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| 特集/2012年3月号 |
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| ■繁盛店の売れる菓子パン・調理パン■〜ハード系だけがパンじゃない‐トーホーベーカリー 「改善」の繰り返しがロングセラーを生む 東京・三鷹市のトーホーベーカリーは、日商平均50万円以上の繁盛ベーカリーだ。日商10万円以下からスタートし、ここ10年間で急成長した。3代目オーナーの松井成和さんは、売れている商品についても、「もっとよくする方法はないか」と常に考え、ことあるごとに、バージョンアップを図ってきた。そうして磨き上げられてきた看板商品にはやはり、菓子パンや調理パンが多い。
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| 三鷹の森あんぱん | |
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【配合%】
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80 薄力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 改良剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 生イースト‥‥‥‥‥‥‥4・5 全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 ルヴァン種‥‥‥‥‥‥‥‥10 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥36 マーガリン‥‥‥‥‥‥‥‥10 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥5 【工程】 ミキシング L4分M5分(マーガリン、ショートニング投入)L3分M7〜8分 捏ね上げ温度 26〜27度C フロアタイム 45分 分割 30グラム ベンチタイム 30分 成形 70グラムの低糖の粒あんを包み、円錐状に形を整える ホイロ 38度C90%50分〜1時間(ホイロ後卵を塗る) 焼成 上火250度C下火220度C5分〜 |

| パキッ!とバイエルン | |
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【配合%】
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 改良剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13 ルヴァン種‥‥‥‥‥‥‥‥10 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥45 バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 マーガリン‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥5 【工程%】 ミキシング L4分M3分(バター、マーガリン、ショートニング投入)L4分M6〜7分 捏ね上げ温度 26〜27度C フロアタイム 40〜45分 分割 45グラム ベンチタイム 30分 成形 生地を細長くのばし、長さ約15センチのソーセージに隙間なく巻く ホイロ 38度C90%50分〜1時間(ホイロ後卵を塗って、ケチャップ、マヨネーズ、チーズをトッピングする) 焼成 上火250度C下火220度C8分〜 |

| チキン南蛮サンド | |
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【配合%】
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 上白糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 改良剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・4 生イースト‥‥‥‥‥‥‥2・5 脱脂粉乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 ルヴァン種‥‥‥‥‥‥‥‥10 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71 マーガリン‥‥‥‥‥‥‥‥‥4 ショートニング‥‥‥‥‥‥‥3 【工程】 ミキシング L3分M10分(マーガリン、ショートニング投入)L1分M5分 捏ね上げ温度 26〜27度C フロアタイム 1時間 分割 60グラム ベンチタイム 30分 成形 生地を細長くのばし、1本編みにして(結び目を作る要領で、リボンのような形にして)、白ごまをまぶす。 ホイロ 38度C90%45〜50分 焼成 上火250度C下火220度C7分〜(スチーム注入、焼成後、横にカットを入れて、カット面にからしマヨネーズを塗って、レタスを敷き、南蛮ソースに漬けた若鶏の竜田揚げをのせ、さらにタルタルソースを塗って、千切りのキャベツをのせてサンドする) |
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三鷹の森あんぱん140円
トーホーベーカリーでは、あんぱんは、もともと小倉あんとこしあんで2種類を作っていた。それなりには売れていたが、製造するパンの種類が増えてくると、売り場もそれほど広くないので、「あんぱんは1種類で勝負しよう」ということになった。それが「三鷹の森あんぱん」だった。 その結果、2種類作っていたときよりも、あんぱんとしての販売数量は増えたという。 「効率もいいし、焼きたても提供できるし、売上は増えるしで、いいこと尽くめでしたね」と松井さんはいう。 形は、背の高い円錐形に成形するようにした。「ベーカリーの商品には、背の高いものが少ないので、売り場で目立ちます。それと、ご当地あんぱんにしたくて、ネーミングを考えていたところに、ちょうど三鷹の森ジブリ美術館ができて、三鷹の森が話題になったんです。それで『三鷹の森あんぱん』にしました。円錐の形も三鷹の森をイメージしたものです」(松井さん) 平日で70〜80個、土曜日はおよそ150個売れる、トーホーベーカリーでは、底堅い商品だという。 使用するあんは、糖度47の低糖あんだ。あるあんメーカーで、かなり糖度が低いあんを作っていると聞いて、それを使用している。「やはり『低糖』というのはかなり効き目のあるPRポイントです」(松井さん) パキッ!とバイエルン168円 形がユニークなサンドイッチ用のパンがあって、それを使って「海老ちゃんサンド」という商品を製造販売していた。そのパンを使ったサンドイッチをもう一品増やしたいと考案されたのが「チキン南蛮サンド」だった。 「サンドイッチのパンは焼きたてに限るので、同じパンで2種類のサンドイッチを作り、パンの回転をよくして、パンも具もフレッシュなサンドイッチを提供したかったんです。焼きたてのパンのしっとり感と、揚げたてのチキンのさくさく感のハーモニーは、なんともいえない贅沢だと思います」と松井さん。 トーホーベーカリーでは、サンドイッチのパンは、サンドする直前に再度オーブンに入れて焼く。お昼時のたくさん売れるときも、作りだめせずに、そのつど、温かいパンに、出来たての具をサンドして出すのだ。 当然、夕方にも、焼きたてのパンに揚げたての具をサンドして店に出す。 「お客様は、最初の頃は、夕方に、できたてのサンドイッチが出てくるとは思っていないので、サンドイッチを買うために夕方には来店しません。だから、夕方にできたてのサンドイッチを出す場合は、最初はロスを覚悟でやるしかありません。でもそれがある程度認知されてくれば、夕方に客を呼ぶ強力な武器になるんです」(松井さん) ShopData 店名トーホーベーカリー 住所東京都三鷹市下連雀1‐9‐19 電話0422‐43‐6311 営業時間午前7時〜午後7時 定休日日曜日、祝日 品目数約90品目 スタッフ製造常時9人、販売常時5人 店舗面積売り場13坪、厨房22坪 日商約55万円 |
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