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| 講習会/2012年5月号 |
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| 現場で活かせる作業効率アップ&即戦力商品講習会‐日本リアルベーカリー協会 | |
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リテールベーカリーのサポートをするための団体、日本リアルベーカリー協会(牧田雄治理事長)は、東京・渋谷区の日本製粉東部技術センターで3月29日、「現場で活かせる作業効率アップ&即戦力商品講習会」を開催。講師は倉田博和副理事長(デイジイ)と高田知明氏(サンセリテ)の両氏が務めた。両氏とも、それぞれ自店の売れ筋アイテムの製造実演を行い、「時短」に焦点を当てた製造のノウハウを披露した。パンの製造後、キューピー東京支店からサンドイッチメニューの提案があった。
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| クロワッサン生地バラエティー(クロワッサン・ショコラ、 モーンバーム、マドモアゼル) | |
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冷凍保存できる利点を活かして、手間のかかるアイテムを展開する
【配合%】 フランスパン用粉(メルベイユ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 BBJ(改良剤)‥‥‥‥‥0・1 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥3・5 牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10〜 油脂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 【工程】 ミキシング‥‥‥‥L10分M2分 捏ね上げ温度‥‥‥‥21〜23度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1時間〜(フロアタイム後、マイナス8度Cの冷凍庫で1晩保存) 折り込み油脂‥‥‥‥‥対粉50% 折り込み‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3つ折り1回4つ降り1回3つ折り1回(最終生地厚2・5ミリ) 成形‥‥▽クロワッサン・ショコラ→①8センチ×12センチの長方形にカットする②ショコラスティックを2本巻き込み、綴じ目はサイドにする(写真1)▽モーンバーム→①シート生地にモーンマッセを塗った後ローストしたアーモンドスライスを散らし、霧吹きをして巻き込む(写真2)②ラップをして冷凍庫で冷やし、50グラムずつにスライスする▽マドモアゼル→①1製品あたり2枚の生地を使用②富士山をイメージした台形の型で2枚型抜きし、1枚だけ中央を丸型で型抜きする③丸く型抜きした生地を塗り卵した生地の上に重ね(写真3)④竹串で刺す ホイロ‥‥‥‥‥28度C〜、75%1時間〜(ホイロ後塗り卵をする) 焼成‥‥‥‥‥220度C14分〜 仕上げ‥‥‥‥▽マドモアゼル→①丸型の穴部分に抹茶クリームとカスタードクリームを絞り、イチゴ、ラズベリーなどのフルーツ、ハーブ、飴がけしたアーモンドスライスをトッピングする②さらに富士山をイメージして上に粉糖、下にココアを振り掛ける 倉田講師のコメントこのクロワッサンの生地は、食感が非常に軽く、手で持っても持っていないと思うくらい軽い。見た目のボリュームが出るように、通常と違う折り込みにした。マドモアゼルは、大変手間がかかるが「こういうパンも作れるのか」とお客に思わせるような、店のイメージづくりのアイテムとして、数量限定で作るといい。マドモアゼルのように、黄、赤、緑の色を加えると、パンがおいしそうに見える。カスタードクリームは、加糖卵黄を使うと「時短」になる。抹茶クリームはクロレラ入りの変色しない抹茶を、抹茶リキュールで溶いてから、カスタードクリームに混ぜて作る。また、カスタードクリームは、メルベイユなど、たんぱくの少ない粉で作るとおいしい。味と、とろみ加減が全然違う。クロワッサンの成形時、生地を手で伸ばしてぷりっと張る感じがしてはいけない。スーッと伸びるようならいい。焼き上がったクロワッサンに、アンズジャムとフォンダンを塗ると、甘味と酸味、油脂のマッチングがよくなる。フランス人にも好評の味だ。 |

| クルミパンとそのバラエティー(クルミのミルク、クルミあんぱん) | |
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吸水を多くして、おいしさを引き出したふんわりとした食感のパン
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥80 フランスパン用粉(メルベイユ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 天塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・2 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22 改良剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 全脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥52〜 油脂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 乳化剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・3 クルミのロースト‥‥‥‥‥‥‥20 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥L5分M3分(油脂投入)L5分M2分〜 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥26度C フロアタイム‥‥‥‥‥36度C50分 分割‥‥‥‥‥▽クルミパン→100グラム▽クルミのミルクとクルミあんぱん→70グラム(分割後丸める) ベンチタイム‥‥‥‥36度C20分 成形‥‥‥‥‥‥▽クルミパン→丸めなおして、上から少し押しつぶし、5カ所にハサミで切り込みを入れ、最後に上からつぶして形を整える(写真4)▽クルミのミルク→棒状に丸め、上面にハサミで切り込みを入れる▽クルミあんぱん→こし餡30グラムを包み、上から少し押しつぶし、ハサミでサイドと上面にそれぞれ5カ所切り込みを入れる(写真5) ホイロ‥‥36度C75%40分〜1時間 焼成‥‥‥‥‥‥‥220度C10分 仕上げ‥▽クルミのミルク→横に切れ目を入れて、バター450グラム、練乳200グラム、砂糖150グラムを合わせたクリームをサンドする▽クルミあんぱん→粉糖とフリーズドライのイチゴの粉末を合わせたものを、上からふりかける(写真6) 倉田講師のコメント生地の中にどれだけ水を入れるか、すなわち、小麦の粒子がどれだけ水和するかが、パンのおいしさを決める。吸水でポイントとなるのは、ミキシングの時間、寝かす時間、種だが、どれも時間がかかることだ。今回は、時短のために乳化剤を使用した。クルミあんぱんは、さらに中央に桜の花をトッピングするといい。 |

| 発芽玄米雑穀パンの生地で作るバラエティー製品 | |
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ホシノ酵母特有の醸造の香りと油の相性の良さを活かした塩パン
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥100 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・5 ▼ホシノレギュラー種生種‥‥‥7 ラード‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 プロセスグレーン3穀‥‥‥‥‥25 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L2分(ラード投入)M5分(プロセスグレーン3穀投入)L2分M3分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥19度C フロアタイム‥‥‥19度C15時間 分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥50グラム ベンチタイム‥‥‥‥‥常温30分 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥丸め直す ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30度C80%で、▽雑穀塩パン→30分(ホイロ後オリーブオイルを塗り、塩をトッピング=写真7)▽発芽玄米もっちり山→30分▽発芽玄米もっちりクロワッサン→1時間40分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥▽雑穀塩パンと発芽玄米もっちりクロワッサン→上火260度C下火230度C7分▽発芽玄米もっちり山→上火230度C下火260度C7分 ▼ホシノレギュラー種生種 ホシノ天然酵母パン種500グラムと30度Cの温水1000グラムを混ぜて、28度Cで24時間発酵後4度Cの冷蔵で保管 高田講師のコメント焼き色を付けないように焼くと、老化が早くなるので、陳列したらなるべくすぐに袋に入れた方がいい。もしくは、雑穀塩パンのようにオリーブオイルを塗るといい。今回の雑穀塩パンは、ホシノ酵母の酒臭さを強調した。私はあまり日本酒が好きではないが、酵母の酒臭さは油脂との相性が抜群に良いからだ。発芽玄米もっちりクロワッサンは、通常のクロワッサンとは全然ちがうもっちりとした食感。一時話題になった有名店のクロワッサンをイメージして作った。 |

| ソフトベーグル | |
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ゆでずにもちもちとした食感が出せるベーグル
【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥‥‥70 フランスパン用粉(メルベイユ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 三温糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 天日塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 ▼ホシノレギュラー種生種‥‥‥8 ▼ホシノポーリッシュ‥‥‥‥‥25 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥3 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・5 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥45 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L4分(ショートニング投入)M8分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25度C(ミキシング後すぐに分割) 分割‥‥‥‥‥‥‥‥105グラム 成形‥‥‥‥‥‥‥‥棒状にして片方の端をうすくのばし、もう一方の端を包むようにしてリング状にする ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥常温で30分後、5度Cで一晩(焼成10分前に常温に出す=写真8) 焼成‥‥‥‥‥‥‥上火240度C下火200度C18分(スチーム注入) ▼ホシノポーリッシュ 【配合%】 強力粉(イーグル)‥‥‥‥100 ホシノレギュラー種生種‥‥‥‥15 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 練乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 ハチミツ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥90 【工程】 ①すべての材料を軽く混ぜる(捏ね上げ温度24度C) ②20度Cで17時間置き、5度Cの冷蔵庫で保管 高田講師のコメントこのベーグルは、ゆでなくていいという点と、ホシノ酵母によるうまみを活かせるという点で画期的なアイテムだ。ベーカリーの厨房でゆでる作業はかなりの手間だと思う。熟成させた生地を冷蔵庫から取り出して10分常温に置いておくと、表面が結露して濡れ、生地表面が溶けたような状態になる。さらに蒸気をたっぷり入れて焼成すると、ゆでたのと同じような効果が出る。これは霧吹きをするのとは違う。さらに最近わかったことだが、成形後の生地は冷凍も可能で、2週間の冷凍でも全く問題なくおいしいベーグルが焼ける。これを利用して毎日1種類ずつ、抹茶やかぼちゃ、ブルーベリーやチョコなどと、違う種類の生地を作って冷凍しておけば、店頭には常に色とりどりのベーグルを揃えることができる。もちもちとした食感は、1次発酵をとらずにミキシング後にすぐ分割成形することで出せる。ホシノ酵母のうまみは、成形後に冷蔵で熟成させるので、充分についてくる。 |
| バッファローチキンとしゃっきり野菜のサンドイッチ | |
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アメリカで話題のバッファローチキンサラダのサンドイッチ
【材料グラム】 バッファローチキンサラダドレッシング(キューピー)‥‥‥‥‥‥25 シェフスタイルマヨネーズ(キューピー)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 ソフトベーグル(横に2等分にスライスしたもの)‥‥‥‥‥‥1個分 フライドチキン‥‥‥‥‥‥‥‥80 レタス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35 トマト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 キュウリ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 セロリ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7 【作り方】 ①フライドチキンに、バッファローチキンサラダドレッシングをからめておく ②ベーグルの両面にシェフスタイルマヨネーズを塗る ③(2)でレタス、(1)、トマト、キュウリ、セロリをサンドする キューピー東京支店担当者のコメントバッファローチキンサラダは、アメリカでシーザーサラダやコブサラダと並ぶ人気がある、辛みがきいたスパイシーな味のサラダ。辛みの素となっているのは、燻製した唐辛子「チポトレ」などのスパイスで、その辛みをチーズのコクが和らげている。バッファローチキンサラダドレッシングは、使用量を調節すれば、子供向けの味にできる。ファミリーレストランなど外食産業でこれから使用されていくと思われる注目食材。 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。























