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ブランスリー新聞/2012年4月号

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「花で彩るディスプレイ」の講習会を開催-ドイツパン・菓子勉強会
講師を務めた伊藤プランニング・環境トータルコーディネーターの伊藤庸子氏
「エレガント」がテーマのディスプレイ。「ガーデン」をイメージしている
 ドイツパン・菓子勉強会(倉田博和会長)は、東京・渋谷区の日本製粉東部技術センターで2月28日、「ドイツパン 食と豊かさを『花で彩る』ディスプレイ」と題した講習会を開催した。
 講師は、大手百貨店内生花店のディスプレイコーディネーターや、日本菓子専門学校でフラワーディスプレイの講師として活躍している、伊藤プランニング・環境トータルコーディネーターの伊藤庸子氏が務めた。
 はじめに倉田氏が「店に一歩入って『いいなこの店』とお客様に喜ばれる店づくりが、これから我々にとって重要になってくる」と話した。参加者は伊藤氏の講義とデモンストレーションの後、色紙と造花を使用した実習をグループに分かれて行った。伊藤氏の講義の主な内容は以下。
   ◇
 パンというのは、量感や焼き色、香りがある。それらが豊かだと、とてもおいしそうという雰囲気になる。ディスプレイは、この雰囲気を出すための、色の出し方とものの組合せだと思っている。日本でも昔から板の上にものを並べて販売していた。したがって、ディスプレイは西洋のものとして構えず、もともと日本でもやっていたということを根底に思って、気軽に取り組んで欲しい。
 ディスプレイの目的は一定期間、販促のための表現演出をすることなので、コンセプトがしっかりしていないと伝わりにくい。ディスプレイしていく中で、コンセプトがなければ、ただ、ものを置いていくだけになってしまう。「いつ」「どこで」「何を」「誰に」「どのくらい」「どのように」という要素を順序立てて考えていく。こうすることで、はっきりとしたコンセプトが出来上がる。また、今の時代は特にビジュアルが重視されており、目から入る情報は印象的に記憶に残る。
 ディスプレイの基本となるのは、季節感で、春、初夏、夏、秋、晩秋、初冬、冬と、季節を7つのサイクルに分けるといい。このサイクルでディスプレイを変えるか否かで、実際店の売上げに差が出ている。例え商品を買わないにしても、お客様は、まめに変えると遊びがてら来店してくれる。
 季節感のイメージとなる「言葉」と「色」は、日常の中で感じていくことが大事だ。
 これからの季節、「春」を例に考えていく。春の「言葉」は、「やさしい」「キュートな」「ういういしい」「純真な」「メルヘンの」「可憐な」など。「色」は「プリティー」「ロマンティック」をイメージさせる淡く明るい色。これらの言葉と色、そして花をポイントに加えて表現する。春の花の代表的なものは、桜と菜の花だ。
 花を飾る演出で気をつけることは分量で、商品であるパンとのバランスに気をつけること。また、パンに花が掛かってしまうと、商品としての主体性がなくなってしまうので注意する。そして平面や立体、空間などの構成のとり方は、三角形を基本にした「三角構成」にすると、見やすく、調和と安定性のある表現になり、説得力を持つ。「三角構成」の場合は、高さ、奥行き、バランスに注意して構成すること。ただし、構成のとり方は、あまり型にこだわりすぎないようにするといい。









原価計算女王
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