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| お店拝見/2013年4月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| ハード系のパンを大きく焼きたい | |
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西山さんがサンドイッチに注目した最大の理由は、サンドイッチ用のパンなら、大きなポーションで焼けるからだ。
「パン職人としてパンを作ってきたなかで、『パンは大きく焼いた方がおいしいのに、お客様はなかなか大きなパンを買ってくれない。だから一つひとつのパンを小さく焼いて、種類をたくさん用意しなければいけない』というジレンマのような思いがずっとありました。ハード系も、大きく焼いたらしっとりしておいしいのに、小さく焼くから、クラストが必要以上にかたくなって、おいしくないと思われてしまう、というようなことです。お客様の中には意外に、大きく焼いたパンを召し上がったことがない方が多いと思いますので、『大きく焼いたパンは、見た目はシンプルだけど、味はとてもおいしいんですよ』と伝えます」(西山さん) |

| セルフサービスが似合う雰囲気の店内 | |||||||||||||
「ファストフードほど軽々しいものでなく、レストランほど重々しいものでない『ファストカジュアル』という業態なら、自分の作っていきたい料理やサンドイッチを、価格帯も含めて違和感なく出していけると思ったんです。提供する料理はフランスのビストロ風だけど、店内はヨーロッパにある学校の食堂のように、気軽に入れるような雰囲気があるというようなイメージです」(西山さん) 店内のサービスは、セルフサービス方式とした。カウンターでメニューを注文すると、番号札を渡される。料理はスタッフが席まで届けてくれるが、食べ終えた後は客自らが使用した食器類を返却口に運ぶ。店内の席数は54席あるが、セルフサービスの導入によって、ホールスタッフは1〜2人、昼のピーク時でも3人で切り盛り可能とした。ホールを担当するスタッフは、テイクアウト用のパンの販売とレジもこなす。 「少ない人手で無理なく営業していくためには、レストランのサービスはセルフが一番だと思いました。テイクアウトだけの店でも、セルフより対面の方が人件費がかかります。コスト削減のためにはどこかで合理性を追求しなければならないけれど、それを商品に対して露骨にやろうとしてしまうと、商品自体の魅力がなくなってきてしまいます」(西山さん) 合理性の追求という点では、セルフサービスをとり入れたことのほかに、厨房設備を充実させたこともポイントとなっている。オーブンなど基本的な機械類のほかに、真空調理機、スチームコンベクションオーブン、分割機、コンベアオーブンを導入した。コンベアオーブンは、サンドイッチ用のパンをトーストするためのもので、特に昼のピーク時に活躍する。 また、高級店でなく食堂のようなインテリアにしたことで、セルフサービスを違和感なく導入できただけでなく、テイクアウトのパンの包装も、違和感なく簡易なもので済ませることができた。 「大きく焼いたパンのおいしさを、レストランで体験してもらって、将来的には、1切れとか2切れだけでも気軽にパンを買いに来てもらえるようにしたいです。パンだけでなく、パンに挟むチーズなども量り売りできるようにして、サンドイッチ1食分の材料がここで手に入る体制にできたらと思っています」(西山さん) | |||||||||||||

| SHOP DATA
店名:レフェクトワール
住所:東京都渋谷区神宮前6‐25‐10神宮前タケオキクチビル3F 電話:03‐3797‐3722 営業時間:午前11時〜午後9時 定休日:なし 品揃え:パン13品目 スタッフ:製造4人、販売とカフェ2〜3人 店舗面積:売り場とカフェ約27坪、厨房約15坪 月商:400万円 |

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