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| 講習会/2012年11月号 |
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| 2012年星天会夏季講習会 - 星天会 | |
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ホシノ酵母でパンを作るベーカリーなどの団体、星天会(川又研三会長)は9月4日、東京・渋谷区の日本製粉東部技術センターで「2012年星天会夏季講習会」を開催した。講師には、大阪府富田林市のベーカリー、ベルドールの奥光義社長を迎えた。奥社長は、食パン生地や菓子パン生地にスポットを当て、どうやって、バラエティー化を図り、品揃えを強化していくか、という観点から、様々な製品を紹介した。
奥社長の話 今日は、うちの店で売れている商品を紹介する。皆さんのお店でやっていただければ必ず売れる商品だと思うので、是非やっていただきたい。作りたいけれども、それほど売れないので仕込み量が減ってくるという製品はないだろうか。そういう場合でもロスを気にせずに仕込めるように、同じ生地から作る様々なバラエティーを揃え、さらには、売れ残った製品を再生して販売できるようにしておくことが重要だ。そのための製品群を紹介したい。また、お客さんが急に多く来店したときに、そんなに時間をかけずに出せるような工夫もしている。 |

| クワトロチーズ(食パン生地使用) | |
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カマンベールチーズやチェダーチーズなど4種類のチーズを包んで焼き上げた製品
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥50 フランスパン用粉(メルベイユ)‥50 ▼ホシノ丹沢酵母フランスパン種生種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 塩(シママース)‥‥‥‥‥1・6 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥6 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60〜 【工程】 ミキシング‥L3分ML3分(ショートニング投入)L3分MH3分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥22度C フロアタイム‥‥‥18度C15時間 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥60グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥20〜30分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥▼フィリングを包んで卵形にのばす(写真1) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 38度C85%1時間〜1時間10分(ホイロ後クープを入れる=写真2) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火220度C10〜12分 ▼ホシノ丹沢酵母フランスパン種生種 【作り方】顆粒状のホシノ丹沢酵母フランスパン種に、2倍の重量の30度Cの水を混ぜて、27度Cで30時間おく。その後は4度Cで保存する。 ▼フィリング 【材料グラム】 ケーゼカマンベール(カマンベール風味のチーズフィリング=不二製油)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 ケーゼゴーダ(ゴーダチーズ風味のチーズフィリング=不二製油)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 とろけるフロマージュ(常温でもとろける食感が得られるチーズフィリング=不二製油)‥‥‥‥‥100 チェダーダイスチーズ‥‥‥100 【作り方】 チェダーダイスチーズ以外の材料を混ぜ合わせ、最後にチェダーダイスチーズを加える 奥社長のコメント 4種類のチーズを包んで焼いた商品だ。チェダーダイスチーズ以外のチーズフィリングを合わせてビーターで混ぜ、最後にチェダーダイスチーズを入れる。上新粉をふっているので焼き色が付きにくい。 |

| トリプルチーズポット(食パン生地使用) | |
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エダムチーズなど3種類のチーズを使用した製品で、ベルドールの人気商品のひとつ
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥50 フランスパン用粉(メルベイユ)‥50 ホシノ丹沢酵母フランスパン種生種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 塩(シママース)‥‥‥‥‥1・6 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥6 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60〜 【工程】 ミキシング‥L3分ML3分(ショートニング投入)L3分MH3分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥22度C フロアタイム‥‥‥18度C15時間分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥20〜30分 成形‥‥①生地をのばして、「とろけるフロマージュ」を縦に1本絞り、包み込んで(写真3)、棒状にのばす②(1)をリング状にして卵を塗り(写真4)、ベーキングカップに入れ、▼トッピングをのせる(写真5) ホイロ‥‥38度C85%1時間〜1時間10分(ホイロ後上面に「とろけるフロマージュ」を絞り(写真6)、シュレッドチーズをトッピングする) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火220度C10〜12分 ▼トッピング 【材料グラム】 粉末エダムチーズ‥‥‥‥‥100 パプリカ粉末‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 ブラックペッパー‥‥‥‥‥‥‥3 【作り方】 全材料を混ぜ合わせる 奥社長のコメント 3種類のチーズを使用した製品。中に包むのは、「とろけるフロマージュ」で、トッピングは、粉末のエダムチーズやシュレッドチーズなどを使用している。 |

| 金時豆アンパン(食パン生地使用) | |
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金時豆を包んでのばし、さらに小倉あんを包むことで、豆大福のような製品に仕上がる
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥50 フランスパン用粉(メルベイユ)‥50 ホシノ丹沢酵母フランスパン種生種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 塩(シママース)‥‥‥‥‥1・6 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥6 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60〜 【工程】 ミキシング‥L3分ML3分(ショートニング投入)L3分MH3分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥22度C フロアタイム‥‥‥18度C15時間分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥20〜30分 成形‥‥①金時豆約20グラムを包む(写真7)②(1)を円形にのばし、さらに40グラムの小倉あんを包む ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥38度C85%1時間〜1時間10分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火220度C10〜12分 奥社長のコメント これは結構おいしいと思っている。金時豆は、黒豆でも、かのこ豆でもいい。うぐいす豆でもいいと思う。金時豆を包んで、少しのばして、小倉あんを包むと、豆大福のような感じになる。上新粉をふっているので焼き色が付きにくい。 |
| エッグプレート(食パン生地使用) | |
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食パン生地と、たまごサンド用のフィリングあれば、すぐに作れる製品
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥50 フランスパン用粉(メルベイユ)‥50 ホシノ丹沢酵母フランスパン種生種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 塩(シママース)‥‥‥‥‥1・6 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥6 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60〜 【工程】 ミキシング‥L3分ML3分(ショートニング投入)L3分MH3分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥22度C フロアタイム‥‥‥18度C15時間分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥80グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥20〜30分 成形‥‥‥①生地を楕円形にのばして、「とろけるフロマージュ」を縦に1本絞る②(1)に▼たまごフィリングをたっぷりとトッピングし、スプーンで上面に塗り広げる(写真8) ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥38度C85%1時間〜1時間10分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火220度C10〜12分(焼成後上面に粉パセリをふりかける) ▼たまごフィリング 【材料グラム】 ゆで卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 とろけるフロマージュ‥‥‥‥‥20 オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥5 キャベツ(みじん切り)‥‥‥‥50 マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々 ブラックペッパー‥‥‥‥‥‥‥少々 【作り方】 全材料を混ぜ合わせる 奥社長のコメント たまごフィリングは、たまごサンド用のものを使えばいい。チーズの味でこくが出るようにしている。マヨネーズにコアントローを少量混ぜると、フルティーな味になる。 |
| コアントロー カリカリホーン(食パン使用) | |
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残った食パンを利用して作るアイデア商品で、よく売れているという
【作り方】 ①耳を落とした10枚切りの食パンの片面に▼スプレッドを塗り、グラニュー糖をつける ②(1)を、グラニュー糖をつけた面を外側にして、コルネ型に巻き、トヨ型に入れる(写真9) ③(2)を150度Cのオーブンで15〜20分焼成し、窯から一旦出して、コルネ型を抜きトヨ型に戻して、さらに2〜3分焼成する ④焼成後、粗熱がとれたら、▼ミルクフィリング、または▼チョコフィリングを空洞の部分に絞り入れる ▼スプレッド 【材料グラム】 コンパウンドマーガリン‥‥500 コアントロー(54度、オレンジの皮や葉などで風味をつけたリキュール)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【作り方】 コンパウンドマーガリンをポマード状にして、コアントローを加え、混ぜ合わせる ▼ミルクフィリング 【材料グラム】 レジェール20 (ホイップクリーム=不二製油)‥‥‥‥‥‥‥100 アクアクーベルホワイトカカオ(ホ ワイトチョコクリーム=不二製油)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 フローマミュレア(カスタード風味 のフラワーペースト=不二製油)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 コアントロー(40度)‥‥‥適量 【作り方】 ①レジェール20とアクアクーベルホワイトカカオを合わせ、ホイップする ②(1)にフローマミュレア、コアントローを加え、混ぜ合わせる ▼チョコフィリング 【材料グラム】 レジェール20‥‥‥‥‥‥100 アクアクーベルホワイトカカオ‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 フローマカカオ(チョコ風味のフラワーペースト=不二製油)‥100 コアントロー(40度)‥‥‥適量 【作り方】 ①レジェール20とアクアクーベルホワイトカカオを合わせ、ホイップする ②(1)にフローマカカオ、コアントローを加え、混ぜ合わせる 奥社長のコメント これはうちでもかなり売れている。食パンにスプレッドを塗る作業は、スプレッドを溶かして、食パンの片面をつけて処理すると効率的だ。グラニュー糖は、トレーに敷き詰めて、スプレッドをつけた食パンを上から押し付けるようにしてつける。そして、コルネの丸い棒に巻いて、重ね目を下にして、トヨ型に入れる。トヨ型が必要になってくるが、購入しても十分もとは取れると思う。 |
| クロックムッシュ(食パン使用) | |
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残った食パンを利用して作る定番の製品。ハムとチーズををたっぷりと使い、ボリューム感を出す
①8枚切りの食パンに、ホワイトソースを絞り、一面に塗り広げる ②(1)にロースハムをのせ、ブラックペッパーをふる ③8枚切りの食パンもう1枚に、「とろけるフロマージュ」を絞り、絞った面を下にして、(2)の上に重ねる ④(3)の上面に、ホワイトソースを絞り、一面に塗り広げ、シュレッドチーズ、粉末パプリカをトッピングする ⑤(4)を上火200度C下火200度Cのオーブンで15分間焼成する(下天板を敷き、上面にも天板をのせて焼成する) 奥社長のコメント ホワイトソースは、ベースの味としてはしっかりしていて、しかもほかのどんな材料ともよくマッチするので、使いやすいと思う。 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。






















