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| お店拝見/2013年2月号 |
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| 粉を食材の一つとして調理する感覚で作るパン | |||||||||||||||||||
「バーで働いていたとき、自分も含めて調理担当のスタッフ5〜6人が順番でまかないを作っていたのですが、まかないを作るため、各自専用のスパイスボックスを持っているんです。スパイスやハーブ、調味料など、いろいろ試してみるのが楽しいんですよね。輸入食材店は好きでよく通いました。スペルトはそこで見つけたのですが、最初はパンにするのではなく、粒のままゆでて肉料理の添え物に使っていました」(花輪さん) 花輪さんは料理を作る際、味付けは、調味料でするというより、素材自体の味でするという。 その姿勢はパン作りにおいても共通している。 「スペルトやライ麦、ふすま、全粒粉などを、粉を練っていくというよりも、食材の一つを調理していく感覚で扱っているのだと思います」(花輪さん) 「アプリコットアーモンド」(230円)など、ハード系のパンに練り込まれているドライフルーツは、ワインやリキュールなどで下処理してから使っている。また、チョコレートは、ライ麦や自家製ルヴァン、ドライフルーツなどと組み合わせて使う。 「ドライフルーツは下処理をすることで酸味がまろやかになります。チョコレートは酸味のあるものと融合させることで、ただ甘いだけの菓子パンにはしないようにしています。そうすることによって、チョコレートが入っていても、いろいろな料理と相性の良いパンになるからです」(花輪さん) ランチの「デリセット」(800円)などの場合のように、同店のカフェスペースで料理と合わせて提供する際は、チャバタやバゲットなど、具材の入っていないシンプルなパンが使われる。 「自分のパンの食べ方の好みは、何もつけずに料理と一緒に食べるとか、バターだけ付けて食べるとかというシンプルな食べ方です。しかも、リーンな生地で作った、具の入っていないシンプルな味わいのパンが好きです。でも、お客様にはいろいろな味を楽しんでもらいたいですし、見て選ぶ楽しみを提供したいと思っているので、まだこれからも少しずつ種類を増やしていきたいと思っています」 「それぞれのパンには、相性の良い料理が決まっているのですか」との問いに花輪さんは、「特にそれは決めていないんです。どのパンも、肉でも魚でもチーズでも、どんな料理とも合うように作っています。店で買うときは、料理のことは考えず、おいしそうだと思うパンを選んでもらいたいんです。そして家に帰って食べたい料理を作ったら、それと一緒においしく食べてもらいたいと思っています」と答えた。 | |||||||||||||||||||

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SHOP DATA
店名:ムスイ 住所:東京都武蔵野市御殿山1‐5‐7 電話:0422‐26‐7020 営業時間:午前7時〜深夜12時 定休日:火曜 品揃え:パン20品目、菓子3品目、惣菜20品目 店舗面積:売り場とカフェ15坪、厨房7坪 スタッフ:製造2人(パン1人、料理1人)、ホールと販売2〜3人 月商:400万円 |

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