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| 講習会/2012年9月号 |
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| 特選実習セミナー2012 - 東京製菓学校 | |
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東京製菓学校は、7月18、19の両日、東京・新宿区の同校で製菓・製パン業界のプロを対象にした「特選実習セミナー2012」を開催した。パン、洋菓子、和菓子の各コースに分かれて開かれた。パンコースのテーマは「自家製酵母を使った、健康を意識した製品作りの提案」。講師は同校パン課教師の伊藤常至氏、助手は同じくパン課教師の高江直樹氏と伊藤さよ子氏が務めた。伊藤講師は「ヘルシーな食材であるヨーグルトから起こした自家製酵母は、発酵力もある。緩やかな発酵で工程時間の融通もきく。またオーバーナイトも可能で、使いやすい。多種類の生地を仕込まなくても、ハード系から菓子パン、調理パンまで幅広い商品を作ることができる」と説明した。
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| ベーグル | |
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種を入れることでヨーグルト風味が出て、ソフトな口あたりになる。
【配合%】 強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80 薄力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 ライ麦粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 ▼ヨーグルト種‥‥‥‥‥‥‥‥50 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥58 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥L4分M4分MH2分 (ヨーグルト種投入)L1分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥27〜28度C 大分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 生地を半分に分け白生地と、対生地 5%のゴマを加えたゴマ生地を作る 発酵時間‥‥‥‥‥‥‥‥‥2時間 分割‥‥‥‥‥‥‥‥100グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥10〜20分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥リング形 ホイロ‥‥30度C80%1時間30分(ホ イロ後片面30秒ずつボイルする=写真1) 焼成‥‥‥‥230度C15〜16分 ▼ヨーグルト種 【液種配合グラム】 プレーンヨーグルト‥‥‥‥200 ハチミツ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥500CC 【液種工程】 加熱殺菌したビーカーに材料を入れ均一に混合し、28〜30度Cに調整。28度C前後で6〜7日置く。朝夕2回撹拌する。4日目の朝位に泡がプクプク出始めたら、ハチミツ30グラムを追加する。更に2〜3日置く。アルコールと炭酸ガスの刺激臭が感じられ、酸度が7度前後であれば終了とし、冷蔵する。10日前後は保管可能。 【1番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥100 液種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 【1番種工程】 材料を均一に混合し、28度Cに捏ね上げ、28度Cで12時間置く(または6時間でパンチし、5度Cで18時間) 【2番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥100 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 一番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 【2番種工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L3分M2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥28度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28度C12〜14時間(または8 時間でパンチし、5度Cで18時間) 【3番種配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥100 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 2番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65 【3番種工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L3分M2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥28度C 発酵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28度C4時間(パンチ)3時間 ◇ ▼マッシュルームとスモークサーモンのサラダを挟んだサンドイッチも提案。 ▼マッシュルームとスモークサーモンのサラダ 【配合】 マッシュルーム‥‥‥‥‥1パック スモークサーモン‥‥‥‥‥‥5枚 レモン汁‥‥‥‥‥‥2分の1個分 ディル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2枝 サワークリーム‥‥‥‥60グラム マヨネーズ‥‥‥‥‥‥10グラム 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適宜 コショウ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適宜 【作り方】 ①マッシュルームの石づきを切り落とし、布巾かペーパータオルで汚れを落とす。 ②縦に3ミリ厚に切り、レモン汁をかける。 ③スモークサーモンを一口大に切る。 ④ボウルにサワークリーム、マヨネーズ、食塩、コショウ、みじん切りのディルを入れ、(2)と(3)を加え混ぜ合わせる。 |

| ヨーグルト食パン | |
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仕込みの材料にヨーグルトと加糖練乳を使うことで、しっとりした食パンに仕上がる。
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 ▼ヨーグルト種‥‥‥‥‥‥100 加糖練乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 ヨーグルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥L3分M 3分(バター投入)L1分M3分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥28度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間30分(パンチ)1時間30分 分割‥‥‥‥‥‥‥‥230グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥‥‥‥‥丸めて型に入れる ホイロ‥‥‥‥38度C85%2時間 焼成‥‥‥‥210度C30〜40分 |

| 抹茶キューブ | |
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ヨーグルト食パンの生地を使用した、キューブ形の可愛いパン。抹茶生地で、クルミ、ゆず、黒ゴマ、栗の甘露煮、鹿の子豆が煉り込まれた生地を包んでいる。トッピングの飾りで、付加価値を付ける。
【抹茶生地配合グラム】 ヨーグルト食パン生地‥‥2860 抹茶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥M1〜2分 (抹茶を水で溶かしておいて投入する) 【ミックス生地配合グラム】 抹茶生地‥‥1970(残りの抹茶 生地950グラムは皮生地用にする) クルミ(ロースト)‥‥‥‥150 柚子ピール‥‥‥‥‥‥‥‥150 黒ゴマ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 りんご(ドライ)‥‥‥‥‥150 栗の甘露煮‥‥‥‥‥‥‥‥150 鹿の子豆‥‥‥‥‥‥‥‥‥150 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ L1〜2分(栗と鹿の子豆以外を混ぜる。 混ざったら作業台で栗と鹿の子豆を潰れ ないように手で混ぜる) フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間30分(パンチ)1時間30分 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 抹茶生地を20グラムに分割し、 50グラムに分割したミックス生地を 包んで丸め、キューブ形に成形する ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38度C 85%(型に対して90%になるまで) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 二重天板をかぶせ200度C17分 仕上げ‥‥‥‥‥‥‥表面を抹茶アイシング (粉糖10、抹茶1、水適宜)で飾り(写真2)、 粉糖をかける |

| オレンジ | |
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ブリオッシュ生地に、自家製のオレンジピールを混ぜたパネトーネ形のパン。ギフト商品にも向いている。
【中種配合%】 強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85 ▼ヨーグルト種‥‥‥‥‥‥‥‥35 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 プレーンヨーグルト‥‥‥‥‥‥20 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22 【中種工程】 ミキシング‥L2分(ヨーグルト種投入) L3分(バター投入)M5分 捏ね上げ温度‥‥‥‥27〜28度C フロアタイム‥‥‥‥‥3〜4時間 (または15度Cのドウコンで18時間) 【本捏配合%】 強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・8 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥18 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・5 ビタミンC(1000分の1溶液)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 ヨーグルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 中種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥全量 ▼オレンジピール‥‥‥‥‥‥‥33 【本捏工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥L3分M3分 (バター投入)L2分M3分(オレンジ ピール投入)L1分M1分 捏ね上げ温度‥‥‥‥27〜28度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥1時間 分割‥‥‥‥‥‥‥‥250グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥15分 成形‥‥‥‥‥‥250グラムの生地を 丸め直しパネトーネ型に入れる ホイロ‥‥‥‥28度C75%1時間、 または10〜20度Cで18〜24時間 (ホイロ後表面に卵を塗り、▼マカロナ ージュを絞り(写真3)、アーモ ンドスライスを散らし粉糖をかける) 焼成‥‥180〜190度C30分 ▼オレンジピール 【配合グラム】 オレンジの皮‥‥‥‥‥‥‥500 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1000 【作り方】 ①沸騰したお湯にオレンジの皮を入れ、再度沸騰したら1分茹でる。 ②(1) を湯切りして冷水に浸し、軽く揉み洗いする。 ③水をはったボウルに(2)を入れて、 2〜3回水を替え一晩冷蔵庫で渋味をとる。 ④良く水切りし、大きなボウルに入 れて砂糖を加え混ぜ合わせる。 ⑤真空用のフィルムに入れ、真空包 装の機械にかけ1分間真空にする。 ⑥(5)を92度Cの湯せんで1時間30分〜3時間加熱する。 ⑦湯せんから取り出し、常温で自然 冷却し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷却する。 ▼マカロナージュ 【配合グラム】 卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥130 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 アーモンド粉末‥‥‥‥‥‥100 【作り方】 ①卵白をボウルに入れてホイッパーでほぐし、砂糖を加える。 ②(1)の中にアーモンド粉末を加え全体に良く混ぜ合わせる。 |
| パン ド カンパーニュ | |
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ヨーグルト種を使うことで、ほんのり酸味が効いたコクのある味わいが出る。前日仕込みでオーバーナイトでひっぱれば、翌日の作業工程が短縮される。▼そら豆のディップなどを添えると良い。
【配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥80 ライ麦粉(粗)‥‥‥‥‥‥‥‥10 ライ麦粉(粉)‥‥‥‥‥‥‥‥10 ▼ヨーグルト種‥‥‥‥‥‥100 食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・6 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 ビタミンC(1000分の1溶液)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥L5分M4分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥25度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥4時間 (15度Cでオーバーナイトも可能) 分割‥‥‥‥650〜700グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥30分 成形‥‥‥‥‥ブール形(シンペル) ホイロ‥28度C75%2時間(ホイロ 後表面にクープを入れる=写真4) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥220〜230度C35〜40分 ▼そら豆のディップ 【材料】 そら豆‥‥‥‥‥‥‥150グラム 玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥2分の1個 にんにく‥‥‥‥‥‥‥‥‥2かけ 香菜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2枝 パセリ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3枝 クミン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適宜 オリーブオイル‥‥‥‥‥30CC クリームチーズ‥‥‥100グラム 【作り方】 ①ザク切りにした玉ねぎとにんにくを水から塩茹でし、沸騰したらそら豆を入れ、柔らかくなるまで茹で、ザルに上げる ②フードプロセッサーに(1)を入れ撹拌し、パセリ、香菜、クミンを入れさらに撹拌する ③滑らかになったらオリーブオイルを少しずつ加え混ぜ合わせたら、クリームチーズを加えさらに混ぜ合わせる |
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梶山浩司校長代行の話 今年も和菓子、洋菓子、パンの3つのコースに分かれてセミナーを開催します。今までは自分が選んだコースだけを学んできたと思いますが、これからは他の分野にも目を向け幅広い視野で情報を得て頂きたい。専修学校の増加に伴い、職業教育の場である専修学校の質が問われています。将来的には全国に広がる卒業生校友会の地方支部を作り、勉強会も東京だけに集中するのではなく、支部ごとに充実した内容で行えるようにしていきたいと考えています。今後は、50年単位ではなく100年のスパンで教育していかなければならないと思います。卒業した後、いかに学んだ技術を生かしていくかが大切です。質の高い製品を生み出すためにも、スキルアップが必要です。ここで学んだことを日常の中で、役立ててください。
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2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

















