種抜き)‥150 アンチョビ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 精製塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥35 ニンニク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 【作り方】 ブラックオリーブはよく汁気をきり、アンチョビはキッチンペーパーで油分をふき取っておく。すべての材料をフードプロセッサーで混ぜる 池田氏のコメント タップナードは使用するブラックオリーブとアンチョビに含まれている塩分に配慮して、加える精製塩を調節すると良い。日持ちさせたいときは、煮沸消毒した瓶に詰め、その上にオリーブオイルを入れて空気と遮断しておくと良い。野菜のマリネに甘さを少し出したいときは、マリネ液にハチミツやバルサミコを加えると良い。 |

ブランスリー業者街お勧め
業務用ピザ窯の特設会場
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。




















